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2017年8月26日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区学芸大学

白だし鶏そば

開店当初、ブロガー泣かせの日替わり(醤油・塩)だった。それは人不足だったこともあり、一時期的な対処で今では醤油も塩も常時定番メニューになっている。
ところが、余裕が出てきたのか、次なる日替わりメニューが出ていたのに最近気が付いた。月曜火曜が淡麗煮干そば、木ー日曜が白だし鶏そばである。
「八雲」の白だしが大好きな私はこの言葉に敏感に反応してしまう。
そして今日、白だし鶏そば1000円を食べてきた。
結論から言うと、限定メニューのように手間をかけ、すこぶるうまい!
正直、最初は千円?と思ったが、いつもの鶏チャーシュー、低温調理の豚チャーシューが2枚、そして炙り鴨チャーシューがのっている。柚子片もある。青ネギが散らばらせてあり、とろろ昆布も。丼端には酢橘。これは季節によって変えているらしい。もうこれだけあれば十分、千円でも安く感じる。麺は通常の醤油・塩とは変えており、煮干し・つけめんと同じもの。麺屋棣鄂製であることや全粒粉は一緒だが、印象はかなり違う。とろろ昆布を食べずに置いておくとスープを吸ってしんなりしてくるので、スープと一緒に完食完飲。無理にスープを飲み干すわけではなく、気が付くと全部食べ終えている、という感じで満足度も高い。
煮干しそばは他でたくさん食べているのでここではいいかな、と思っていたが、ここまでどれもおいしいと煮干しも食べなければ、という気になってきた。どのメニューも実にレベルが高い。

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。