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「中華味玉 ¥800」@くり山の写真平日 薄曇り 14:40 店内満席 先待ち7名 後待ち9名

RDBの最近評価の高いお店ランキングの上位にあるこちらへ初訪問する。以前から気になっていたが「つけ麺推しの店にうまいラーメンは無し」の持論が邪魔をして訪問を渋っていた。

馴染みのある東横線だが白楽駅には降りた事がなく街並みも楽しみだ。特急Fライナーで菊名まではひとっ飛びで、そこからはたった二駅。30分足らずで白楽駅に着いた。ホームが湾曲した相対式ホームの駅だが不思議な構造をしている。西口駅前は坂道に囲まれており複雑な地形が駅の構造にも関係しているのだろう。

そこから寂しげな商店街をしばらく歩くと、何とも言えない雰囲気の路地裏がある。昭和にタイムスリップしたようなアーケードだ。その先を進むとこんな所にと思う行列に出くわす。人気の高さを思い知る。しかし行列はいずれも若者でおじさんなど一人もいない。食べる前からガッツリ系への不安が募る。

15分で外待ちイス。そこから入店までは1分とスピード出世だ。どうやら一斉に客を入れ替える仕組みのようで店内に案内させた。

あらかじめ食券を購入していたのでセルフの水を汲み静かに着席して待つ。店内は力強そうな男たちの三人体制でラーメンを仕上げる。先頭から順番に配膳されていくが私以外は全員がつけ麺をオーダーしていた。更に不安になってきた。

着席して12分で我が道が到着した。紺の絵柄の入った高台丼の中の姿はまさに男祭り。なみなみと注がれたスープは今にもこぼれそうだ。

気合負けしないように気持ちを強くしてスープをひとくち。熱々のスープは力強い生姜が先にやってくる。次に豚骨のコラーゲンのベタつきと魚粉のザラつきに襲われる。更には非天然由来の旨み成分の刺激が追い討ちをかけ不安が的中した。ガッツリ濃い味なのに魚介の生臭さまで潜んでいて私の手にはおえないスープだ。

アンナチュラルな旨みで味覚が崩壊する前に麺と全ての具材の味見をしなくてはと急いで麺に取りかかる。角を落とした丸みのある中太ストレート麺はツルッとした表面が特徴的で中太麺ならではの噛みごたえがある。麺自体にも甘みを感じるが強いスープに負けない為だろうか。

具材は大判肉厚の豚肩ロース焼豚は赤身のしっかりした肉質は楽しめるがスープの中では味付けが薄くて逆に肉の旨みが逃げ出してしまっていた。

追加の味玉は茹で加減も味の浸み具合も良かったがスープの強さに消されて繊細な旨みは伝わってこない。メンマは標準的な味付けで、この中では存在感が薄い。

薬味の白ねぎはスープで加熱されて甘みを出して食感も心地よい。海苔の風味も良く質の高さが出ている。今回も信用していないナルトには手を付けなかった。

中盤あたりから謎の旨み成分で口内が痺れてきたので麺は半分以上、スープは全て残してしまった。結果、店内の誰よりも先に席を立った。

店の外に出て爽やかな午後の風を吸い込んだ時に感じた空気の美味さにこう思った。店内の空気と口の中の生臭さがどれだけのものかと。

今回は私にとっては残念なラーメンだったが高い中毒性を感じた。つけ麺は食べていないが、もし同じ成分が入っているならクセになりそうなつけ汁なのだろうと心配する一杯でした。

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