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平日 晴天 13:30 先待ち5名 後待ち10名本日は横浜市南部を中心に新規開拓で栄区の本郷台駅の人気店を訪ねた後に連食できるかなと老いた身体の機嫌を伺いながら同じ栄区の中心地の大船駅に来てみた。そこで腹ごなしをしながら候補の店を検索するも目星が付かず捜索が難航していると隣駅の藤沢駅にあるこちらが浮上してきた。下調べしてみると何だかとても良い感じで、私好みの期待も持てるので急遽ひと駅先の藤沢駅に向かってみた。しかし前食から30分の老いた胃袋に連食できる隙間はないので初めての藤沢を観光しながら胃袋に空きスペースが出来るのを待つ事にした。駅周辺は先ほどの大船駅と同じく再開発の工事が行われていて落ち着いて街並みを楽しんでるような場所ではなかった。仕方なく駅を離れ二時間近く散策しているとやっと胃袋にスペースが出来てきたので店先へと向かってみた。線路沿いを進み鋭角な三叉路を右に曲がると行列が目に飛び込んできた。行列があるというのは営業中のサインでもあるのでホッとするの面もある。最後尾に並ぶとすぐに6名の後列が続いた。数秒のタイミングで何番手も変わっていたようでラッキーだった。それから10分ほどで入店となり券売機で左上部に位置する基本のお題と味玉を発券しカウンターに座る。お冷はセルフなのでカウンターの奥まで汲みに行くと奥にもミニカウンターとテーブル席がある変則的な配席の店内。それをお二人で仕切っている。店内は非常にキレイで手入れが行き届いて清潔感がある。小鍋でスープを沸かす際も飛び散ったスープをその度に拭き取る姿も納得がいく。提供速度はかなり早く着席して4分足らずで我が杯が到着した。白磁に朱色の刷毛が描かれた高台丼の中の姿は鷄油が流星群のようにきらめく眩しさもあるが慎ましやかな表情も持ち合わせている。まずは蘇芳色のスープをひとくち。先陣として芳醇な鷄油のコクが口内に膜を張り瞬時に神奈川淡麗系の洗礼を受ける。これから感じるであろうスープの旨みを味覚を通じて脳が先に理解してする。それに少し遅れて脳が理解した通りの丸鷄由来のスープの旨みが押し寄せた。そこに鴨由来の旨味がプラスされて、やや重めになりそうな鷄系出汁を魚介系の出汁がキレを生んで重たさを抑えている。醤油ダレもハッキリと香りを主張するが塩分は穏やかに仕上がっている。麺はフェデリーニのような形状の平たさのあるストレート中細麺で目をつぶって食べたとしても全粒粉だと分かる胚芽の香りが特徴的。赤ちゃんのような麺肌はなめらかで鷄油の力も借りて口の中へと滑り込んでくる。噛めば全粒粉の持ち味をさらに発揮し香りが倍増し甘みまでも連れ出してくる。具材は鶏肉と豚肉の焼豚という方が多いが本日は鶏肉ではなくどちらも豚肉だった。先に大判で液面の半分を覆い尽くす豚ロース焼豚を食べると赤身の噛み応えが強く楽しめるが肉自体の旨みは乏しかった。じっくり焼かれた表面には味が浸みていたので香ばしい旨みだけで全体を補っていた。もう一枚は豚バラにしては脂身が少なく、豚肩ロースにしては脂身が多い部位の焼豚が小さいが添えてあった。豚ウデとも思える部位だがマリネ液が浸透し適度な火入れ加減が赤身と脂身の双方の良さを引き出して旨みの塊となって素晴らしい存在感のある焼豚だった。追加の味玉も噛むと驚くほどに黄身の熟成が均一で、一定の色調には釘付けになった。かといって味は単著ではなく白身と黄身のそれぞれの持ち味を十二分に引き出している。細切りメンマは唯一無二の食べ心地を体験した。ぬめりのある表面の滑らかさにまずは驚き、シャクッとした歯切れをキッカケに麻竹の繊維が解けて溶けていく感覚は他に類を見ない。下処理と調理の技術が高くないとこのメンマは生まれてこないだろう。薬味の青ねぎは丁寧に仕事がされた笹切りでネギの一本にいたるまでの仕事ぶりに職人の魂を感じた。二食目ながら麺と具材を一気に食べ終えスープに戻ると神奈川淡麗系特有の鷄油が喉に張り付き灼けるような感覚が起きてきたのでスープは残してレンゲを置いた。偶然に訪れた本日の時間をおいた連食はどちらも満足できる内容だった。こちらの屋号にある〝鴇 toki〟は国鳥ではないが学名を〝ニッポニアニッポン〟と言うだけあって日本を代表する鳥に間違いはなく、日本のラーメンを担って行こうとする志が伝わってくる一杯でした。
本日は横浜市南部を中心に新規開拓で栄区の本郷台駅の人気店を訪ねた後に連食できるかなと老いた身体の機嫌を伺いながら同じ栄区の中心地の大船駅に来てみた。そこで腹ごなしをしながら候補の店を検索するも目星が付かず捜索が難航していると隣駅の藤沢駅にあるこちらが浮上してきた。
下調べしてみると何だかとても良い感じで、私好みの期待も持てるので急遽ひと駅先の藤沢駅に向かってみた。しかし前食から30分の老いた胃袋に連食できる隙間はないので初めての藤沢を観光しながら胃袋に空きスペースが出来るのを待つ事にした。
駅周辺は先ほどの大船駅と同じく再開発の工事が行われていて落ち着いて街並みを楽しんでるような場所ではなかった。仕方なく駅を離れ二時間近く散策しているとやっと胃袋にスペースが出来てきたので店先へと向かってみた。
線路沿いを進み鋭角な三叉路を右に曲がると行列が目に飛び込んできた。行列があるというのは営業中のサインでもあるのでホッとするの面もある。最後尾に並ぶとすぐに6名の後列が続いた。数秒のタイミングで何番手も変わっていたようでラッキーだった。それから10分ほどで入店となり券売機で左上部に位置する基本のお題と味玉を発券しカウンターに座る。
お冷はセルフなのでカウンターの奥まで汲みに行くと奥にもミニカウンターとテーブル席がある変則的な配席の店内。それをお二人で仕切っている。店内は非常にキレイで手入れが行き届いて清潔感がある。小鍋でスープを沸かす際も飛び散ったスープをその度に拭き取る姿も納得がいく。
提供速度はかなり早く着席して4分足らずで我が杯が到着した。白磁に朱色の刷毛が描かれた高台丼の中の姿は鷄油が流星群のようにきらめく眩しさもあるが慎ましやかな表情も持ち合わせている。
まずは蘇芳色のスープをひとくち。先陣として芳醇な鷄油のコクが口内に膜を張り瞬時に神奈川淡麗系の洗礼を受ける。これから感じるであろうスープの旨みを味覚を通じて脳が先に理解してする。それに少し遅れて脳が理解した通りの丸鷄由来のスープの旨みが押し寄せた。そこに鴨由来の旨味がプラスされて、やや重めになりそうな鷄系出汁を魚介系の出汁がキレを生んで重たさを抑えている。醤油ダレもハッキリと香りを主張するが塩分は穏やかに仕上がっている。
麺はフェデリーニのような形状の平たさのあるストレート中細麺で目をつぶって食べたとしても全粒粉だと分かる胚芽の香りが特徴的。赤ちゃんのような麺肌はなめらかで鷄油の力も借りて口の中へと滑り込んでくる。噛めば全粒粉の持ち味をさらに発揮し香りが倍増し甘みまでも連れ出してくる。
具材は鶏肉と豚肉の焼豚という方が多いが本日は鶏肉ではなくどちらも豚肉だった。先に大判で液面の半分を覆い尽くす豚ロース焼豚を食べると赤身の噛み応えが強く楽しめるが肉自体の旨みは乏しかった。じっくり焼かれた表面には味が浸みていたので香ばしい旨みだけで全体を補っていた。
もう一枚は豚バラにしては脂身が少なく、豚肩ロースにしては脂身が多い部位の焼豚が小さいが添えてあった。豚ウデとも思える部位だがマリネ液が浸透し適度な火入れ加減が赤身と脂身の双方の良さを引き出して旨みの塊となって素晴らしい存在感のある焼豚だった。
追加の味玉も噛むと驚くほどに黄身の熟成が均一で、一定の色調には釘付けになった。かといって味は単著ではなく白身と黄身のそれぞれの持ち味を十二分に引き出している。
細切りメンマは唯一無二の食べ心地を体験した。ぬめりのある表面の滑らかさにまずは驚き、シャクッとした歯切れをキッカケに麻竹の繊維が解けて溶けていく感覚は他に類を見ない。下処理と調理の技術が高くないとこのメンマは生まれてこないだろう。
薬味の青ねぎは丁寧に仕事がされた笹切りでネギの一本にいたるまでの仕事ぶりに職人の魂を感じた。
二食目ながら麺と具材を一気に食べ終えスープに戻ると神奈川淡麗系特有の鷄油が喉に張り付き灼けるような感覚が起きてきたのでスープは残してレンゲを置いた。
偶然に訪れた本日の時間をおいた連食はどちらも満足できる内容だった。こちらの屋号にある〝鴇 toki〟は国鳥ではないが学名を〝ニッポニアニッポン〟と言うだけあって日本を代表する鳥に間違いはなく、日本のラーメンを担って行こうとする志が伝わってくる一杯でした。