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熊本ラーメンも研鑽が続き、色々なお店が立ち並ぶ中、桂花は未だ下通で存在感を発揮しまくっています。
人気店です。
飲み屋街の外れにあるので、飲んだ後のお客さんが多いのは当然として、ランチタイムなんかにも時には行列が出来ていたり。
桂花は桂花。破産後、東京の桂花は味の方向性をやや見失ってしまった感がありますが、地域にしっかりと根差し、愛され続けています。
『伝統ある味に触れられる、優しさの詰まったラーメン』
おっしゃる通りと思います。
Dr.KOTO | 2017年2月5日 23:42
雨垂 伊砂
タバサ
Menzo
としくん
めんずクラブ






東京の古い豚骨ラーメン屋さんの味を再確認として来てみました。
外観はいかにも新宿の雑居ビル的な雰囲気で、お店が地下な事もあり昨今のラーメン屋とは違う独特の雰囲気があります。
店内は豚骨臭が充満しており昭和を思わせる色合いと造りでした。BGMが80~90年代洋楽なのも相まって懐かしい空気です。
人気の太肉麺等も捨てがたいですが、やはりスタンダードで「桂花拉麺」をポチッと。
席に着きプーアル茶を飲みながら桂花の歴史の冊子を読むと、今でこそ知名度のある「マー油」って桂花発祥で魔法の油(魔油)という意味でつけられていたのですね!ビックリ!
スープは記憶とは違い随分軽いサラサラなもの、厚みは無くてコクもあまり無い…。最後に食べたのは十年ほど前で少し濃いイメージがあったのですが、その頃は色々なラーメンを食べていなかったからかもしれません。
冊子に「毎日食べられるラーメンに~」と書いてありましたが、そういう意味合いではサクッと食べられるファーストフード的な趣はあります。
醤油ダレが前面に出て、次にマー油の風味、豚と鶏の白湯は控え目に支えるイメージ。所謂醤油ラーメンに近いと思いました。
麺は中太ストレート、自家製麺だという事を冊子で初めて知りました!
スープとの相性を考えての仕様と茹で加減かと思いますが、味がちょっとスープに勝ち過ぎてる気もします。それも毎日食べられるという思想に基づいてのものかと思いますが、私としてはもう少し細麺の方が合う気がしました。
具は、叉焼・メンマ・ネギ・茎ワカメ・味付玉子
叉焼はバラの薄切り、味も薄め。
メンマはやや塩気が強めで、漬物的な印象がありました。
ネギは一摘まみくらい。
茎ワカメは、冊子で「毎日食べていただきたいから健康的に~」という事でしたが…まぁ珍しい具ですね。
味付玉子は茹で玉子状、そこに痺れる憧れるぅ。表面にうっすらと味が付いています。
味を総合して、『伝統ある味に触れられる、優しさの詰まったラーメン』だと思いました。
きっと現代のラーメンとしては良い評価はされないかもしれませんが、ラーメン好きにとっては歴史に触れられる貴重な味であり、地域の方々にとってはファーストフードとして馴染んでいる筈であり、私も良い経験と共にラーメンに対する見方をリセット出来た気もします。
御馳走様でした!