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2017年7月10日の大崎裕史の今日の一杯

秋田県大仙市大曲

太麵中華

「麺屋十郎兵衛」(2010年8月6日オープン)の2号店で同じ敷地の並び(間に数軒の飲食店有り)にあり、2013年11月28日オープン。元々ラーメンブロガーであった店主の佐藤さん。「十郎兵衛」は「とみ田」に感動し、豚骨魚介の店を始めた。そしてこちらもインスパイア的なメニューが並ぶ。基本の煮干中華は、都内・青森・角館あたりの影響か。そしてこの「太麵中華」700円はラーメンマニアなら食べてみるとすぐに気が付く「ケンちゃんラーメン」インスパイア。以前、限定で出していた「マサちゃん中華そば」をアレンジして定番メニューに昇格したもの。
麺はその名の通り太麵で茹でる前に手揉み。やや平打ちの縮れ麺になっている。ワシワシと喰え、ボリューム一杯で満足度も高い。麺を啜って唇を通過する時の食感と喉越しが心地良い。
スープはややあっさりめだが背脂がたっぷり加わっているのでこってり感も十分。チャーシューやメンマもこのメニューに合っており、本家の味とは違ってはいるものの、知っていても知らなくても楽しめる一杯。限定メニューも頻繁に出しており、今回のように定番に繰り上がるものもあれば、メニュー落ちするのも出てきそう。近所だったら、そんなメニューの出入りも楽しめるんだが、なにぶん東京からだと遠すぎる。このメニューも次に行った時に残っているかどうか?

お店データ

自家製麺 佐藤

自家製麺 佐藤

秋田県大仙市大曲上栄町14-14(大曲)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。