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「支那そば(ミックスワンタン)」@支那そば いしはらの写真八雲支那そば 八島支那ソバ かづ屋など、
数々の名店の店主を輩出したという、名店「たんたん亭」。
この系譜については、よく知りません。
ただ、「たんたん系」のお店にも踏み込んでみなければ、
ということで、たんたん亭の創始者が新たに開いたお店という、
こちらにやってまいりました。

出てきた一杯は、スープが綺麗に「黄金色に澄んでいる」タイプです。
ワンタンが2種類、各2個ずつのほかは、
チャーシュー、メンマ、海苔というシンプルなトッピング。

麺は、中細、ちょっと軟いかな、と思わせる茹で加減ですが、
フニャッという感じではなく、やわそうでいて、しかし、しなやか、
伸びやかにニョーンという軟らかい弾力をもっているものです。
鶏油のせいでしょうか、麺に膜が張っているような、
表面ニュルッとした感じがあります。

スープは、鶏ガラ中心に煮干とかかな。
鶏の、口腔内に響き渡るようなコクがありますが、響き方は軟らかで静か。
醤油も、塩気や甘さが出ない、旨味だけを感じるちょうどギリギリの薄さ。
よくある表現ですが、「滋味あふれる」というか、
スイーッと舌の根のあたりから自然吸収されていくような、
優しくも存在感ある飲み口です。

トッピングの品々が素晴らしい。
海老ワンタンは、海老のすり身が、文字通りプリプリ、
噛みしめると、プワーッと海老の風味が広がります。
肉ワンタンの方は、上質の焼売のように、しっかり餡が詰まり、
絶妙にうっすらとスパイスが施されていまして、
噛みしめると、獣汁がジュッジュッと染み出てくる。
ラーメンのトッピングとして、いくつかワンタンを食べましたが、
間違いなくここのが一番美味しいです。
(ワンタンは、たんたん系の象徴みたいなものというイメージがありますが、
 この味なら、それもわかりますね。)

チャーシューは、焼いてあるのかな、
水気・脂気は少なく、シワッとしているのに、噛みしめるとやはり獣汁。
豚のコクがシーッと口に横に広がる。


ありふれた表現ですが、滋味あふれる一杯です。
凄く特徴のある顔ではない、よくあるタイプの顔なんだけど、
やすらぐ表情で、後から思い起こすと、美人だったなあ、
と思わせるような、そういう女性を思わせる一杯でありました。


7人掛けのカウンターだけの小さなお店、
白を基調とした清潔感あふれる内装、
穏やかでありながら、仲良くなるとちょっと陽気そうな店主さん、
「籠」に入れずに多めの湯に泳がせて麺を茹でる
その光景が実に絵になるお店でした。

ま、他の客は、7人掛けの残り6席にアベック3組.....。
バレンタインの翌日ですからね。

投稿(更新) | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。

思えば私も「たんたん系」にはこれまで無縁なんですよね。
ここも何度か店の前までは行ったんですが、タイミングが悪いのかいつも込んでる。(去年の大晦日も「食べ収め」で狙っていたんですが・・。)

私はあまり「ワンタン」を好まぬ人間ですが、こちらは試してみる価値がありそうですね。

綺麗な澄んだスープのラーメンは基本ですよねー。
私も好きな味です。

ワンタンが2種類は結構私の心をつかみました。
海老のぷりぷりと肉の餡・・。
いや~~~かなりヤバイですww

まるまる(°…°)四隅踏破 | 2009年2月16日 09:35