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「味噌(地鶏の味玉付き)」@みそや林檎堂BASICの写真 なにやら、あの「つじ田」で修行した方が新店を出すとか。私のような行列嫌いには、「つじ田」は一生縁のないお店ですが……さらにさらに、両国「ときせい」がご実家で、昼は味噌を出すとか。「ときせい」の味噌は私の大好物、これは聞き捨てなりません。話題店なのに、なぜかDBに登録されっぱなしの、東中野「林檎堂」へ(22日)。
 JR東中野駅の西口から、山手通りを南へブラブラ。すると、ノボリ一つ出さず、壁を濃いグレー一色に塗りたくった、不思議な雰囲気のお店が突如出現。白いリンゴのマークと白暖簾に書かれた店名で、ようやく目的地と分かります。
 外装に似合わず、店内はちょっと民芸調の内装。古い民家の廃材を利用したと思われる天井のデコレーション、箪笥をイメージしたような収納が背後に並ぶカウンター、なかなか凝ったインテリアです。券売機は入口右手、昼は「味噌」系と「つけ麺」系の2種類ですが、とりあえず「味噌(地鶏の味玉付き)」(900円)をポチッとな。厨房は若きご主人お一人が切り盛り、もう一名の女性店員の方が接客されますが……ご母堂かしら。丼は、約5分で到着。
 では、スープを一口……ガツンと濃いめの味噌ダレ、赤味噌主体のようですが、この濃さにして酸味など妙な味の「歪み」もなく、味噌の美味さを前面に押し出す構成。さらに、ベースは豚骨主体の動物系のようで、非常に力強い下支え。時速160kmのストレートを「ズバン」と受けて、球質のあまりの重さに、ミット越しに手がジンジンするような……ある意味、心地よい「衝撃」です。
 麺は三河屋製麺の中太ストレートで、平打ち形状の断面。ポクポクとした軽快な歯切れで、スッキリした甘さ。この甘さで、逆に濃厚味噌スープの塩味を和らげるような構成で、おもしろいバランスの組み立て方ですな。
 具材は、チャーシュー、挽肉、海苔に味玉。薬味はネギとニラ少々ですが、このニラが濃い味噌にさらにコクを加えて、実にいい味出してます。チャーシューはバラロール、少し強めの味付けですが、スープ自体の味も相当強いため、やや中途半端な設定。味玉も、黄身の豊かな味わいから素材の良さを十分に感じ取れますが……ゼリー状に固まった黄身の食感がイマイチな上、醤油の味付けがややクドいかな。淡く塩で味付けるだけでトロトロにした方が、いろいろ「遊び方」が出そうな気がします。
 ―――圧巻は、少量加えられた「豆板醤」。コイツを溶きながら食べ進めますと……「腰の据わった」スープだけが演じられる、見事な「表情の変化」。おそらく、おろしニンニクでも胡椒でも、はたまた追加の豆板醤でも……どうイジっても軸がぶれない、そんなシッカリした味わいの一杯。しかし、敢えてゴタゴタ調味料を卓上に置かないところに、この店の「美学」を感じますな。ま、「夜の部」は無理として、次は是非とも「つけ麺」を。楽しみ、楽しみ。

投稿 | コメント (1) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

こんばんは、はじめまして。毎度毎度、見事な写真だな、と感嘆しながら拝見しています。

>話題店なのに、なぜかDBに登録されっぱなしの、東中野「林檎堂」へ(22日)。
予定ではとっくの昔に訪問している筈だったのですが・・登録はしたものの、雨にたたられたりスケジュールが合わなかったりで未だに訪問出来ずにいます。夜の部にやっと今日、行けた次第で。
夜の部のレベルの高さからある程度推測出来るのですが、昼の部の味噌もなかなかの出来の様ですね。行列が伸びないうちに訪問したいものです。