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「味玉ちゃーしゅーめん」@麺や 高倉二条の写真紫蔵和醸良麺 すがりと並ぶ僕のヘビーローテの店である高倉二条。3週間に1度ぐらいの割合で訪れています。この日注文したのは「味玉ちゃーしゅーめん」。






スープ。
この日のスープはいつにも増して珠玉の出来栄え。
醤油ダレ、鰹節、鯵や鯖等の魚粉、豚骨、油脂、酢、一味の全てが、一切カドを立たせることなく
口内に溶け込むような存在感を示し、一つの洗練されたテイストを形成している。
一つの洗練されたテイスト。
このシックで大人びた完成度の高い全体性を享受させつつも、同時進行で上記のもの各々の
旨みを味わわせるという部分性。
この瞬時の離合集散を繰り返す上質なテイストは、そうそう味わえるものではありません。

麺。
既に広く知られた自家製全粒紛麺であり、「蕎麦に似ている」「蕎麦そのもの」との声も
しばしば耳にするもの。しかしそば粉は使われていない。
小麦粉の全粒紛と中力粉をベースにしているとのこと。
何故似るのか専門的なことはよくわかりません。
しかしそば粉が使われていない麺、しかも濃厚な豚骨魚介に浸されているこの麺を
「これは蕎麦だ」と断言するのは素直で微笑ましい感想だとは思われますが、「似ている」と
する方が適切なのでしょう。
逆に蕎麦屋でこのラーメンが蕎麦として供されるとなると、「ラーメンだ」と断言されたり
「似ている」とされたりする方が多いのでしょうね。

この麺は啜る際の滑りこそ良くないものの、少し固めのモチモチとした食感や
噛めば噛むほど広がる穀物感は秀逸(そう。小麦感というよりも穀物感という表する方が的確でしょう)。
また「つけ麺」でこの麺を食す場合とは異なり、独自性を保ちつつももう少しスープと融和し、
蕎麦っぽさがやや減退するのもの良い点ではないでしょうか。

具。
チャーシューに味玉、極太メンマ、白髪ネギ、糸唐辛子等。
この日のチャーシューは「当たり」です。
当たり?そう。この店で唯一「ブレる」のが、チャーシューなのです。

それが醤油ダレに漬け込みすぎなのか醤油ダレそのものの問題なのか、
あるいはチャーシューの部位によって異なるのかはわかりません。
しかし表面の皮(が剥がされた部分)が醤油辛いと感じさせられることがあるのは確か
(僕は上海謝謝 桜台店さんがそう指摘されたことにより、「そういえば」と意識するように)。
とはいえ、醤油辛いという指摘があまり無いことからもわかるように、大半の人にとっては
ブレと言えない程度の問題なのかもしれないことも併記しておきます。

とにかくこの日のチャーシューは僕に醤油辛さを感じさせず、赤身と白身の両方が優しく
ジュワッと溶け込むかのような美味さを誇っていたのです。

赤穂産のブランド卵を用いられている味玉は、黄身に味付けしているかどうかはわかりませんが、
その部位の濃厚な旨みが特筆モノです。

味玉ちゃーしゅーめん。
チャーシューにブレを感じるのであれば、本来なら安定供給できないことを差し引かねばなりません。
しかし「この日の」と限定して記すことにより、個人的な好みドンピシャのこの店のラーメンを
99点と採点することをお許し願いたい。
「量より質」。
別に量が少ないわけではないこの味玉ちゃーしゅーめんですが、そう語りかけてくるように
錯覚させる逸品です。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

 こんにちは!昼飯専門です!

「で・・出たな・・・頂点の99点・・・」
やはり、何度も通われる方のみぞ知る「その日の出来・・」うん、うん、判ります・・。

>また「つけ麺」でこの麺を食す場合とは異なり、独自性を保ちつつももう少しスープと融和し、
蕎麦っぽさがやや減退するのもの良い点ではないでしょうか。

〜つい、先日、それを体感しました。全く持って「的を射た」奨励方法ですね・・。


 く・・くぅ〜、、<高倉二条>の「ラーメン」食べて〜〜〜! 貴方は罪な人だ!!(笑)
本音、今、というか、最近ずっと。食べたいラーメンは、ここの「ラーメン」か、
<丸信>@東京の「ラーメン」なんですよ。

 そんな時にこのレビュー・・・「堪りません!」あ〜京都・・悩ましいな・・・。
あっと!意味不明コメント失礼しました・・。m(_ _)m

昼飯専門 | 2008年10月19日 10:45