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 これまで、わたしは飯田橋、南池袋の大勝軒で食べ続けてきましたが「本店」に足を運んだのは、初めてです。
 結論から申しますと、これまでのどの大勝軒よりも、おいしかったです。麺、スープ、インテリア、客筋……すべてにおいて他の系列店を圧倒していました。
 以下、思いつくままに印象を書き連ねます。
●何といっても、つけ汁が素晴らしかった。辛すぎず、甘すぎず、程よく酢の酸味が利いていて、何とも絶妙で、繊細な、深みのある味わいでした。
●本当に、このつけ汁は凄い。他の系列店はもっともっと精進して、真剣に追随してほしいです。そして追い越してもらいたい(特に飯田橋さん、本店に比べると、あなたのところは砂糖が利きすぎです。濃厚さを追求するあまり、つけ汁が透明感・りりしさを失い、下品になっていると、わたしは思います)。
●でも、ちょっと魚粉の味がしたかな。つけ汁をレンゲですくって、口に直接含むと、少し粉っぽかった。食べ終わってスープ割りにしてもらったら、粉っぽさは消えていて、滋味に富む、調和に満ちた味になっていましたが。
●麺は、わたしの感覚では、やや柔らかめ。でも、このゆで加減=硬さがおそらく大勝軒のスタンダードなのでしょう。麺がコシを失う寸前のところで踏ん張って(そこまで、ゆで込んでいて)、これまた何とも絶妙でした。
●思うに、太麺はある程度しっかりゆでないと、麺自体のうまみ・ほのかな甘みが引き出て来ないのですね。だから、大勝軒は全体的に少し柔らかめの麺になるのだとわかりました。
●ですが南池袋さん、あなたのところの麺は明らかに柔らかすぎです。てろーんと伸びきっていて、麺自体の持つうまみが全く感じられません。もしかして、ゆで置きを使ってらっしゃるのかもしれませんが……。猛反省してください。
●飯田橋にはあって、南池袋にはない、半切りゆで卵、ミニナルトが、本店ではデフォルトで入っていました(南池袋さん、こうしたガジェットはやっぱりあったほうがいいです。料理は目でも楽しむもの。彩りの問題です)。
●赤辛みそ容器も大型で、標準サイズのスプーンがついていました(飯田橋さん、容器とさじをぜひ標準サイズに替えてください。あなたのところの小型容器と小さじはやっぱり使いづらいです)。
●麺・スープの冴えに比べて、チャーシューは凡庸であるように感じました。厚切りにこだわるのはいいですが、進化していない、まるで昭和40年代のレトロなチャーシューです。肉質、硬さ、うまみ……ちょっと現代のチャーシューではないですね。
●今回、いたずら心を発揮して、あつもり野菜を頼んだのですが、これは失敗でした。つけ汁のどんぶりを野菜が占領してしまって、麺を入れるスペースがありません。また味わいも、250円の追加料金に見合うものとは思えません。それなら100円追加で中盛りにすべきでした。まあ、これはわたしの判断ミスです。
●つけ汁の中に、赤辛みそをトッポーンと落とし込んで召し上がっている人が、本店にもいましたね。何度でもいいますが、あれは直接麺につけて食べるほうが絶対においしいですよ。
【結論】
 再開した本店に、マスコミなどの毀誉褒貶があることは承知しています。
 しかし、それでも、本店は大勝軒系列つけ麺の最高峰だと思います。
 今まで食べてきた「大勝軒」の名を冠した店はいったい、何だったのでしょうか。
 本店の味を知ってしまった以上、当分、他の系列店には足を向ける気はありません。
 これからしばらく、通い続けたいと思います。
 
あつもり野菜(普通盛り)950円

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