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どうもです
しかし石川県全体の登録数が柏市より少ないし、レビュー数も・・・
でも良い店にぶつかりましたね。しかも煮干しだったなんて。
なかなか良いスタートだったんじゃないでしょうか。さて今今回は何杯?
実は今検索してたら見つけました・・・いしるラーメン。能都町のラーメン店で。
能都町商工会のHPに紹介されてました。でもRDBには登録ナシ。
UNIA。 | 2009年7月28日 10:16まいど~。
ここはチョーラッキイでした。
ね、石川不毛県でしょ。ラーメン屋は結構ありましたけど。
喜多方や家系食べてもしょうがないし。
幸先はよかったのですが、やっぱりここだけでしたね。あと1軒上げますが。
いしる、関東でりべしますぜ。
行列 | 2009年7月28日 18:34
行列
slowhand



ikk1427





この日が能登一周旅行の初日。8時半に小松空港に着いてレンタカーを借り、その晩に輪島に泊まることになってます。事前にお勉強をして小松から能登までの間にある立ち寄りスポットを決めてますが、所詮車の移動なんですべては成り行きまかせ。小松から能登までは高速がありますが、それを使ったんじゃあ旅行の意味がないし、出会いもないし。
この日は、なるべく海岸線を走るを原則に北上していきますが、空港から海岸線の近くを走る一般道に到達するまでは高速を使って時間の有効活用。地図を見ると金沢に近い内灘くらいまで高速を利用するとよさそうです。高速を降りてさすが一般道に入ると急に車の数が増えて、のろのろ運転になる区間もあり。金沢右折なんかの交差点を過ぎるたびに車の数は減り、どんどんカントリーサイドに向かっている空気になってきます。
内灘の文字が見え、海岸への方角を示す看板がありました。内灘海岸です。
海に行く?
同行のBさんに聞きますが、答えは分かってます。内灘に来て砂浜を見ない訳がありません。二人の青春に大きく関わっていた五木寛之。彼が颯爽とデビューしてまったく読んだことのないような彼の小説に驚きます。さらばモスクワ愚連隊。蒼ざめた馬を見よ。その後の一連の作品を本が出る度に買ってむさぼり読んでいました。そんな時に読んだ小説、内灘婦人。内灘という地名を知ったのはその小説からでした。内灘婦人が今砂浜を歩いているとは思いませんが、でも素通りできるわけがありません。
海岸まではすぐでした。砂浜の部分が広い海岸線が左右に伸びています。道路から砂浜に入って波打ち際までは相当距離があります。もう少し北上した羽咋には砂浜を走る渚ハイウエイがありますが、同じですね。砂がしまっていて、車が沈まないから走行可能。渚ハイウエイに行かなくてもここで体験できました。
上げた写真で乗り入れ禁止って書いてあるよ!そうなんです。道路からこの看板までの砂浜の距離が長いんです。そこがミニ渚ハイウエイ。
海岸に人が4,5人だけ。夏には溢れかえるくらいの人で埋まるんでしょうね。
10分くらい海をながめ、駅の方に来ると突然ラーメン屋がありました。お店の表には駐車場の場所が書いてあって、キャパは13台。それと別にお店の前に3台停められますし、これは人気店に間違いない。開店は10時。時計を見ると10時2分前。おいおい、おいしすぎるぞ、このシチュエーション。
石川能登には、いしるという素晴らしい食文化があります。魚醤ですが、原料はいか。このいしるを使ったラーメンが食べたくてサイトを懸命に探しましたけど見つからず。いつも見るラーメンサイトでは、ほとんどレビューはなくてさびしい限り。人気店が家系とか喜多方ラーメンなんですぞ。たちあがれ~~、若きいしりラーメンをつくる店主。ゆえに、出発前からラーメンはあきらめてます。石川県はラーメン不毛だと。あの有名なチェーン店ですら、さんざんこきおろされてます。
そんな中で偶然出会ったラーメン藤。外観だけでもうまそうなオーラが。車を止めて、店内に顔をつっこみ、
今日お店やりますか?
はいはい、いま開けます。
まず、店内にあるお店が掲載された雑誌の記事のピンナップの数の多さ。これを見れば、もう分かりました。こんな田舎にある有名店だったんですね。このお店の前の道は、予定では絶対通ることのない道ですから。神様の思し召しです。カウンターが13席。テーブルが8席。厨房は女性2人体制。一人が女性店長ですね。京都にあるラーメン藤ののれん分けと書いてあります。
メニューを見て、興奮してしまいました。煮干しラーメンがあります。煮干し、サバ節ととんこつのWスープ。ありゃ、白湯ラーメンもあります。スープは6種類。醤油味、味噌味、煮干し味、白湯味、たまり醤油味で、新作が京風ゴマ味坦坦麺。よく研究してます。お店はもう14年やっていて、あとで京都のラーメン藤のHP見たら、醤油、味噌味はあるものの、この煮干し、白湯、たまり醤油はここの西野店長が開発したような。
すみません、煮干しラーメン2つ。麺かため、ネギ多め、もやしは普通で。
もう、どきどきしてます。ここで、煮干しラーメンが食べられるなんて。5分で配膳されました。ものすごい煮干しのにおいが立ってます。動物の匂いは全く感じません。それにしても、ネギの山の高さよ。これがチョイスですからすごい。ネギの下にはもやし。あおさがところどころに散らされわかめも合流してます。ネギの山の頂上には、しょうが。チャーシューは、モモ肉で3枚。
スープの表面にはかなりの脂が浮いています。煮干しの香りに酔いながら、スープをレンゲですくって味見。塩加減がぴったりで、相当の脂のコクを感じます。うまい。鼻からにぼの匂いがすっと抜け、煮干しトンコツのコクのある味がのどを通過し、極楽状態です。麺は中くらいの太さで茹でもいい。なにせネギたっぷりなんで、惜しげもなく食べられるところが幸せ。ときどき針しょうがにぶつかって、すがすがしい刺激に見舞われ。女性ならではの細やかな展開に感心してしまいます。
チャーシューはしっかり味っぽく、モモが入るとバラが食べたくなるわがまま病を発症。あおさも絶妙なバイプレーヤーぶりを発揮して、ラーメンのなかで違う世界、アナザストーリーを楽しめます。これは、自分にぴったしのラーメンだわ。ほんとに大好き。これじゃあ、白湯ラーメンも食べたいけど、旅行中はちょっとずつ、たくさんのお店が原則なんで。
ということで、石川能登で最初の食事が劇劇うまうまラーメン。ここで車が突然故障して帰京せざるを得ない状況になったとしても、石川まで来て良かった、と思わせる実力ある1杯でした。この旅行、これから3日間ラッキーが重なりそうな予感が。