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2022年4月13日(水)昨夜は仕事を終えてから寄り道をしてこちらの店を初訪問。熊本の本店は創業67年を迎える老舗で、東京初進出を果たした「新宿末広店」も既に54年を迎えます。尚、熊本ラーメンの発祥は「松葉軒」とされているものの、マー油を使った熊本ラーメンはこちらが発祥とされています。因みに、こちらの店舗は初訪問ですが、20代の頃上京した折に「新宿末広店」を数度訪れた事があります。19時10分に到着すると、店内には先客が僅か3名のみの状況です。先ずは「シングル太肉麺」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事4分ほどでラーメンが到着です。尚、この「太肉麺(ターローメン)」と言うメニューは元々東京進出を機に考案された都内限定メニューだったそうです。乳化したスープはマー油の色に染まっていて、波打った細麺の上には角煮、味付煮玉子、メンマ、キャベツ、茎ワカメ、刻みネギが乗っています。先ずはスープを飲んでみると、若干強めな塩味が舌に伝わると共に、マー油の香ばしい風味を存分に帯びた豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。マー油は浮いていると言うよりもスープに溶け込んでいる為に、豚骨の旨味とマー油の風味が乖離する事なく確固たる調和を保っている印象です。出汁は豚骨に若干の鶏と思われますが、骨髄や油分が緻密に溶け込みつつもゼラチン質が少なめである事から粘度が至って低めに収まっています。また、スープからは豚骨に有りがちな臭味が一切感じられない事から、豚骨出汁は継ぎ足される事なく取り切り製法で作られていると思われます。一方、塩味を強めに感じる割には醤油の存在感が希薄である事から、スープの味付けは何方かと言うと塩ダレを軸に施されている様な気がします。トータル的には豚骨の旨味も明確に保たれてはいるものの、自ら味わう限りではマー油の風味とタレの塩味が味わいの主体を占めている印象です。次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺がかなり硬めに茹でられていて、噛み締めると緻密な歯応えと共に無垢な小麦の鮮明な風味を感じます。そして、硬めな麺の割にはスープが適度に絡み込み、麺の甘味とマー油を含んだスープの旨味が混ざる事で味わいに一段と深い奥行きを与えます。次に角煮を食べてみると、醤油ダレで存分に煮込まれたブロック状の豚バラ肉が極めて厚めに切られています。肉質は蕩けるほど柔らかく煮込まれていて、仄かに甘味を帯びた醤油ダレの風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に極めて鮮明に伝わります。尚、角煮の割には八角の風味が一切感じられず、その為か肉質には些か豚臭さが残されている様な気がします。食べ終えた感想ですが、令和に突入した今食べても尚インパクトを与える極めて研き上げられた味わいでした。一時は豚骨店の飽和により倒産の危機に追い込まれたものの、その後「味千」グループ傘下に入る事で現在でも営業を継続する事が出来ています。一方、巷では「味千」傘下となった事で味が落ちたと噂されたものの、今回改めて味わった限りでは嘗てとさほど印象に違いが無い様に感じます。尚、私は上海にも住んでいた為、中国の「味千」の酷さを知っているので「桂花」の味が落ちたとの噂についても一定の信憑性を感じていました(苦笑)改めて訪れる機会があれば、次回は今まで挑戦した事の無い「太肉一本盛り」を是非試してみたいと思います。ご馳走さまでした。
昨夜は仕事を終えてから寄り道をしてこちらの店を初訪問。
熊本の本店は創業67年を迎える老舗で、東京初進出を果たした「新宿末広店」も既に54年を迎えます。
尚、熊本ラーメンの発祥は「松葉軒」とされているものの、マー油を使った熊本ラーメンはこちらが発祥とされています。
因みに、こちらの店舗は初訪問ですが、20代の頃上京した折に「新宿末広店」を数度訪れた事があります。
19時10分に到着すると、店内には先客が僅か3名のみの状況です。
先ずは「シングル太肉麺」の食券を購入し、席に着いて食券を渡すと待つ事4分ほどでラーメンが到着です。
尚、この「太肉麺(ターローメン)」と言うメニューは元々東京進出を機に考案された都内限定メニューだったそうです。
乳化したスープはマー油の色に染まっていて、波打った細麺の上には角煮、味付煮玉子、メンマ、キャベツ、茎ワカメ、刻みネギが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、若干強めな塩味が舌に伝わると共に、マー油の香ばしい風味を存分に帯びた豚骨出汁の旨味が口の中に広がります。
マー油は浮いていると言うよりもスープに溶け込んでいる為に、豚骨の旨味とマー油の風味が乖離する事なく確固たる調和を保っている印象です。
出汁は豚骨に若干の鶏と思われますが、骨髄や油分が緻密に溶け込みつつもゼラチン質が少なめである事から粘度が至って低めに収まっています。
また、スープからは豚骨に有りがちな臭味が一切感じられない事から、豚骨出汁は継ぎ足される事なく取り切り製法で作られていると思われます。
一方、塩味を強めに感じる割には醤油の存在感が希薄である事から、スープの味付けは何方かと言うと塩ダレを軸に施されている様な気がします。
トータル的には豚骨の旨味も明確に保たれてはいるものの、自ら味わう限りではマー油の風味とタレの塩味が味わいの主体を占めている印象です。
次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺がかなり硬めに茹でられていて、噛み締めると緻密な歯応えと共に無垢な小麦の鮮明な風味を感じます。
そして、硬めな麺の割にはスープが適度に絡み込み、麺の甘味とマー油を含んだスープの旨味が混ざる事で味わいに一段と深い奥行きを与えます。
次に角煮を食べてみると、醤油ダレで存分に煮込まれたブロック状の豚バラ肉が極めて厚めに切られています。
肉質は蕩けるほど柔らかく煮込まれていて、仄かに甘味を帯びた醤油ダレの風味が背景となって脂身のコクや甘味が舌に極めて鮮明に伝わります。
尚、角煮の割には八角の風味が一切感じられず、その為か肉質には些か豚臭さが残されている様な気がします。
食べ終えた感想ですが、令和に突入した今食べても尚インパクトを与える極めて研き上げられた味わいでした。
一時は豚骨店の飽和により倒産の危機に追い込まれたものの、その後「味千」グループ傘下に入る事で現在でも営業を継続する事が出来ています。
一方、巷では「味千」傘下となった事で味が落ちたと噂されたものの、今回改めて味わった限りでは嘗てとさほど印象に違いが無い様に感じます。
尚、私は上海にも住んでいた為、中国の「味千」の酷さを知っているので「桂花」の味が落ちたとの噂についても一定の信憑性を感じていました(苦笑)
改めて訪れる機会があれば、次回は今まで挑戦した事の無い「太肉一本盛り」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。