レビューやランキングで探す、日本全国ラーメン情報
平日 晴天 11:15 待ちなし 先客1名 後客3名本日のお題を見つけるためにRDBのマップとにらめっこする。現在午前10時とこれからなら都内の大抵の店なら開店前に間に合うはず。西を中心に店を探していると激戦区の三鷹にはあまり足を踏み入れてない事に気づき三鷹エリアで探しているとTVのニュースで中央線での人身事故のため遅れが出ているとのこと。目的の時間が読めないのを理由に断念した。吉祥寺ならと思ったが中央線は使えないので京王井の頭線に絞ると吉祥寺からは随分と離れているが井の頭公園駅からは徒歩圏内のこちらを見つけた。渋谷駅ユーザーとしてはもってこいの場所だ。店名のインパクトから知ってはいたが去年ほどは噂を聞くことが少なくなった気がする。レビュー数も割と少なく荒らされてない感じがして良い。写真を見ても清湯醤油系でNO MSGとあり願ってもない好条件で初訪問を決定。渋谷から急行ならば30分で店まで行けそうだが時間に余裕があるので各停でのんびり予習をしながらひとつ手前の井の頭公園駅を目指す。中央線の振替輸送の影響で向かいの上り電車は満員だがこちらはガラガラで申し訳ない。そんな事を考えてるうちに最寄駅に着いた。改札ひとつ出口もひとつの小さな駅だが名前の通り公園沿いの風情のある駅だ。駅の反対側に行くには公園内も通れるようなのでひとまず公園内に入る。小さな小川に沿って歩いて行く。地元に愛される公園なのが分かる。公園を抜けるとそこは立派なお屋敷の街並みでラーメン店がある事を疑う。しばらく進んでもお屋敷が立ち並ぶ。少々不安になっていると大きな通りにぶつかった。ここなら確かにラーメン屋がありそうな雰囲気だ。不安はなくなり地図通りに進んで行くとカフェっぽいラーメン屋を見つけた。早く来すぎたようで店先に人影はなく少し離れた所で張り込みを開始する。開店5分前になったが状況は変わらず。仕方なく先頭で待とうと思い目の前の信号を待っている間に先を越されたがラッキーだ。先頭で待つのは勇気がいるものである。すぐに定刻となり開店。券売機の左隅のタイトルを発券し好きな席に座る。店内は本日だけかも知れないがメンマを炊いた香りが満ちて胃袋を刺激する。店内はオーブン一周年を過ぎてもキレイに手入れされて気持ち良くツーオペの連携も見事に着々とオーダーをこなしていく。1st ロットで提供された姿はシンプルな白磁の反高台丼をステンの受皿に乗せてあり中身も器と同じくシンプルな構成。これを見た時に周囲の客層が私くらいの高年齢層なのも納得した。魚介系特有の液面の水泡が無いので動物系主導と思われる落ち着いた香染色のスープをひとくち。豚ゲンコツと鶏ガラと魚介系の三段重ねだと思うが、正直な第一印象はおとなしすぎる。高1の入学時にクラスにいても全く目立たない存在の女子だ。見た目通りに鶏ガラ主体のキレのあるスープでコクや旨味は控えめ。魚介の旨みも出過ぎずにバランスを保つ。カエシにも強みは持たせず穏やかに事を進める。よって足りない印象を与えがちになってしまうスープかと。麺は調理場の熱さや回転率の問題もあるとは思うが麺箱ごと冷蔵庫で管理され、注文ごとに取り出して茹でられる。他ではあまり見る事のない光景だ。管理上は利点があるように思う。その麺は中細ストレート麺でこれまた良い意味で個性がなく目立たないが素質は素晴らしく見た目も美しい。薄手のスープを羽織っているが麺の持ち味を活かすようにただ優しい。この一口ではまだ良さは伝わってこない。具材は豚バラの煮豚型でトロトロを信条としていて柔らかい。そのため豚バラ本来の旨味は抜けているが薬味の白髪ねぎと一緒にする事で食感と辛味げ加わり食べやすくなった。味玉は箸で掴めないほどに柔らかく黄身も半熟以下でスープに流れ出してしまって残念。しかしメンマは面白かった。5㎝オーバーの長さで細切りタイプだが固めの仕上げで噛むたびにコリッとした食感を繰り返し食べ飽きすることがない。麺との一体感は全くもって無いが他にはないメンマだった。再び麺とスープに戻ると高1の時は目立たなかった存在だった女の子が高2の夏休み明けの大人びた姿が少し気になり始めるような感じだ。何を言っているのか分からないが最初は感じなかった旨味が少しずつ出ているがまだまだピークではない。高1の学生時代に両親がクラスの女の子たちの中で全く目立たないタイプの女の子を見て「将来あの子は絶対キレイになる」と言っていた事を思い出した。最近の食べ物も同じで、ひとくち目の美味しさを求めるあまりにガツンとした旨味を付けてしまいがちだ。食べ進めて行くうちに徐々に旨味が増す滋味溢れる食べ物が少なくなってきている事を悲しく思うと共に恐ろしくもある。このラーメンの中盤から後半にかけての旨さは最近では感じなくなったタイプだ。物足りなかった旨味が舌の上で重なりスープの最後の一滴を飲み干す時にはちょうど良い塩味と旨味に包まれて幸せな気分になっていた。食べ終えて全ての素材の良さは伝わってきたが益々のプラッシュアップを期待してしまうラーメンだった。目立たなかった女の子が高3の卒業式を迎える頃には見違えて気になる存在になっていた事を経験した男子は少なくないはずだ。こちらのラーメンもそんな存在だと勝手に思い込んで申し訳ないが、数年後の同窓会で再会した時には手が届かない存在になっている事を期待する一杯でした。
本日のお題を見つけるためにRDBのマップとにらめっこする。現在午前10時とこれからなら都内の大抵の店なら開店前に間に合うはず。
西を中心に店を探していると激戦区の三鷹にはあまり足を踏み入れてない事に気づき三鷹エリアで探しているとTVのニュースで中央線での人身事故のため遅れが出ているとのこと。目的の時間が読めないのを理由に断念した。吉祥寺ならと思ったが中央線は使えないので京王井の頭線に絞ると吉祥寺からは随分と離れているが井の頭公園駅からは徒歩圏内のこちらを見つけた。渋谷駅ユーザーとしてはもってこいの場所だ。
店名のインパクトから知ってはいたが去年ほどは噂を聞くことが少なくなった気がする。レビュー数も割と少なく荒らされてない感じがして良い。写真を見ても清湯醤油系でNO MSGとあり願ってもない好条件で初訪問を決定。
渋谷から急行ならば30分で店まで行けそうだが時間に余裕があるので各停でのんびり予習をしながらひとつ手前の井の頭公園駅を目指す。
中央線の振替輸送の影響で向かいの上り電車は満員だがこちらはガラガラで申し訳ない。そんな事を考えてるうちに最寄駅に着いた。改札ひとつ出口もひとつの小さな駅だが名前の通り公園沿いの風情のある駅だ。駅の反対側に行くには公園内も通れるようなのでひとまず公園内に入る。小さな小川に沿って歩いて行く。地元に愛される公園なのが分かる。
公園を抜けるとそこは立派なお屋敷の街並みでラーメン店がある事を疑う。しばらく進んでもお屋敷が立ち並ぶ。少々不安になっていると大きな通りにぶつかった。ここなら確かにラーメン屋がありそうな雰囲気だ。不安はなくなり地図通りに進んで行くとカフェっぽいラーメン屋を見つけた。
早く来すぎたようで店先に人影はなく少し離れた所で張り込みを開始する。開店5分前になったが状況は変わらず。仕方なく先頭で待とうと思い目の前の信号を待っている間に先を越されたがラッキーだ。先頭で待つのは勇気がいるものである。
すぐに定刻となり開店。券売機の左隅のタイトルを発券し好きな席に座る。店内は本日だけかも知れないがメンマを炊いた香りが満ちて胃袋を刺激する。店内はオーブン一周年を過ぎてもキレイに手入れされて気持ち良くツーオペの連携も見事に着々とオーダーをこなしていく。
1st ロットで提供された姿はシンプルな白磁の反高台丼をステンの受皿に乗せてあり中身も器と同じくシンプルな構成。これを見た時に周囲の客層が私くらいの高年齢層なのも納得した。
魚介系特有の液面の水泡が無いので動物系主導と思われる落ち着いた香染色のスープをひとくち。豚ゲンコツと鶏ガラと魚介系の三段重ねだと思うが、正直な第一印象はおとなしすぎる。高1の入学時にクラスにいても全く目立たない存在の女子だ。
見た目通りに鶏ガラ主体のキレのあるスープでコクや旨味は控えめ。魚介の旨みも出過ぎずにバランスを保つ。カエシにも強みは持たせず穏やかに事を進める。よって足りない印象を与えがちになってしまうスープかと。
麺は調理場の熱さや回転率の問題もあるとは思うが麺箱ごと冷蔵庫で管理され、注文ごとに取り出して茹でられる。他ではあまり見る事のない光景だ。管理上は利点があるように思う。
その麺は中細ストレート麺でこれまた良い意味で個性がなく目立たないが素質は素晴らしく見た目も美しい。薄手のスープを羽織っているが麺の持ち味を活かすようにただ優しい。この一口ではまだ良さは伝わってこない。
具材は豚バラの煮豚型でトロトロを信条としていて柔らかい。そのため豚バラ本来の旨味は抜けているが薬味の白髪ねぎと一緒にする事で食感と辛味げ加わり食べやすくなった。
味玉は箸で掴めないほどに柔らかく黄身も半熟以下でスープに流れ出してしまって残念。
しかしメンマは面白かった。5㎝オーバーの長さで細切りタイプだが固めの仕上げで噛むたびにコリッとした食感を繰り返し食べ飽きすることがない。麺との一体感は全くもって無いが他にはないメンマだった。
再び麺とスープに戻ると高1の時は目立たなかった存在だった女の子が高2の夏休み明けの大人びた姿が少し気になり始めるような感じだ。何を言っているのか分からないが最初は感じなかった旨味が少しずつ出ているがまだまだピークではない。
高1の学生時代に両親がクラスの女の子たちの中で全く目立たないタイプの女の子を見て「将来あの子は絶対キレイになる」と言っていた事を思い出した。
最近の食べ物も同じで、ひとくち目の美味しさを求めるあまりにガツンとした旨味を付けてしまいがちだ。食べ進めて行くうちに徐々に旨味が増す滋味溢れる食べ物が少なくなってきている事を悲しく思うと共に恐ろしくもある。
このラーメンの中盤から後半にかけての旨さは最近では感じなくなったタイプだ。物足りなかった旨味が舌の上で重なりスープの最後の一滴を飲み干す時にはちょうど良い塩味と旨味に包まれて幸せな気分になっていた。
食べ終えて全ての素材の良さは伝わってきたが益々のプラッシュアップを期待してしまうラーメンだった。
目立たなかった女の子が高3の卒業式を迎える頃には見違えて気になる存在になっていた事を経験した男子は少なくないはずだ。こちらのラーメンもそんな存在だと勝手に思い込んで申し訳ないが、数年後の同窓会で再会した時には手が届かない存在になっている事を期待する一杯でした。