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2024年1月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区広尾

ラーメン+チャーハンセット1200円+チャーシュートッピング200円

白金高輪の桜田通り沿い、古川橋交差点からすぐのところにあった「盛運亭」が広尾に移転し、2024年1月6日オープン。
偶然開店初日に行けたのだが、いろいろあって投稿を控えていた。

まずは「盛運亭」の歴史から。
1983年創業。鹿児島で修業し(修業先は未確認)、開店当初は白濁した豚骨ラーメンを出していたようだ。あまり売れずにメニューをリニュアル。醤油ラーメンやタンメンを提供するようになる。環七で豚骨ラーメンを提供し、ブレイクした「なんでんかんでん」の創業が1987年なので辛抱強く出していれば、豚骨ラーメンブームに乗っかれたかもしれない。

また白金高輪駅開業は2000年9月でそれまでは麻布十番あたりを含めて“陸の孤島”と呼ばれたりもした地域。私は1990年代に偶然見つけて食べて、チャーシューのおいしさに感動。それ以降、会社からタクシーで1500円〜2000円くらい払って昼に食べに行ったこともあるくらい。近くの「大宝」とセットで食べたりもした。

また、タモリに好かれていた店としても知られ、テレビ番組「タモリ倶楽部」の空耳アワーのロケ地として使用されたりもした。

それが店主高齢だったか、再開発だったかで2023年10月25日、40年の歴史に幕を閉じた。何度も食べた店だったので寂しく感じていたのだが、なんと広尾で復活したのだ。どうやら、経営が変わったようだ。

新規オープンの場所は明治通り沿い天現寺交差点近く。都営バス『広尾病院前』バス停の目の前。開店日が土曜だったからか、私が到着した13時53分で10人待ちの人気。席数も多そうだったし、すぐに入れるのでは?と楽観して並んでいたが、なかなか進まず、店内に入れたのは30分後。しかも注文して出てきたのは、さらに30分後。頼んだのはラーメン+チャーハンセット1200円にチャーシュートッピング200円。

初日で予想以上にお客さんが来てしまったからだろうか、かなり厨房はバタバタ状態。私の所にはまずラーメンが到着し、チャーハンが到着、チャーシューが別皿で到着した。そこで自分でチャーシューを盛り付けて撮影した次第。
ラーメンの印象やチャーシューのイメージも変わっていた。チャーハンは確か、同じ人が鍋振りしていたように思う。それもあり、味は良かった。創業店主は見えなかったが、途中、厨房の奥から出てきて姿が見えたが調理には関わってなかった。
新体制の「盛運亭」と言っても良いだろう。私にとっては行きやすく、近くなったのはありがたい。
少し落ち着いた頃、慣れた頃にまた行ってみようと思う。

お店データ

盛運亭

盛運亭

東京都渋谷区広尾5-25-6 シャトー広尾 1F(広尾)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。