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2020年9月1日の大崎裕史の今日の一杯

東京都港区六本木

鶏節あぶら麺+鶏唐揚げ

2020年8月24日オープン。一風堂六本木店のはす向かい。
1964年創業の老舗ふぐ料理専門店「大友」が自社ビル1階で以前は「ふぐラーメン」を出していたが、「天ぷら」業態を間に挟み、今度は新業態で鶏を使ったガッツリ系ラーメンを出してきた。店名が「油は快楽」とアバンギャルド。黄色バックに黒文字や赤字使いは明らかに「二郎」を意識していると思われるが、二郎の文字はもちろん一切無い。(と思ったら公式Instagramでバリバリ使っていた。)
ラ−メンデータベースではオープンしてから1週間、誰もレビューが無く、写真が載らずに寂しかったので「じゃぁ私が行って撮ってこよう」と行ってみたら、11時46分着で12人待ち(驚)。ちゃんと人気なんだ!
約40分で着席。12人を座らせるまでに40分とは回転が悪い。食べ終わるまでに1時間ちょいかかったので時間あたり12人しか消化できてないことになる。これで商売になるのだろうか?と心配してしまう。
店内は壁に向かったカウンター4席、2人卓x4だが、二人組以外の相席は無し。なので事実上、8席で回している感じ。コロナ対策は消毒やアクリル板、距離感など十分。

主なメニューは
鶏あぶら麺 850
鶏節あぶら麺 1000
激辛鶏あぶら麺 900
鶏節激辛あぶら麺 1050

※麺の量は無料で選べます。(ゆで前)
小150g、中300g、大450g

※無料トッピング
ニンニク、ヤサイ、ショウガ、アブラ

元祖鶏らーめん900(限定20食)

鶏節あぶら麺+鶏唐揚げをニンニク少し、ショウガ・ヤサイ・アブラで注文。
豚Wみたいな豪快なビジュアルを撮りたかったのだが、追加の唐揚げは別皿だった(笑)。

鶏節が多めで他の具材が見えにくくなってしまった。唐揚げ(1枚をカット)とヤサイ(もやしとキャベツ)、背脂、スープ状のもの(タレ?)が下の方に少し。混ぜながら食べる。麺にも白いソース状の液体がかかっていた。(これも油か?少しなめてみたが不明)麺は極太縮れでおいしい。

いわゆるまぜめんと言って良いと思うがなかなかおいしい。ガッツリ系というよりも上品な感じの旨味。油そばとも違った印象でユニーク。150gでも唐揚げを追加したからか、十分な量だったが中の300gだったらお腹いっぱいは間違いない。唐揚げもなかなかおいしいし、今度はいけるかも?
でも、そんなに簡単にこういうスタイルで成功させちゃっていいのか?という気持ちも少々。
せめて「ふぐラーメン」のガッツリ系だったら絶賛したかも。

お店データ

油は快楽

油は快楽

東京都港区六本木4-10-4 HPビル1F(六本木)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。