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2018年5月2日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区新橋

4月12日の「今日の一杯」で既報通り、「人手不足のため、2018年4月21日をもって閉店」となった「ラーメン二郎 新橋店」。そこの元店長(閉店まで店長)が独立して4月3日にオープンした店が「麺屋味方」。二郎の閉店とこちらのオープンが二週間強、重なっているのが面白い。どうやって同時営業していたのだろう?

「ラーメン二郎新橋店」は2011年9月のオープン。なので営業期間は6年半だが、「麺屋味方」店主の「二郎経験」は10年以上あるという。そう、ここは「歌舞伎町店」や「池袋店」と同じ経営だったのだ。なので歌舞伎町か池袋での経験もあると言うことだろう。

5月1日の13時に店前到着、6番目。すぐに後ろも増え、10人になった。
正確を記すために写真のタイムスタンプを参考にしよう。
13時04分:到着して外観を撮った。
13時24分:待ちの先頭になったのでGWのスケジュールを撮った。
13時30分頃に着席、注文。
13時39分:ラーメン到着。
13時50分頃に食べ終え、近くの14時待ち合わせ場所に急ぐ。

外観はかなりカフェっぽい。二郎っぽさがないどころか、ラーメン屋さん風でもない。店内もそう。厨房を覗くと二郎っぽさ満開!カウンターは狭く、奥に行く時はカニ歩きが必要。隣の人と肘がぶつかるギリギリくらいの幅。

ゆっくりやってるわけではないが、かなり時間がかかる。行列の場所は日よけがないので夏場はかなりきつそう。今日ですら、かなり暑かった。カウンター6席でベストな回転とは言えないのだろう。カウンターの端席は行列から食べるところがよく見えるので恥ずかしがり屋はその席を譲った方が良さそう。

ラーメン(麺250g:増量可、注文時に確認)700円
(無料トッピング 野菜・ニンニク・アブラ・カラメ)
ラーメン汁なし(麺250g)700円
(無料トッピング 野菜・ニンニク・アブラ・カラメ・フライドオニオン・マヨネーズ・ゆずコショウ・ごま油)
ラーメン(辛)700円
つけめん700円
などがあり、ラーメンを野菜・カラメ・アブラで注文。

丼がめっちゃでかく、混ぜやすいが一瞬たじろぐ。寸胴の回りはかなり年季が入っており、新橋店から持って来たのだろうか?(となると営業のかぶり時はどうしてたのだろう?)

麺は二郎で使う小麦粉(オーション)と同じ自家製で丸太麵。スープは少なめでかなりオイリー。私はアブラ増しで注文したが油よりも背脂の塊が増えるので油分はデフォでも相当多そう。カラメにしたので味濃くて当然だが野菜増しにするとこれくらいがいい。

とにかくチャーシューがでかくて柔らかくておいしい。100円でブタ増しにするとさらに2枚増えるのでかなり腹が膨れること間違いなし。野菜はある程度の量をスープの寸胴に入れて茹で、早いタイミングでそれを使う。これもオイリーの要因であるが、野菜にも味が付くのと逆に野菜の甘味がスープに加わるのでいい。

700円でこの内容はかなり満足。チャーシューのインパクトが強いが近ければ、通いたい。私は「ラーメン二郎 目黒店」がホーム。それとの比較で言えば、広義では「二郎系」だが狭義では「まったく別物」である。ただ、どちらもおいしい。

ここで面白いのは、朝の7時から9時にラーメンに使うチャーシュー(豚)をサンドイッチにして発売すること。このチャーシューがやたらうまいのでこのサンドイッチも絶対にうまいはず。買って食べてみたいがその時間に新橋にいることがなかなかないのが残念。

お店データ

麺屋 味方

東京都港区新橋4-6-10(新橋)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。