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開店時間11:30の10分程前に到着し、店外待ち4名に接続。後続多数で相当な人気ぶりだ。店内は奥に向かって細長い間取りとなっており、L字型カウンターのみが設けられている。キッチリと清潔にされており居心地はまずまず。男性4名女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。

本メニューを選択。暫く待ってから配膳された。

スープは、赤黒い色合いを呈している。粘度は感じられないが、表層液体油は割と多め。
飲んでみると、辛さは大した事無いのだが、スパイス感が鮮烈の一言。多種多様の香辛料が調合されている事は明らかで、奥行きがある味わいが形成されており見事としか言いようが無い。本格的インドカレーに通じるスパイス感だが、香草由来の爽やかな酸味もあり、タイ等、東南アジア系エスニック料理のエッセンスも感じられる。
このような方向性のラーメンなので、出汁感が前面に出て来る事は無いが、動物系のコクがしっかりとベースを支えている。土台がしっかりしているからこそ、上述の要素が十全に生かされているのは間違い無いだろう。
塩分濃度は適度。余計なトガりは無いが力強いキレを生み出しており、実によくレンゲが進む。結局、ほぼ完飲。

麺は、真っ白いストレート中麺。加水率低めのもの。
食べてみると、割と固めの茹で加減で、しっかりとしたコシと歯応えを有している。小麦の密度感と、噛み切る際の潔い破断感が実に心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。風味、旨みもしっかりと感じられる上質の麺だ。この一杯に於けるマッチング性も申し分無し。
量は普通位。具、スープと合わせると、自分にはこれ一杯で十分な満腹度。

具として、チャーシューは薄めだが大判のものが1枚。適度に脂身が含まれ、トロトロに柔らかく煮込まれている。肉の良さを生かしたクセの無い味付けが施されており、非常に美味。
味玉は、黄味ネットリの仕上がり。甘めの味付けが、この一杯の中では良い存在感を放っている。
中央に適量盛られるモヤシは炒められており、香ばしさと油分のコクが非常に良い役割を果たしている。余計な水気により、折角のスープが薄まってしまう懸念が解消されているのも有難い。少量の刻み玉葱も見受けられる。
その上に乗るパクチーの風味は、スープと絶妙にマッチング。この一杯の味を完結させている印象だ。
さらに、丼の端にはブロッコリー1切れが添えられる。

本格的スパイス感、エスニック感が前面に打ち出された独特な一杯。インパクトのみならず、完成度の高さ、上質感も素晴らしく、大いに堪能する事が出来た。この人気ぶりも当然の事と言えるだろう。

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