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 あっしが飯坂温泉に心の傷を癒しに行く途中、立ち寄った中華そば屋でござんす。夫婦ものの店らしく、店内はきっちりきれいに納まっていやした。開店早々、あっしが最初の客らしく、「いらっしゃいませ。お好きなところにお座りください。テーブルでもいいですよ。」いやー、緊張しやしたぜ。独り者にかかわらず、止まり木じゃなく、おかみさんに四人掛け食卓に座らせられやした。醤油の道は一本道ってな具合で、迷わず醤油を注文しやしたが、朝飯抜きのあっしは、おかみさんの心優しさにほだされて、大盛りと煮玉子を追加しちまった。出てきたのは、盆に載った大きな器。おかみさん、「大盛りなので、盆に載せたまま、食べてください。」行けねーぜ。もう卓がよごれることを心配してるじゃねーか。おかみさんの家庭的な雰囲気と器の放つ熱気が、あっしの心を、雪解け水のように溶かしちまうよー。おっと、肝心のそばを忘れてたぜ、なみなみとした汁は一見して油が浮いてるのは、熱さモタセか。汁をすすったんだが、なんだか中途半端だなー。ショッパクねーのはいいんだが、鶏だかなー、ちと性格がはっきりしねー。麺は、汁の上に面がわれてねーが、あっしの楊枝より太いが細麺の部類か、やっぱり長いのがいいぜ、焼豚はちと固いので、脂肪分がしつこく感じるぜ。シナチクは、見えねーけど、あっ、海苔の下か。味はまあまあ。煮玉子は、蓮華の上で、ぷすっと、楊枝じゃなかった、箸でどてっぱらに穴をあけても何も出てこねーじゃねーか。血も涙も出てこねーぜ。味は申し訳程度。中でも一番いけねーのは、汁が多すぎるよ、おかみさん、どんぶり半分くれー残ったじゃねーか。大盛りってーのは、嘘か。二倍じゃねーのか。裏切られたぜ、おかみさん。あっしの涙でどんぶりがあふれる前においとまするよー。でも、「またおいでください。」と言われた日にゃー、あっしの楊枝もゆらっと傾いたぜ。では、ご麺なすって。

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