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2016年11月22日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市淀川区十三

ラーメン

昭和59年創業で昔食べたことがあったが、2年半前の十三駅前大火災で店が焼けてしまった。今年8月にようやく復活。久しぶりに食べに行ってきた。とにかく年配の常連さんが多い店。おばちゃんのお客さんも多い。

店名は「担担」だが、担担麺の店ではない。メニューはラーメン700円とライスしかなく、たぶん座ると出てくる。(私は心配なので頼んだ)ライスは無料(2杯まで)で卓上に置いてあるキムチやニラをのせて食べている人が多い。お店には「ラーメンのおかずにどうぞ」と書いてある(笑)。紅生姜も置いてあるがこちらはラーメンに入れている。

豚骨ラーメンには博多ラーメンや久留米ラーメンという知られたジャンルがあるが、「大阪豚骨ラーメン」というジャンルがあってもいいのではないかと思っている。「薩摩っ子」(1963年創業)「金龍」(1982年創業)やここ「担担」(1984年創業)がそうだ。20年ほど前に食べ歩きしたときは、ライト豚骨が多かった。そこにニラやキムチを加えて味変して食べるラーメン。特に飲んだ後に合う。こちらは営業時間も17時から24時まで。
ここのスープは実際は豚骨だけではなく、鶏も使っているようでライトな割には十分なコクがある。醤油タレも効いているのでパッと見、茶色いスープになる。
チャーシューは大きめの薄切りで数枚入っている。無料のご飯にのせればチャーシュー丼の出来上がり。ニラやキムチも当然ご飯に合う。でもここではご飯が「ラーメンのおかず」なのだ(笑)。もやしもしゃっきりアクセント。
十三で飲んだら、ここで締めるというのが定番コース。

お店データ

十三ら~めん担担

十三ら~めん担担

大阪府大阪市淀川区十三東2丁目11-6(十三)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。