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空を覆っていた梅雨雲が去り、今年初めてギラギラと夏の太陽が照りつけた土曜日(5日)。猛烈な蒸し暑さの中仕事から引き上げ、カミさんと豊洲「永利」へ。 このお店の本店は池袋、日本人に媚びた味付けをしない、しかも広東、四川、北京でもない、「東北」料理を本場そのままの味で出すことで有名です。週末店をのぞくといつも満席でしたが、この暑さのせいか、今日は空席がチラホラ。注文は「四川担々麺」(840円)。 やはりおクニの味に近いのか、お客さんは中国の方が多いようで、日本語がほとんど聞こえません。店員と各テーブルのやりとりもほとんど中国語、ホント中国旅行しているような気分。カミさんと、「イカとブロッコリーの塩炒め」なぞつまんでいるうち、丼到着。 では、スープを一口……非常に上品な芝麻醤の甘み、その甘みを背後から突き破るように、ググッと重量感のある辛味が広がります。この辛味が結構深い。切れ味の良い辣油の辛味に、スープの旨みをまとった一味が絡み、さらに重みのある別の辛味が、全体を落ち着かせています。最後の辛味は、スープに沈む2本の鷹の爪からにじみ出たもののよう、それに加えほのかに山椒や八角の風味も絡んで、なかなか奥行きのある味わいです。ただし……ベーススープが優しめなのか、もう一つコクが足りないような気もしますな。 麺は中太縮れで、柔らかめのゆで上がり。しかし、麺自体の優しい甘みに、シッカリと吸ったスープが馴染んで、これはこれでアリですな。具材はシンプルに、挽肉と青梗菜。挽肉の味付けにうまく「抑え」を効かせて、スープとキレイにバランスさせるあたり、「並の腕」でないことを感じさせます。 なかなかどうして、評判通り「本物」を感じさせる味わい。これでベース・スープのコクをグッと上げれば、文句なしで「一流」の味といえましょう。もっとも、膨大なメニューを誇るこのお店、他の料理にも使うスープでしょうから、担々麺だけの都合で変える訳にもいきませんか……しかし、「ラーメン不毛地帯」の豊洲で、ようやく出会えた本物の一杯。ちょっと上機嫌の、オジさんなのでした。
おはです。 中国東北料理・・・、全く聞いたことがありません(汗)。 芝麻醤がなかなか良さそうですね。 辛さも突出してるわけではなさそうですし。。 習志野方面、最近自転車なので訪問する機会が多いです。 聞いたことの無い店でもmilesさんのレビューが多いことに改めて気付きました。 非常に助かってます。 未登録店もまだまだありそうなので、最近は新店を探す楽しみも増えました。 相変わらずお忙しいようですがたまには千葉にもお越し下さい。 時間があえばご一緒したいですね。。
このお店の本店は池袋、日本人に媚びた味付けをしない、しかも広東、四川、北京でもない、「東北」料理を本場そのままの味で出すことで有名です。週末店をのぞくといつも満席でしたが、この暑さのせいか、今日は空席がチラホラ。注文は「四川担々麺」(840円)。
やはりおクニの味に近いのか、お客さんは中国の方が多いようで、日本語がほとんど聞こえません。店員と各テーブルのやりとりもほとんど中国語、ホント中国旅行しているような気分。カミさんと、「イカとブロッコリーの塩炒め」なぞつまんでいるうち、丼到着。
では、スープを一口……非常に上品な芝麻醤の甘み、その甘みを背後から突き破るように、ググッと重量感のある辛味が広がります。この辛味が結構深い。切れ味の良い辣油の辛味に、スープの旨みをまとった一味が絡み、さらに重みのある別の辛味が、全体を落ち着かせています。最後の辛味は、スープに沈む2本の鷹の爪からにじみ出たもののよう、それに加えほのかに山椒や八角の風味も絡んで、なかなか奥行きのある味わいです。ただし……ベーススープが優しめなのか、もう一つコクが足りないような気もしますな。
麺は中太縮れで、柔らかめのゆで上がり。しかし、麺自体の優しい甘みに、シッカリと吸ったスープが馴染んで、これはこれでアリですな。具材はシンプルに、挽肉と青梗菜。挽肉の味付けにうまく「抑え」を効かせて、スープとキレイにバランスさせるあたり、「並の腕」でないことを感じさせます。
なかなかどうして、評判通り「本物」を感じさせる味わい。これでベース・スープのコクをグッと上げれば、文句なしで「一流」の味といえましょう。もっとも、膨大なメニューを誇るこのお店、他の料理にも使うスープでしょうから、担々麺だけの都合で変える訳にもいきませんか……しかし、「ラーメン不毛地帯」の豊洲で、ようやく出会えた本物の一杯。ちょっと上機嫌の、オジさんなのでした。