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13:40頃訪問。先客1名後客無し。店は年季が感じられるインテリア。狭く、入って左右に短いカウンター席が設けられているだけだが、居心地は悪くない。男性2名女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。限定20食という本メニューを選択。味玉は燻製とノーマルが選べるようで、後者で頼んだ。暫く待って配膳。スープは白濁しているが、粘度は感じられない。表層を黄色い香味油が覆う。飲んでみると、最初に前面で主張するのは表層の香味油。店内の説明書きによると白トリフ油との事で、確かにトリフが豊かに香り立ち、洗練された「洋」のニュアンスが打ち出されている。良質の鶏油がベースとなっているようで、バター等を想起させる実に濃密な味わいだ。オイリーではあるものの、余計なクセや重さはキッチリと抑えられており、嫌味を全く感じさせないのは見事の一言に尽きる。ベース部分も丁寧に作り込まれている。阿波尾鶏のコクと旨みは丹念に抽出されており文句無し。白湯寄りの清湯という印象で、上質のスッキリとした出汁感ながらも、十分以上のコク、味の厚みが感じられる。さらに、ホンビノス貝の出汁感が味に奥行き、密度感をもたらしており、何とも贅沢な味わいが形成されている。塩ダレの立ち方はジャスト。芳醇な出汁感をスポイルする事は無いが、最後まで飽きの来ないキレを生み出している。終盤、カウンター上の黒胡椒を少し加えてみたが、このスープに味変は不要。完成され尽くしていると思う。麺は、平打ち気味のストレート中麺。ライ麦とデュラム小麦を配合した自家製麺との事。端で手繰る分にはしなやかな質感なのだが、実際に食べてみるとしっかりとしたコシと歯応えを有している。材質由来のパスタ的ニュアンスを伴うツルツル&モッチリ食感が心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。実に良い麺だと思う。上述のスープとの相性も申し分無し。量は普通位。スープ、具と合わせると、自分には十分な満腹感が得られた。具として、チャーシューは、薄めの豚ロース肉2枚と低温調理によりシットリとした仕上がりの鶏胸肉2枚。いずれも良質の肉の旨みを生かすべくの控えめな味付けで、文句無しの旨さ。味玉は、黄身トロりの仕上がり。濃厚な味わいで非常に美味。メンマは細めのものが2本。適度な歯応え、丁寧な味付けで良い箸休め。刻まれた紫玉葱と青葱は、風味と食感の両面で非常に良い役割を果たしている。他に、丼縁に立てかけられた海苔3枚、南瓜小片2つ、チャーシュー上のドライトマト細片。彩りも良く文句無しの構成となっている。独自性を打ち出しながらも、優れたセンスと技術により、全体としての纏まり感、完成度は見事の一言に尽きる。他にも興味を惹かれるメニューが多く、近くにあれば通ってみたくなる魅力を有する実力店だ。
13:40頃訪問。先客1名後客無し。店は年季が感じられるインテリア。狭く、入って左右に短いカウンター席が設けられているだけだが、居心地は悪くない。男性2名女性1名による切り盛りで、接客は非常に良好。
限定20食という本メニューを選択。味玉は燻製とノーマルが選べるようで、後者で頼んだ。暫く待って配膳。
スープは白濁しているが、粘度は感じられない。表層を黄色い香味油が覆う。
飲んでみると、最初に前面で主張するのは表層の香味油。店内の説明書きによると白トリフ油との事で、確かにトリフが豊かに香り立ち、洗練された「洋」のニュアンスが打ち出されている。良質の鶏油がベースとなっているようで、バター等を想起させる実に濃密な味わいだ。オイリーではあるものの、余計なクセや重さはキッチリと抑えられており、嫌味を全く感じさせないのは見事の一言に尽きる。
ベース部分も丁寧に作り込まれている。阿波尾鶏のコクと旨みは丹念に抽出されており文句無し。白湯寄りの清湯という印象で、上質のスッキリとした出汁感ながらも、十分以上のコク、味の厚みが感じられる。さらに、ホンビノス貝の出汁感が味に奥行き、密度感をもたらしており、何とも贅沢な味わいが形成されている。
塩ダレの立ち方はジャスト。芳醇な出汁感をスポイルする事は無いが、最後まで飽きの来ないキレを生み出している。
終盤、カウンター上の黒胡椒を少し加えてみたが、このスープに味変は不要。完成され尽くしていると思う。
麺は、平打ち気味のストレート中麺。ライ麦とデュラム小麦を配合した自家製麺との事。
端で手繰る分にはしなやかな質感なのだが、実際に食べてみるとしっかりとしたコシと歯応えを有している。材質由来のパスタ的ニュアンスを伴うツルツル&モッチリ食感が心地良く、咀嚼と喉越しを存分に楽しむ事が出来る。実に良い麺だと思う。上述のスープとの相性も申し分無し。
量は普通位。スープ、具と合わせると、自分には十分な満腹感が得られた。
具として、チャーシューは、薄めの豚ロース肉2枚と低温調理によりシットリとした仕上がりの鶏胸肉2枚。いずれも良質の肉の旨みを生かすべくの控えめな味付けで、文句無しの旨さ。
味玉は、黄身トロりの仕上がり。濃厚な味わいで非常に美味。
メンマは細めのものが2本。適度な歯応え、丁寧な味付けで良い箸休め。
刻まれた紫玉葱と青葱は、風味と食感の両面で非常に良い役割を果たしている。
他に、丼縁に立てかけられた海苔3枚、南瓜小片2つ、チャーシュー上のドライトマト細片。
彩りも良く文句無しの構成となっている。
独自性を打ち出しながらも、優れたセンスと技術により、全体としての纏まり感、完成度は見事の一言に尽きる。他にも興味を惹かれるメニューが多く、近くにあれば通ってみたくなる魅力を有する実力店だ。