なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
77

「虎乃助らぁめん」@虎乃助の写真 なかなかコクの深い醤油ラーメンを出していた西新橋「虎乃助」、しかし昨年11月、張紙一枚残して閉店、とても残念に思っておりました。「他所で営業する所存」とのことでしたが……最近、内幸町に近い辺りに移転して営業再開したとの情報をキャッチ。早速、ランチタイムにイソイソ訪店(8日)。
 新橋から歩いて日比谷通りを渡り、「麺屋大斗 西新橋店」に近い辺り、「ランチタイム・サービス」の立て看板が目印です。この日のサービスは、「にらそば」が700円のところ500円、「つけめん」が750円のところ600円で、さらに半チャーハンかシューマイがつきます。かなり心が動きましたが……やはり、久々にあの「醤油」に再開すべく、入口右手の券売機で「虎乃助らぁめん」(700円)をポチッとな、ランチサービスはシューマイを指定。
 以前はご主人が調理を仕切っていましたが、今は若手の男性店員(息子さん?)が中心で厨房を切り盛り。貫禄充分だったご主人も、なんとなく「好々爺」的な柔和な表情で、以前の雰囲気とうって変わり、どこかアットホーム的な穏やかな雰囲気。そのせいか女性客の姿もチラホラ……丼は約4分で到着。
 では久々に、スープを一口……濃厚な魚介の旨みを背景に、彫りの深い醤油味がグッとコクを効かせる硬派な味わい。魚介系は煮干しの旨みが中心ですが、この店の特徴だった「秋刀魚油」はずいぶん量が減り、エグみギリギリだったアクセントが、影を潜めています。確かに、以前はこの油の量がやや多過ぎて舌を覆い、序盤にスープの味がダイレクトに伝わらないきらいはありましたが……しかし、少なくなってみると、あの「インパクト」がなくて、ちょっと寂しい。動物系は鶏ガラ主体、カエシは以前同様かなり濃い目で、コクの深さは健在です。
 麺は中太の縮れ麺、固めのゆで加減に加えて、「秋刀魚油」の油膜がなくなりスープ温度が下がったせいか、以前感じた後半のダレはありません。プリプリッとした口当たりで、スープの持ち上げもよく、甘味もなかなか。
 具材は、チャーシュー2枚にメンマ、味玉半個にネギ、そして名物の岩海苔。この岩海苔が「トドメ」の旨みを麺にからませ、スープの味わいに濃淡を加えるのが「虎乃助」の口福感、相変わらず見事です。チャーシューも脂身プリプリで肉はホロホロ、メンマは薄味ですが、スープの濃い醤油味といいコントラストを出してます。
 ―――以前の特徴でもあった「秋刀魚油」、その長所と欠点を、なんとかバランスさせようとした「二代目(?)」仕様の一品。「アク」の強さは消えましたが、トータルとしての完成度は少し上がったようです。しかし、オジさんはあの「アク」が好きだったんだよな……ま、「緊張感」と「アク」が消えた分、女性客も含めなかなかの繁盛のようで。良心的な「ランチタイム・サービス」含め、ますますいい店になりましたな。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 3件

コメント

こんばんは
こちらのワンコインサービスのメニューにしなかったんですか?!
意思が強いですねぇ(笑)
このメニュー、自分はサービス価格で点数に5点プラスしましたので同点です(笑)
移転する前の「アク」のある雰囲気も味わってみたかったものです

えこひよ | 2009年4月22日 21:25