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2026年1月1日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区大崎

生七味中華そば(890円)

新麺明けましてあめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
昨年は『ラーメン界M&A元年』と呼ばれるようにM&Aが目立ちました。
主なM&Aは、下記の通り。
・一風堂(力の源ホールディングス)が味噌ラーメン店「楓」と「奏」など8店舗を運営するライズ(東京都大田区)を2025年4月1日付で買収し、子会社化。
・CS-Cがラーメン店を8店舗経営するのプレディアを子会社化。直営「拉麺 江戸壱」をオープン→「麺屋周郷 鶏のとりこ」にリニュアル。川崎に「すず鬼」プロデュースの「すず鬼直伝 スタミナらーめん かわさ鬼」をオープン。その他の運営店舗は「麺うらた」(自由が丘)「ほっかい尾山台」「西海」(目白)「塩そば 一榮」(自由が丘)「汐屋 だい稀」(都立大学)「熊源」(市ヶ谷)「みそ熊」(自由が丘) など。
・ラーメン店「一刻魁堂」などを展開するJBイレブンが、つけ麺専門店「フジヤマ55」(55Style)を買収・子会社化。
・株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、つけ麺店「狼煙(のろし)」を運営する株式会社狼煙(埼玉県さいたま市)の株式を取得し、連結子会社化。グループ内でヌードルブランドユニットを構成するYUNARI(つけめんTETSU、他)、一幻フードカンパニー(えびそば一幻)、遊鶴(ごまそば遊鶴、橋本製麺)の3社との連携により、食材等仕入れの効率化、メニューの共同開発、店舗運営ノウハウの共有、人財交流の活性化などを図る。
・株式会社あみやき亭が焼肉・ラーメン店(「京都ラーメンたかばし」など)を運営するクーデションカンパニーを子会社化。
・魁力屋が「肉そばけいすけ」「札幌みその」などを運営するグランキュイジーヌ社を子会社化。さらに「三田製麺所」「伍福軒」を運営するエムピーキッチンホールディングスを子会社化。
・株式会社ガーデン(「壱角家」「山下本気うどん」「てらッちょ。「一竜」」など)が「萬馬軒(まんばけん)」事業を買収。
・株式会社松屋フーズホールディングスが、株式会社松富士(「六厘舎」「舎鈴」「ジャンクガレッジ」「トナリ」他)の全株式を取得し、完全子会社化。

魁力屋の連続M&A発表にも驚きましたが、年も押しせまった12月中旬に発表された「松屋が松富士を買収」のニュースにはビックリを通り越しました。「吉野家」がラーメン店や製麺所の買収で話題になっていましたが同業の「松屋」が100店舗を超える「松富士」を買収したことはラーメン好きだけでは無く、飲食業界及び経済界でも話題になったニュース。牛丼戦争が「牛丼&ラーメン」戦争になり、今年以降のラーメン界の動きも活発になりそう。松富士代表の三田さんはラーメン店を始める前に「松屋」で働いていたこともあり、「松屋愛」も大きかった。そんな中でのこのニュースは驚きや感動を超えて、複雑な思いで一杯でした。今年のラーメン界はどんな動きになるのか、楽しみです。
今年もラーメンをよろしくお願いいたします。

お店データ

六厘舎 大崎店

六厘舎 大崎店

東京都品川区大崎2-11 ウィズシティテラス1F 103号(大崎)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。