立川駅南口で、ラーメン店4店舗が集う集合施設「らーめん たま館」。様々なタイプのラーメン店が登場するこちらに、2020年10月に開店したのが「煮干鰮ラーメン 圓」。2009年に八王子で開店したこの店は、創業した田中店主が2020年2月に引退し、立川「鏡花」の町田店主が二代目店主になって営業再開。店名を受け継ぎながら、町田さんのアプローチで煮干しの魅力を伝える味を紡いでいる。開店直後の「たま館店」で「濃口煮干鰮らーめん」をいただきましたが、夏季メニューが販売開始されたと聞いて食べに行きました。
それがこの「氷結煮干麺」。冷たくしても煮干しの味わいと軽い苦みを感じるほど、存分に煮干しを煮出した出汁の上に、凍らせて砕いた煮干し氷が敷き詰められている。三河屋製麺の中細ストレート麺は、茹でた後に冷水でしっかりと締めたので、シコシコしつつツルッと啜れる口当たりの存在感が、冷たい煮干しスープにも、更に冷たい煮干し氷にも負けていない。丼の中心にのっている、細切りチャーシュー・茎ワカメ・ネギもしっかりとマッチし、脇に置かれた半熟味玉が舌を休ませてくれる。
そこに更なるアクセントとして加えられるのが、別皿に入れられた具入りラー油。半分くらい食べてから入れて、後半に味の変化を楽しみたい。煮干し氷の上からかければ、徐々に辛みが加わっていく様子を楽しめる。これだけ氷をのせれば冷たさは万全。「煮干しラーメン」と「かき氷」の両側からインパクトを広げてくれる一杯。凍らせた煮干し出汁が真夏の体をしっかりと冷ましてくれるはず。
















