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2022年1月5日の大崎裕史の今日の一杯

東京都千代田区東京

雲呑麵

せたが屋グループの「中華そば 福味」が12月24日、「極上中華そば 福味」にリニュアル。早速、リニュアル当日に食べてきた。

まずは、おさらいから。
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2019年3月5日、「 KITTE丸の内B1Fキッテグランシェ」にオープン。
ラーメン職人であり、ミスターラーメンと異名を取ることもある前島司氏が率いる「せたが屋グループ」の最新ブランド。店舗を増やす毎に味を変え、革新的な発想でラーメン界に新境地を開拓してきた前島氏。羽田にあった店舗の2号店だが今回の出店を機に、味やコンセプトも変え、まったくの新店として新たな息吹を注ぎ込んだ。
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その肩書きに「極上」が付き、どのように変わったか?
新店を数多く食べている人には多少の“既視感”があるかもしれない。いわゆる鶏清湯あっさり系醤油味。
『銘柄鶏「信玄丸鶏」の旨みを最大限に引き出したクリアな清湯スープは、思わず最後まで飲み干したくなる芳醇で贅沢なスープ。このスープを際立たせる醤油ダレには、岡直三郎商店の日本一醤油、小豆島ヤマロク醤油、三州三河みりんをブレンドし、極上の一杯に仕上げました。』とのこと。確かに上品でおいしい。幅広い層に受け入れられる味と言えよう。前島さんが先頭に立って作り上げる前衛的な新ブランドでは無く、『東京駅前』という立地で休み時間なしで提供できる『極上』の中華そばを考え、その答えだ。

麺は『のど越しの良い食感と、噛みしめるほどに感じる素材の甘みが特徴の福味ストレート細麺。北海道産小麦「北ほなみ種」を使用した自家製麺。』

頼んだのは雲呑麵1010円。(中華そばは870円)
なかなかおいしかった。前島さんがいたので聞いたら、店長に『東京駅のこの場所で多くの人に喜んで貰えるラーメンを作りなさい。原価は多少かかってもいいから。』と指示し、できあがったラーメンを実食してOKを出したとのこと。ここの集合施設は現在「四川担担麺 阿吽」「東京スタイルみそらーめん ど・みそ」「松戸富田麺絆」を含めて4軒。近いうちにもう一軒入るらしいが、個性的な店が多いのであえての王道一直線の極上中華そばを提供している。

大好きな「よだれ鶏カレーライス」580円が残ってくれたのが嬉しい。もっと知られたら人気のサイドメニューになるのに。。。

ところで、この日は「松戸富田麺絆」に20人くらい、「四川担担麺 阿吽」に10人くらい並んでいた。緊急事態宣言明けから少しずつ戻ってきたらしい。

お店データ

極上中華そば 福味 東京駅KITTE店

極上中華そば 福味 東京駅KITTE店

東京都千代田区丸の内2-7‐2 KITTE丸の内B1Fキッテグランシェ(東京)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。