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2019年2月13日の大崎裕史の今日の一杯

神奈川県横浜市中区桜木町

味噌

あの「すみれ」が横浜野毛に2月13日オープン。
今、札幌以外で「すみれ」を食べられるのはここだけ。

私と「すみれ」の出会いは、1994年3月新横浜ラーメン博物館のオープンである。それはそれは衝撃的な出会いであった。「すみれ」が好きになって札幌の本店にも行き、もちろん「純連」にも行った。そしてその両店で修業し、独立したお店も片っ端から食べた。いつしかそういう店を「純すみ」系と呼ぶようになり、それらも可能な限り食べた。

「純連」は村中明子さんが1964年に創業し、「純連」と書いて「すみれ」と読ませていた。そんな昔にあんなこってりラーメンを誕生させていたのだからすごい。しかし、明子さんは引退。「純連(じゅんれん)」として長男が受け継ぎ、1987年に創業。「すみれ」として三男が受け継ぎ、1989年に創業し、1994年のラ博出店で大ブレイクを果たすのである。その後、2004年10月に一度ラ博を卒業し、2012年8月に驚きの復活、さらに2018年12月でまたしても卒業。

今年で「すみれ」30周年。そんな記念すべき年に横浜野毛出店。28席(カウンター10席、テーブル18席)あるやや大箱。それでも並ぶようになりそう。

味噌900円を食べたが、村中さんがいて、そんなに混んではいない時に作ったものなので「さすがすみれ!」な味わい。塩も醤油も食べに来なきゃ。また、マニアを喜ばせるのか泣かせるのか、「村中社長のラーメン」980円というメニューがある。これは村中さんがいて作ってくれる時だけのメニュー。「季節のラーメン」950円というのもやるとか。スタッフはラ博時代のメンバーが中心。新店だがベテラン揃い。

なお、2階も「Produce By sumire」のBAR「nob」になっており、すすきのと同じように上下で「ラーメンとBAR」がある形態。(Barは3月30日オープン予定。しかもラ博の「喫茶&すなっく Kateko」のママが担当するんだとか(驚))一階が落ち着いたら2階への出前も考えるそう。

お店データ

すみれ 横浜店

すみれ 横浜店

神奈川県横浜市中区野毛町1-26-5 野毛サーク1F(桜木町)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。