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2024年3月19日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区神保町

つけ麺(醤油:1270円)+あいがけカレーライス(1170円)+きらく焼き4種類(1000円)

2023年1月オープンして、1年2カ月。ようやく行けました。
と言っても開店当初は、「きらく焼き」のお店としてスタートし、ラーメンもなかったのでRDB的には無関係のお店でした。それが、7月にカレーも提供するようになり、さらに9月からラーメンも提供するようになり、ようやく“書ける”業態になってきた、という変遷。
さて、このお店の商品開発をやっているのは「麺や七彩」(八丁堀)の阪田さん。今回も(というか、いつも?)厨房にいました。
当初は、きらく焼きを出す店だったのでグルメサイトでも“スイーツ”で登録されており、私もラーメンのついでに、と思って調べもせずに行ってみたら、臨時休業だったり、定休日だったり、というのが続きました(笑)。
9月から、稲庭中華そばも出し始め、私の本業でも「行かねば」となってようやく来ることができました。稲庭中華そばは他で何度か食べた事があるので他のメニューの登場を待っていたわけですが、つけ麺が出てきたので、それを食べてみよう、と思ったのでした。
今ではメニューが豊富すぎて、食べたい物がたくさん。ここの前にラーメンを一杯食べてきているので、迷った末に「稲庭中華そばのつけ麺(麺少なめ)」と「あいがけカレーライス」ときらく焼きをテイクアウトで4種類(あんこ、クリーム、キーマ、黒糖)注文。キャッシュレスなので要注意。私はPayPayで支払い。
稲庭中華そばの麺を茹でて水で〆たらおいしそうだな、とは思っていましたが、実際麺もよかった。さらにつけ汁がかなりおいしくて、麺少なめにしなくてもよかったとかなり後悔。胡椒が多めなのは「丸長」を少しインスパイアかな。時折口に入ってくる細切りチャーシューが「おぉ〜っ」と思わせるし、ナンコツつくねもいい。ラディッシュ、貝割などの脇役具材もいい感じに重要だし、がごめ昆布でトロミをつけてるのがまたいい。いろいろ工夫されていて素晴らしい。カレーもおいしい。狭い厨房でこの豊富なメニューをよく作れているなぁ〜と感心してしまう。焼きそばもおいしいらしいし、チキンライスもうまそうだ。でもそれらはRDBには関係なくなってしまうので、次回は担々麺か天津麺(これが2600円。蟹肉がたっぷり入っているからだとか。)かな。まだまだいろいろ食べたい物があるので、神保町に来たら、また寄ります!

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。