なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「味噌辛ニラそば + 小ライス」@らぁ麺 はやし田 武蔵小杉店の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2025/11/17/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/p8DxF_w5uFs

昨年の「麻辣」が「味噌」と衝撃のドッキング!これは進化!

秋晴れが続く中、空気はキリリと冷え込み、晩秋の深まりを感じさせます。こうなってくると、なぜか無性に「辛いもの」で体内から強制的に暖房を起動させたくなるのは、私だけではないはず。そして、この季節は「限定」という、我々ラーメン愛好家の心を惑わす魔性の言葉が飛び交う季節でもあります。 今年もまた、アイツが帰ってきた。 そう、私は今、「らぁ麺 はやし田 武蔵小杉店」の前に立っている。

昨年のあの衝撃、この場所で「辛ニラそば」という名の一杯と出会ったのは、ちょうど昨年の今頃 。 あの記憶は、今でも鮮烈に脳裏に焼き付いています。 「刺激的自家製麻辣オイルが実にホット!」 というキャッチコピー通り、シャープな麻辣(マーラー)のシビれと、唐辛子の突き刺すような辛さ。それをガッチリと受け止める、ニラとひき肉の暴力的なまでの旨味。

「食べて汗、食べて汗の繰り返し」 という無限ループに陥り、晩秋の最中、武蔵小杉で、一人「びちょびちょ」 になって店を後にしたのでした。 「晩秋に汗かく痛快ニラそば」 の看板に偽りなし。あれは「味仙の台湾ラーメンを和風テイストで上品に仕上げたイメージ」 という他の方のレビューにもある通り、まさに「痛快」と呼ぶにふさわしい一杯でした。

そして、今年。 私の視線は、店頭のメニューにくぎ付けになりました。 そこに書かれていた文字は、「味噌辛ニラそば」。……「味噌」? なんですと? 昨年、あれほど私の心を焦がし、汗腺を破壊したあの「麻辣」という名の恋人が、今年は「味噌」という新たなパートナーを連れてきた、とでも言うのでしょうか。 これは一体、「バージョンアップ」なのか、それとも、似て非なる全くの別物なのか。




<全体> はやし田の代名詞「清湯」に昨年の麻辣とは違う味噌のコク深さがプラス?

カウンターに着席し、高鳴る鼓動を抑えながら待つこと数分。 ついに「彼」は、私の目の前に降臨。まず、私を襲ったのは「香り」です。 昨年の「辛ニラそば」が、どちらかといえば花椒のシビれる香りが前面に出た、シャープで攻撃的な香りだったのに対し、今年の一杯は違います。「味噌」の芳醇で、ふくよかな香りが、あの麻辣の刺激的な香りを優しく、しかし確実に包み込んでいる。

次に、ビジュアル。 ニラの鮮烈な緑、ひき肉の食欲をそそる褐色。そこは変わりません。 しかし、決定的に違うのは、その土台となるスープの色です。ご存知の通り、「らぁ麺 はやし田」といえば、そのアイデンティティは「深みと透明感のある丸鶏のスープ」 にあります。「美しい清湯(ちんたん)」 であり、「複雑に香り立つ芳醇な味」 こそが、はやし田ブランドの根幹のはず。ですが、今、私の目の前にあるのは、その「透明感」をあえて捨て去り、味噌によって重厚な赤茶色に染まった「濁り」のスープ。

恐らくこの美しい清湯に「自家製麻辣オイル」を浮かべることで、ベースの旨味とオイルの辛さを両立させていたのでしょう。それは「足し算」のラーメンです。 しかし、今年の「味噌辛ニラそば」は違います。「味噌」という、オイルのような「液体」ではなく、「個体」をスープに溶かし込んでいる。 これは、もはや「オイルをかける」という単純な足し算ではありません。スープの「構造」そのものを変えてしまう「再構築」ではないか!?。




<出汁> 濃ゆい赤茶の色合い!味噌のコクの直後、昨年の麻辣の刺激が相変わらず刺激的!

レンゲを静かに沈め、その赤茶色のスープを一口。……ッ!う、美味いッ! これは、想像を遥かに超えてきました。まず、レンゲを口に運んだ瞬間、舌が感じるのは「味噌」の持つ圧倒的な「コク」と、ほんのりとした「甘み」です。 「ああ、やはり味噌が来たか。今年はマイルドな着地か」 そう思ったのは、わずか 0.5 秒。

その味噌の甘みの奥から、昨年の記憶 にある、あの舌がシビれる「麻(マー)」の刺激と、唐辛子の「辣(ラー)」の辛さが、「こんにちは!」どころか「お邪魔しますよ!!」と、土足で上がり込んでくるではありませんか! 昨年の「辛ニラそば」 が、麻辣オイルの鋭利な「キレ」と「痛み」で攻めてくる「点」の攻撃だったとすれば、今年の「味噌辛ニラそば」は全く異なります。

よくある「辛味噌」ラーメンは、味噌が辛さの「カド」を取り、全体をマイルドにまとめる「緩衝材」の役割を担うことが多い。 しかし、こいつは違います。 味噌は、辛さを抑え込むためにいるのではありません。

味噌は、麻辣の「シビれ」と「辛さ」を抑え込むのではなく、それらを「真正面から受け止める」ための、強固な「土台」として機能しています。 味噌が持つ「旨味」と「塩味」、そして「はやし田」のDNAである「丸鶏清湯」 の「芳醇な味」が一体となり、昨年の「麻辣オイル」という単体の刺激を、とてつもなく重層的で、厚みのある「旨辛いスープ」へと昇華させているのです。味噌は「緩衝材」ではなく、旨味の「増幅器(アンプ)」だったのです!




<麺> 重厚なスープの海に漂う「はやし田」の伝家の宝刀である全粒粉入りパッツリ細麺!?

一抹の不安を覚えましす。「待て。この繊細な細麺が、あのヘビー級の味噌麻辣スープに勝てるのか?」 「スープの力に麺が負けて、ただ辛いスープをすする機械になってしまわないか?」と。一口、すすります。 ……その不安は、杞憂に終わりました。

通常、これほど濃厚なスープには、スープをしっかりと「持ち上げる」ために太麺を合わせるのがセオリーです。 「はやし田」の麺は「細ストレート」 ゆえ、スープの「持ち上げ」自体は、そこまで強くありません。 しかし、この「パッツリ」とした食感 。恐らく低加水であろう、この麺自体の「小麦の風味」が非常に強いため、スープに染まらなくても、麺としての存在感を失わないのです。

この組み合わせは、麺がスープを「持ち上げる」のではありません。 麺をすする行為によって、麺に「まとわりついた」重厚な「スープ」と、ゴロゴロとした「ひき肉」、シャキシャキの「ニラ」が、三位一体となって口の中に「運ばれてくる」のです。 麺は「主役」であると同時に、この一杯を完成させる最強の「運び屋(デリバリー・ヴィークル)」でもあったのです。「パッツリ」と小気味よく切れる麺の食感 。 ニラの「シャキッ」とした食感。 ひき肉の「ゴロゴロ」とした肉感。 そして、味噌麻辣スープのとろりとした舌触り。 これらが口の中で、未体験の「食感のオーケストラ」を奏でます。




<生玉子> 辛さを円やかに包み込み、旨味をさらにブーストさせる「多重奏」の役割を果たす!

生玉子は、この攻撃的なスープに黄金の円やかさを投入します。 辛さが「コク」によって包み込まれ、旨味がさらにブーストされる感覚。 これは「マイルド」なのではなく、旨味の「多重奏」です!




<ニラ> 熱が通ることで甘みを増し!?シャキシャキとした食感が良いアクセント!!

スープの表面を覆い尽くす、まさに「緑の絨毯」。これはもはや「薬味」の域を超えています。 鮮烈なエメラルドグリーンが、重厚な赤茶色の味噌麻辣スープに映え、見た目にも鮮やか。 細かく刻まれたこのニラが、レンゲでスープをすくうたびに、麺をすするたびに、口の中へと飛び込んできます。
熱が通ることで「甘み」を引き出しつつも、その「シャキシャキ!」とした小気味よい食感は一切失われていません。 この食感が、麺の「パッツリ」感、挽肉の「ゴロゴロ」感と合わさることで、あの「食感のオーケストラ」に、高音域の「シンバル」のような鮮烈なアクセントを加えているのです!




<挽肉> スープをたっぷりと吸い込んだひき肉が、全体の旨味を底上げしている!

スープをたっぷりと吸い込んだひき肉の旨味。昨年の『辛ニラそば』のレビューで触れられていた「そぼろ肉」というような上品なものではなく、今年は味噌麻辣スープを全身にまとった「肉の塊」と呼ぶべき存在感を放っています。 レンゲですくうと、その重みがずっしりと伝わってくるかのよう。

これは単なる『そぼろ』ではなく、スープの旨味と一体化した「食べるソース」そのもの。 麺をリフトアップすれば、この肉がしっかりと麺に絡みつき、ニラと共に口に飛び込んできます。この肉の旨味が、全体の満足感を強烈に底上げしているのです。




<小ライス> 追い飯必須!是非とも白飯まで辿り着いて欲しい!食欲の秋を満喫!

麺が残りわずかとなった頃、私は店員さんに、決意の表情でこう告げます・・・「すみません、小ライス、お願いします」。現金払い。正直に申し上げます。 この「味噌辛ニラそば」は、この「小ライス」を食べることで完結するかと!。

この「味噌辛ニラ」スープは、その「甘過ぎる」問題 を、麻辣と味噌の力で 180 度、いや、360 度(一周回って)解決しています。 なぜなら、このスープには、ライスが本能的に求める「おかず」の要素——すなわち、「ひき肉」「ニラ」「味噌」「麻辣」——が、すべて溶け込んでいるのです 。 このスープは、もはや「スープ」ではありません。 「ライスにかけるために最適化された、究極のソース」なのです。

ラーメンとして食べた時よりも、米の「甘み」が、スープの「辛さ」と「旨味」を、さらに数段上のステージへと引き立てます。 辛い。しかし、旨い。旨い。しかし、辛い。 レンゲが止まらない。 私は、昨年の「追い飯」 を遥かに超えた「完全なる一体感」に、ただただレンゲを往復させることしかできませんでしたー。




総じまして・・・「胃袋から心と身体を温める一杯!今年もやはり額は汗でびちょびちょ!」

昨年の「麻辣」の「ホット」 な汗が、皮膚の表面を刺激する「痛快」な汗だったとすれば、 今年の「味噌」が加わった汗は、体の芯から「ポカポカ」と温まり、じわじわと内側から噴き出してくるような、実に「健康的」な汗です。 これは、晩秋に食べるべきラーメンとして、完璧な仕上がりと言えるでしょう。完食。 スープ一滴残さず、完飲です。 もちろん、私の額は、今年も「びちょびちょ」です。「味噌」という名の「懐の深さ(コク)」を手に入れ、辛さも、旨味も、シビれも、すべてを丸ごと包み込み、最後は「小ライス」という名の「家庭(雑炊)」に穏やかに収める。素晴らしきバージョンアップ。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思いいます!


   辛かった
    昨年の刺激
     懐くなり

    味噌と出会って
     深くなる味


 お粗末様でした!ということで今日も家族に感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

投稿 | コメント (3) | このお店へのレビュー: 7件

コメント

おはようございます!
前回は醤油ベースが今回は味噌になりパワーアップしましたかね、前回は大粒背脂が結構好みでしたが今回は背脂そうでもないですか?
にしても、ニラソバならやはり一面ニラにして欲しいところです。

雨垂 伊砂 | 2025年11月17日 10:18

どもです。
はやし田っぽくないですね。
それだけにかえって惹かれるものがあります。
〆はっ白飯でしょっと思ったら、しっかり食ってましたね。
さすがです!

お恥ずかしい、武蔵小杉を武蔵小金井と見間違えてしまいましたw
え?ムサコにあったっけ?と。でも両方ムサコはムサコですね。
はやし田さんしばらく伺っておらずです。どんどん色んなメニュー出てきてますね
痛快、良きだなぁ〜。綺麗なおラーメンがベースにありつつ攻めてるから
より興味ひかれるます

スージーのなのなQ | 2025年11月17日 21:32