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「らあめん」@らぁめん ほりうちの写真 とにかく、新宿という街は人が多い。私は行列も嫌いですが、新宿のあの人ゴミはもっと嫌いで、駅周辺の店にはなかなか足が向きません。月曜午前(9日)、仕事で新宿を訪れると、駅周辺も少し人通りが少なく、どうやらチャンス到来。名店「満来」の血を受け継ぐ新宿御苑「らーめん佐高」の一杯をいただき、大きな衝撃を受けたのが2年前( http://ramendb.supleks.jp/score/37454 )。以来、直系の新宿西口「ほりうち」には興味津々で、この機を逃さず訪店。
 「ほりうち」は「満来」直々の暖簾分け的存在ですが、その後二代目「満来」も目と鼻の先に帰ってきたなどという、そんな「大人の事情」はともかくとして……メニュー構成もほぼ同じで、お値段はちょっと二代目「満来」の方がお高いという、そんな「大人の事情」もともかくとして……11時半頃、白妙の暖簾をくぐって入店すると、店内は2席を残してほぼ満員。券売機は入口左手、一番左上の「らあめん」(800円)をポチッとな。丼は約4分で到着。
 では、スープを一口……「ヴゥン」と唸って、風を切るようなボリューム感の鶏の風味に、サラリと効かせた醤油カエシ。大リーガーがバットをグルグル回しながら待ち構えるド真中に、敢えて直球ストレートを投げ込むような、胸のすくような「潔さ」。「らーめん佐高」で目の当たりにした「大リーグボール」、まさにそのままの「迫力」ですが……どちらかと言えば、こちらはキレを抑えた、優しい味わい。しかし、胸を張って「王道」を行く、そんな「プライド」を感じる「正々堂々」とした味です。
 麺は自家製の中太平打ストレート。食感・喉ごし申し分ありませんが……定評通り、量は多い。味わいは親しみやすく、スルスルと食べ進められるのですが、あまりの量に少しなにか「箸休め」が欲しいところ。頼りの具材は、チャーシュー、メンマ、小松菜、海苔にネギといったところですが……メンマは薄味、チャーシューもボリュームはあるものの、煮豚に近いパサついた食感に薄めの味付けと、どうも「頼り」になりません。後半、さすがに飽きがきて、卓上の黒胡椒をフリかけますが……ま、それでも重心のブレないスープは大したものですが、やはり麺の「飽き」に対して、「決定打」に欠ける印象。
 ―――カウンターに居並ぶのは、「満来」の味に親しんだ年代と思われる古株のお客さん。みなさん白髪が目立ち、そろそろ麺やチャーシューの「多かろう」にも、ついていけなくなりつつある年代でしょう。ま、この「剛腕」スープに忘れ得ぬ「ノスタルジー」があるんでしょうが……なにがなし、お客さんの思い出の中に「佇んだまま」という印象の一杯。敢えて「満来」の味を守るにしても、「らーめん佐高」に対してこの値段はいかがかな。もっとも、近くの二代目「満来」はもっと高いし……ま、オジさんにもよく「飲み込めない」、「大人の事情」があるようで。

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