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「タンメン(650円)」@元祖十八番の写真新・東京横濱ノスタルジックラーメン紀行 其の五

 「十八番」を二回、続けた。今日は「元祖 十八番」だ。

 で。しょぱいのだが。

 炒め野菜にトンコマ入り。塩味のスープ。平打ちの太麺。

 「タンメン」の定義だ。誰がなんと言おうと、それが正統派タンメンだ。此処のタンメンはまさに正統派。ただ、やけにしょっぱいし、なんと言うか、例えば「味覇」的ではある。だから、逆に言えばしっかりしたスープ。麺は噛み応えのある太麺で、街中華であることを考えれば、何も言うことはない。シャッキとした食感を残した炒め野菜&トンコマがイイ。

 なんと言っても、RDB登録だけでも六十以上もある「十八番」の「元祖」である。元祖、だ。最初に始めた人、の意味だ。だから、全国にある「十八番」の中で最も歴史があるんだ。

 多分。

 店内外は、精々築十五年? 程度で、ソコソコ新しい。中もキレイだ。創業年を調べたが、どうしても見つからない。「何十年も営業」している、という記述はあったから、十五年とか二十年とかのレベルではないだろう。

 例えば「大勝軒」。茅場町にある 中国料理 大勝軒 は大正3年創業だ。都内最古参のラーメン提供店である。 中野大勝軒 は昭和26年で、永福系では 永福町大勝軒 が昭和30年の創業だ。で、平成になってから新規開業した「大勝軒」なる店が「元祖」を名乗ったら、間違いなくネット社会では騒ぎになる。まあ、登録された商標ではないから、何と名乗のうが自由ではあるが。
 
 神奈川県だけでも八店存在(RDB登録のみ)している「十八番」。あとから開業して「元祖」と名乗ったら・・・そりゃ今の時代だ、誰かが必ず問題視するだろう。だけど、ネット上にはそんな情報などまるで存在しないから、ともかく、他所の「十八番」からクレームが来ないほどの、歴史は相当あるんだろう。

 店に行って聞けばいい。と思ったのだが。

 店主さんらしき方が厨房で忙しく鉄鍋を振るっている。ホールにいる二人いる女性だが、平日のランチタイムだから声を掛けるのも躊躇する。というより出来ない。

 此処は夜中の三時まで営業しているし、餃子がとても有名だという。「東京の銀座、大阪の千日前、京都の新京極と並ぶ伊勢崎モール(商店街HPから)」と並行する一本脇に入った道にあるから、人の往来も多い。地元の方々はどこが安くて旨いなんてことは十分過ぎるほど知っているのだ。

 メニュー表の上段には定食類が並び、麺類は下段。だから客は殆ど定食類だし、麺類だと餃子も付ける。街中華というよりは「大衆中華」が相応しい。

 酒と化粧のにおい。煙草の煙が漂い、嬌声と笑い声に包まれるんだろう、此処もまた、夜ともなれば。

 この先の、京急線黄金町駅近くにボクの定宿、までは行かないが、月に2~3回宿泊するビジネスホテルがあるんだ。泊まる晩の夕飯は、マックとコンビニのサラダが多いのだが、この店を知ってしまうと。

 次回泊まるとき、荷物を置いて、シャワーを浴びて。ボクも、もしかすると、此処で嬌声と笑い声を此処で聞いているかもしれないネ。

 次回は閑静な住宅街に忽然と現れる、都内のあの老舗に向かう。

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

ぶるぢっちゃんのウワサの町中華さん、こんばんは。

やはりここに行きましたね。
少し塩っぱいんですか。なるほど。
何となく、ビール+タンメン+餃子で幸せになれそうな気がしてきました。

ぬこ@横浜 | 2016年11月7日 17:42

太麺と豚コマはさておき、他の定義には賛成ですw
元祖論争、こういうの、日本は鈍いっすねw
私の貧しい学生時代を支えてくれたのも、こういうメニューなんですよね。
なというか、麺料理というより、料理そのものとして在り方を考えちゃう。

GT猫(ひっそり活動中...) | 2016年11月7日 17:59

こんばんは!

やはり此方にいらっしゃいましたね!
どこが「元祖」かと言う点も気になりますが、「なぜ『○○番』と数字の店名が多いのか」という
疑問も同じくらい気になります。
なぜ「十七番」や「十九番」ではなく「十八番」なのか?
「五十五番」(ゴジラ松井の背番号)とか「百十四番」(某銀行と同じ番号)はあるのか?
気にしだしたらきりがないですね。

尼茶(血圧やや良化^^;) | 2016年11月7日 20:23

こんにちは
このレポの文面も、お店に負けないくらいの「味」がありますね。
楽しく読ませていただきました。

おゆ | 2016年11月8日 16:31