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「塩ワンタン麺」@中華そば さわの写真2022年1月28日(土)

昨日は娘のリクエストで久々にこちらの店を訪問です。

昨年遂にミシュランでビブグルマンを獲得した都内屈指の人気店です。

12時30分に到着すると、店の前では8名の先客が入店待ちの状況です。

待つ事26分ほどで席が空き、私は「塩ワンタン麺」、娘は「玉子入り中華そば」の食券を購入しました。

そして、席に着いて食券を渡すと、待つ事8分ほどで待望のラーメンが到着です。

黄金色のスープは微かな燻みを帯びていて、細麺の上にはチャーシュー、ワンタン、メンマ、刻みネギ、刻み玉ネギが乗っています。

先ずはスープを飲んでみると、適度でいて丸みを帯びた塩味と共に、重厚でいて奥行きに満ちた出汁の味わいが口の中に広がります。

出汁は鶏や豚の動物系に乾物類と思われますが、自ら味わう限りでは前回に比べて魚介節や昆布が僅かに輪郭を増した様に感じます。

一方、前回よりも貝や椎茸の気配が幾分控えめである事から、僅かではあるものの旨味の層から厚みが損われている様な気がします。

とは言え、総じて言うと前回食べた味わいと概ね違いのない極めて安定感に満ちた仕上がりです。

次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が適度な硬さに茹でられていて、噛み締めると靱やかなコシと共に鮮明な小麦の風味を感じます。

そして、麺にはスープと共に鶏油が存分に絡み込み、小麦の甘味とスープや油分の旨味が重なる事で味わいに一段と膨らみが増す印象です。

次にチャーシューを食べてみると、焼豚が厚めにスライスされてはいるものの、前回の豚肩ロースから脂身の少ない部位に変わった様です。

とは言え、刻まれたチャーシューからは脂身が見受けられる事から、部分的には以前と同様に豚肩ロースが使われているのかも知れません。

焼き上げられた肉質は強靭な弾力を保っていて、噛み締めると甘味を帯びた下味と共に凝縮された肉質の旨味が舌に鮮明に映し出されます。

尚、下味から伝わる甘味は円やかでいて嫌味が皆無である事から、チャーシューの漬けダレには恐らく蜂蜜が使われている様な気がします。

次にワンタンを食べてみると、刻み生姜が練り込まれた豚挽肉が厚めの皮で緻密に包み込まれています。

挽肉は生姜の風味と共に肉汁のコクを帯びていて、噛み締めると皮のモチモチとした弾力が加わる事で味わいに一段と食べ応えが増します。

食べ終えた感想ですが、嘗て感動を覚えた味わいと概ね差はないものの、久々に食べると不思議と以前ほどの衝撃は感じられませんでした。

感動は相対比較から生み出される事から、構成が素朴であるほど自らの経験値が増すに連れて次第とインパクトが薄れるのかも知れません。

改めて訪れる機会があれば、次回は初訪の際に食べたきりである「中華そば」を再び試したいと思います。

ご馳走さまでした。

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