【浅草橋で2軒合わせて創業186年の超老舗を連食】
「おとなの週末」(講談社)2月号に載っていて知らない店だった「鳳凰軒」(創業87年)に行ってみたら臨時休業。そんな投稿をSNSにしたら「浅草橋にはもっと古い「中華楼」もあるので、次回は連食でどうぞ」と教えてもらって連食。
と言っても、昼に「鳳凰軒」を食べ、日本ラーメン協会の事務所がまあまあ近いのでそこで会議を5時間やって夜に「中華楼」(創業99年)を食べた次第。浅草橋には「水新菜館」(創業125年、ただしラーメンは1972年から。既食。)もあり、寿司だと「美家古鮨 本店」(1808年創業)などがあり、浅草橋というのは歴史的に貴重な街と言える。
まずは「鳳凰軒(おおとりけん)」。本郷三丁目で創業し、1935年に浅草橋へ。1988年に香港風の自社ビルを建築。儲かっていたんだろうなぁ〜。そんな店を知らなかったとは・・・。現在は二代目のお母さん、長男の三代目、その弟妹という家族で経営。自家製麺、醤油ダレは白ワインが隠し味。油分が少なく、とてもあっさり。
メニュー名が「支那ソバ」というのが意外。首都圏で「支那ソバ」という名前で出しているのはほとんどが「かづ屋」関係。もちろんここは「かづ屋」よりも遥かに古い。
初代からの自家製麺は細ストレートで最近、北海道の小麦に変更したらしい。個性的で他とは違ったタイプの麺。スープは鶏ガラだが単調ではなく、あっさり薄味ながらも飲ませてくれるスープだった。餃子のモチモチ皮も自家製でおいしかった。支那ソバは550円でワンタンメンは990円。その差、440円と興味深かったのでワンタンメンにしたがワンタンも自家製でそれが8-9個も入っていた。チュルチュル食感が楽しい。
そして2軒目は「中華楼」。来年で100年。こちらは四代目。動物性脂肪を一切使用せず、高級植物性油のみで調理。浅草橋と蔵前の中間くらいにあるが、結構お客さんも入っている。そりゃ100年も続いているのだから人気なのだろう。
メニューを眺めて、チャーシューメンを頼もうとするとそれが無いばかりか、普通のラーメンも無い。あるのは調理麺(五目野菜のあんかけおそば、海老と青菜の塩味おそば、等)ばかり。でも、RDBレビューに叉焼麺を食べた人がいるので粘って聞いてみるとできるという。他に水餃子300円、焼売330円も注文。(叉焼麺1000円)
こちらのラーメンもあっさり醤油味で細麺。昔ながら、というよりは中国料理店で出てくるラーメン風。水餃子と焼売はまあまあ。伊丹十三監督の遺作『マルタイの女』でロケ地として利用されたらしい。
あとでわかったので聞けなかったが浅草に1908年創業の「中華楼」があったらしい。浅草「來々軒」より3年も古いじゃないか。いやはや。
















