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2019年7月2日の大崎裕史の今日の一杯

東京都杉並区下井草

鶏白湯味噌ラーメン

「初訪時に何を食べたらいいですか?」とよく聞かれる。
そんな時はメニューの一番上(縦並び)か一番右(横並び)。
券売機なら左上と答える。基本メニューやオススメメニューがそこにあることがほとんどだから。
ところが、この店の券売機の左上は「特製トッピング」300円だった。珍しい。私の経験だとたぶん初めて。
一段目のトッピングを除いて左上に位置する「鶏白湯味噌らーめん」850円を注文。
写真付きポスターのメニュー表でも鶏白湯味噌が一番目立っていたし。

2019年6月27日オープン。
ラーメンデータベースレビュー情報によると井荻の「どんどんどん」で働いていた方がいるらしい。そこは喜多方ラーメンだったのでラーメンの方向性はまるで違う。こちらは鶏ベースで清湯が醤油(鶏中華そば780)、塩(830)と味噌(850)は白湯。京都の京桜鶏の親丸鶏とモミジを香味野菜と共に炊き上げたスープ。
味噌は鶏白湯スープにじゃがいもを溶かし込んだものでスープ多めのまぜそば状態。ドロドロだが決してくどくなく、さっぱりとは言わないまでも軽やかなのはじゃがいもだからか。麺は多加水細目の縮れ麵でスープを絡めて持ち上げてくれる。
塩は鶏白湯にアサリと昆布を加えているらしい。醤油は鶏清湯に弓削田醤油を使用。麺は多加水細ストレート麵で他とは違う。他にまぜそばがあり、そちらは中太ストレートもっちり麺。3種類の麺を使い分けていることになる。
トッピングは豚チャーシュー1枚(ほとんど脂身だったがこれがおいしい)、鶏チャーシュー2枚、メンマ、青ネギ、紫玉ねぎ海苔。
西東京市にある「炭火焼鳥Dining あかり」から花が届いていたので何か関係あるかも?

お店データ

RAMEN TORICO

RAMEN TORICO

東京都杉並区下井草3-41-7(下井草)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。