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2023年6月1日の大崎裕史の今日の一杯

特製ラーメン

2023年3月16日にリニュアルオープン。
あまり変わってなかったら行くのは先延ばしにしようとレビューをチェックしていた。気が付いたら2カ月近く経ってしまった。
情報って、大事だなぁ〜と思う。
間違いや推測もどんどん流れていく。
鶏ガラと書いている人もいたので、私の味覚も衰えたなぁ〜と思いながら、お店の人に聞くとスープは豚骨のみ。
よかったぁ〜、合っていた。
そしてこんなレビューも発見。
『ショッパくてライスが進みそうな味わい、どことなく「ちゃん系」にも似通った味、好みです。』
60歳過ぎてから塩分が強めに感じることがあって「歳だなぁ」と思っていたが、40代50代でもしょっぱく感じるようです。少し安心。しょっぱウマですね。そしていくら外観が『ちゃん系』に似ているからと言って味まで似てるとは思わないでしょう。味の傾向は全然違うし。。。。ん?まてよ、そう言われてみると確かにこの味とちゃん系と、どこか遠くに共通項があるような気がしないでもない。味はまったく違うのに。面白い。
ノスっぽさも共通項なんだなぁ〜。
また別の人はこんなことを。そう、ちゃん系に似た感じということはノス豚骨的な要素もあるわけだ。
『九州の地方にあるようなノス豚骨といった印象でそんなチープ感が逆に都内では新しく感じる』
確かに豚骨のみだから、九州を思い浮かべてもおかしくはない。でも、博多とは違うし、久留米や熊本とも違う。佐賀、、、、あ、佐賀に少し似たところがあるかも。卵黄のビジュアルだけではなく。麺が違ってかなり柔らかめなので全体的には違うが、遠くに佐賀を感じさせる。作り手の頭の片隅にあったのかもしれない。
つけ中華もこのスープを使うらしく、この豚骨スープのつけ麺はなかなか想像できないので食べに来るか、あるいは誰かのレビューを待つか。
他の人のレビューを食べる前に見るのと食べた後に見るのと、いろいろ参考になったり、勉強になったりする。自分の感じ方と同じ内容で妙に納得したり、自分の予想も付かない表現に最初は違和感を感じながらも、そういう視点で見ると新しい何かも見えてきたり。
食べ歩き55年、まだまだ道半ばである。

お店データ

白濁中華そば・つけ中華 バラそば屋 中野本店

白濁中華そば・つけ中華 バラそば屋 中野本店

東京都中野区中野5-59-14(中野)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。