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「吟撰 中華そば ¥900」@あってりめんこうじ 安中原市店の写真日曜日 晴天 11:05 先待ち1名 後待ち16名

〝第37回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟を昨日に引き続きて、連続開催する運びとなった。

このイベントは、RDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のイチオシではなく自分の好きそうなメニューを食べて採点し超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。決してお店との勝負ではないのは理解していただきたい。

採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。

過去36戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」「陽はまたのぼる」「神田とりそば なな蓮」「ソバダイニング クアトロ」「旬麺しろ八」「MENSHO」「麺小屋 てち」「らーめん 鉢ノ葦葉本店」「らぁ麺 飛鶏」「中華そば 勝本」「◯心厨房」「家系総本山 吉村家」「自家製麺 くろ松」「麺処 いち林」「miso style となみ」「AFURI 恵比寿」「拉麺 時代遅れ」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、通算対戦成績は36戦16勝10敗9分8KO勝ち1KO負け1没収試合と、スパコンのオススメに対しては勝利が先行している状況だ。

今回の連日開催にあたり、昨晩は高崎駅直結の大浴場付きホテルに宿をとっての初対決となった。新店めぐりを終えた吹上駅から、高崎線に乗ってやって来た。ホテルにチェックインを済ませると、すぐに大浴場へと向かった。日頃の利用しているサウナに比べると規模こそ小さいが無礼者の若者たちに侵されてないのが良い。

この温泉施設は宿泊客以外も解放されているのだろうか、地元っぽい年配層の入浴客も見られる。そんな穏やかな空気の中で、ゆったりと過ごすと駅前の居酒屋で喉を潤しに向かった。ほろ酔い気分になったところで〝キャ道〟に磨きをかける為に、駅から離れた商店街にある馴染みのキャ◯クラに向かおうと思ったが、いつも指名している女の子が休みだった。こう見えても夜のネオン街では〝一店一婦制〟をモットーとしているので、今回は新たな店を探す事にした。すると奇しくも滞在しているのホテルの目の前の飲食ビルに、ガー◯ズバーのキャッチのお兄さんが立っていた。料金体制を確認して5階のバーへと向かい、最初に着いてくれた女の子から女子目線のラーメン情報を聞き出した。愛想も愛嬌も良く、ラーメン好きとの事で意気投合したのでステイをお願いした。指名料を払ったのだが、どうやら人気嬢のようで、その後は違う女の子がヘルプで着くという〝指名あるある〟で時間が過ぎていった。入れ替わり立ち替わりの女の子たちに名前を聞かれる事すら疲れてしまい、3セットの終わりを待たずに店を後にした。お会計の時だけは指名した女の子が戻ってくる、これまた〝あるある〟を経験した。

やりきれない気持ちのままベッドに入ったが、翌朝には全てを忘れて爽快に目覚めた。いよいよスパコンとの対決のために試合会場へと出発した。今回の会場までは信越本線横川行きで 磯部駅までの道のりだが、途中の安中駅前で見た壮大な景色が対戦前のテンションを高めてくれた。そこには山の斜面を利用した〝段々畑〟ならぬ〝段々工場〟が異様なオーラを発している。あまりに圧巻の景色には息を呑んでしまうくらいの大迫力で、初めて見る工場に中年男子でも驚きを隠せなかった。そんな力強い景色に後押しされるように磯部駅に着いた。

改札を出ると磯部温泉の古い看板が歓迎してくれ、温泉旅館の送迎バスが待っていたりと観光地ムードが漂っている。そこからはバスで向かうのだが帰りのバスが少ない事を調べておいたので一応、駅前のタクシー会社の電話番号を控えておいた。予定通りに安中榛名駅行きのバスに乗り込んで店を目指したのだが、この磯部温泉が温泉マーク発祥の地だとは知らなかったので一つ勉強になった。10分も走ると最寄りの原市小前バス停に着き、バスを降りると目の前に黄色い看板の店があった。定刻の30分近く前の現着だったが、すでに並びがあり二番手にて外待ちベンチで待機する。

目の前が原市小学校で、お笑いコンビの〝ハライチ〟が通っていた学校なのかと思い、すぐに調べてみたが違っていた。そんな事を調べているうちにも続々と車が駐車場に入ってきて、開店前には長蛇の列となっていた。若者からお年寄りまでの幅広い客層に愛されているようだ。

定刻になると生成り色の暖簾が掛けられてオープンとなった。券売機はなく、ほぼ日替わりに近いメニュー構成なのは予習しておいたので、黒板に書かれた表題をデポジット方式で注文した。実は以前にもスパコンとの対決のためにコチラを候補にしていたのだが、当日のメニューが不得手な濃厚系だったので先送りにした経緯があるのだ。しかし今回のメニューは〝吟撰 中華そば〟と濃厚とは無縁と思われるタイトルが付けてあるので初対決を望んだのだ。

カウンター越しに店内を物色するとテーブル席もあるが、現時点ではカウンター6席だけが稼働している。天板が大理石風のカウンターには、滑り止めのマットが固定されている。数々のスープを生み出す調理場にしてはコンパクトにまとまっており、特殊な機材もない基本的な厨房設備となっている。そんな店内を本日は若い男性が、お二人で回している。そんな安定感のある落ち着いたオペレーションを眺めていると、ワンロット2杯の一巡目で我が杯が到着した。

その姿は年季の入った受け皿に乗った双喜に雷紋柄の切立丼の中で、過去と現在が融合したような景色を見せている。実に潔い表情を見ているだけで、旨みの本質が何なのかを考えさせられるようだ。その何かを確かめるべく、気持ちの赴くままにレンゲを手にした。

まずは透明感のある煉瓦色のスープをひとくち。表層には煮干し由来の水泡が無数に浮かんでおり、厚手の油膜も張り巡らされている。一見するとオイリーにも映る液面にレンゲを落としてみると、先陣を切ってくるのは魚介出汁の香りだ。特に煮干しが特攻隊長となって、鼻先から鼻腔にかけてアプローチしてくる。スープが注がれたレンゲには何かの粒子と油分が多く見られ、ザラつきや油っぽさを思わせる。口当たりと舌触りの悪さを覚悟して口に含んでみると、思いのほか油分がサラリとしている。舌触りには若干のザラつきが残るが、大量に節粉を投入したような舌触りではないので許容範囲内だ。香りは主に魚介出汁が担っているが、旨みの根底には豚ガラ由来の清湯スープが土台を築いている。昔ながらの中華そばの組み合わせたが、不自然な旨味成分に頼っていない。そこには旨みの本質が自然の方程式で成り立っていて、イノシン酸とグルタミン酸の掛け合わせの妙技を味わえる。そんな絶妙なバランスで組み立てられた出汁に合わせるカエシも、キリッと醤油が立っているがスープに輪郭を付けるだけに徹している。ハッキリとした味わいながらも過剰なアピールをしてこないスープの魅力に引き込まれた。

麺上げまでジャスト75秒の麺をスープから引き上げてみると、光り輝く中細ストレート麺が現れた。黄色みを帯びた麺肌には、キッチリと切刃の跡が残り精悍な印象を与える。器の形状が小さくスープの保有量が少ないので、器の中で癒着している麺が見られる。軽く解ける程度の癒着ではあるが、時間経過と共にグルテンが溶け出すと厄介な事になりそうだ。そうなる前に全ての麺をスープの中で泳がせて、回避してから一気にすすり上げた。すでに溶け出したグルテンが麺肌に粘着質を感じさせ、粘り気のある口当たりで入ってきた。切り出しが 26センチと長めなので、ひと息ですすり込むのは難しく何度かに分けて口の中に収める食べ方になる。どちらかと言えば滑らかさよりも、モッチリとした食感に受け取った。噛めば適度な反発力が歯切れの良さを感じさせ、飲み込む時に小麦の香りを残して胃袋に落ちていく。提供時点が私にとってはベスト麺ディションに思われたので、大方の麺を食べ進める作戦に出た。8割以上の麺を良い状態のうちに食べてから、各具材陣を楽しむ事にした。

具材のチャーシューには、部位と調理法の違う二枚が盛り付けてある。麺を食べ急いでいるうちにスープで加熱されて変色してしまったのではなく、盛り付け時から茹で麺機の湯気で温め直されている細かな仕事ぶりからの変色だ。豚肩ロースの低温調理は肉厚にカットされて表面こそ火が通っているが、噛み切った断面は適度なレア感のロゼ色を発色していた。一方の豚バラは煮豚で仕込まれていたが、脂身よりも赤身の歯応えが強く、柔らかすぎない肉々しさが味わえた。

メンマには細いタイプを採用されていて、滑らかな歯応えが持ち味となっている。しかし噛みしめる程に唐辛子の辛味が強く滲み出してきて、穏やかだった口の中を一変させる。

十字8切の海苔は見た目の黒々しさからも良質の海苔を目利きされているのが分かり、実際の印象も磯の香りが豊富で適度な口溶けの良さが素晴らしい。スープの魚介の香りと重なる事で、より海産物の風味が増してくる。

終盤に麺に戻ったが、心配された麺の軟化が進んでいて食べ応えの良さは薄れていたので早食いして正解だった。最後にスープを飲み干す段階で、メンマの辛味が舌を刺激するので穏やかな幕切れとはならなかった。多少悔いは残ったが、スパコンがオススメしてくれた事をありがたく思った。

結果的に 80点台は確実だったので、今回のスパコン対決は私の敗北となってしまった。これで通算対戦成績は37戦16勝11敗9分8KO勝ち1KO負け1没収試合となり、勝敗の差が少なくなってきた。

ここ最近は北関東勢のオススメ店に負ける事が多いのは、それだけレベルが高いという証なのだろう。今回は二日連続で対戦したので、次にスパコンがオススメしてくる店が楽しみになってきた。その店が、つけ麺専門店でない事だけを願いながら帰りのバス停へと向かう一杯となりました。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

久々のキャ道ですが、「指名あるある」なんてのもある?
こちらは名店なんでしょうね。煮干もかなりの人気があってウンチクも凄そうですね。
雷紋柄の麺皿がカラーも入れると3種類、絵面が好きです。

昭和のBecky! | 2019年10月10日 04:28

人気嬢を指名すると当たり前のように剥がされます。なので人気薄嬢が落ち着いて話せますね。下心がなければ親しみやすい、ブ◯嬢の方が楽しめますw

のらのら | 2019年10月10日 15:50