らーめん 高尾の他のレビュー
とまそん@ラーメン食べて詠いますさんの他のレビュー
コメント
㊗️高尾100レビュー
一周回るとシンプルが落ち着きますね!
私は今週、連チャンしてしまいましたよ笑
やっぱりネコが好き | 2026年1月30日 11:04どもです。
先日誘われたけど辞退しました。
皆でワイワイ美味しいのは分かってますが。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年1月30日 11:08祝、この店100レビュー
1度だけ行きましたが、近ければヘビロテで通いそうな居心地のよさでした
RAMENOID | 2026年1月30日 19:14すごい、100レビュー!!おめでとうございます!
店主さんから記念品があってもおかしくないw
次回からノールックでポーチドエッグが2つついてくる、くらいな常連様サービスあって良きレベルすねw
スージーのなのなQ | 2026年1月30日 19:37祝100レビュ。
安定の赤星二本からの〆ラーメンですね。
コチラは居心地良いし、安価で美味しい一杯が食べられて最高ですよね。
コレでポン酒でもあったら、自分も遠いですが通っちゃうんですがw(笑)
バスの運転手 | 2026年1月31日 14:37
とまそん@ラーメン食べて詠います


とまそん@ラーメン食べて詠います







とまそんのYouTube: https://youtu.be/7qXCYQdTQME
寒風吹きすさぶ荻窪の裏路地!静かに燃え上がる麺への渇望!昼酒への背徳的な誘い・・・1月の休日。突き抜けるような青空とは裏腹に、肌を刺す寒風が容赦なく吹き付ける正午前の荻窪。多くの人々がまだ活動のギアを上げきれていないこの時間帯に、私はひとり、ある種の使命感にも似た高揚感を抱きながら南口の路地裏へと足を運びます。
目指すは「らーめん高尾」。かつて三鷹の伝説的名店「中華そば みたか」で研鑽を積んだ店主が、このラーメン激戦区・荻窪に構えた城。単なる食事処ではありません。ここは、昭和の残り香を色濃く残しつつ、令和の疲れた魂を癒やす「大人の給水所」なのです。暖簾をくぐるその瞬間、日常の喧騒は遮断され、そこには琥珀色の時間だけが流れています。今日の私は、ただの麺食いではありません。計算し尽くされたオーダーで、この空間を骨の髄まで味わい尽くす「求道者」となるのです。
<サッポロ赤星> 琥珀の液体が喉を駆け抜ける歓喜!これぞ大人の義務教育!中瓶2本のアイドリング!
席に着くや否や、呪文のように唱えるのは「赤星」。ここ高尾において、ビールは単なる飲み物ではありません。空間と一体化するためのパスポートです。程なくして運ばれてくる、サッポロラガービール(赤星)の中瓶。そのレトロなラベルを眺めるだけで、私の脳内麻薬が分泌され始めます。
トクトクトク……と、小さな厚底のコップに注ぐ音さえもが美しい。グイッと煽れば、熱処理ビール特有のドッシリとした苦味と厚みが、乾いた喉を潤し、胃袋へと滑り落ちていきます。
「プハァ……!」思わず漏れる吐息。休日の昼、まだ世間が働いているかもしれない時間に飲むビールの、なんと背徳的で甘美なことか。今日はあえての「2本」。1本目は渇きを癒やすため、2本目はアテと共に時間を楽しむため。このペース配分こそが、高尾を楽しむ上での最適解なのです。
<メンマ皿> フニャコリッとした食感の妙技!素朴さの中に潜む発酵の旨味が赤星のピッチを加速!
まず到着したのは、アテの王道「メンマ皿」。昨今のラーメン界で流行りの極太材木メンマとは一線を画す、クラシカルな短冊切り。しかし、侮るなかれ。
箸で摘んで口に放り込めば、「フニャッ」とした柔らかさの奥に、「コリッ」とした確かな繊維の抵抗を感じる、唯一無二の「フニャコリッ」食感。
噛み締めるたびに、醤油ダレの塩気と、メンマ特有の風味が口いっぱいに広がります。
これが赤星に合わないわけがない!メンマ一切れで、ビールが一口、二口と進んでしまう。この危険なループこそが、高尾飲みの真骨頂と言えましょう。
<青菜皿> 鮮烈な緑がもたらす一服の清涼感!絶妙な茹で加減に職人の丁寧な仕事を見る!
続いて「青菜皿」。今回は、高尾店主のサービスで岩海苔をふってもらえましたー!茶色一色になりがちな卓上に、目に鮮やかな緑が舞い降ります。そのまま食べれば、シャキシャキとした茎の食感と、葉の瑞々しさが、ビールで満たされた口内をリセットしてくれます。
卓上の醤油をひと回しし、少しクタッとしたところをいただけば、それはもう立派な一品料理。まるで高級料亭のお浸しかのような……というのは言い過ぎかもしれませんが、それほどの「品格」をこの一皿に感じるのです。
メンマの塩気、青菜の清涼感、そして赤星の苦味。この完璧なトライアングルに、私は早くも陶酔し始めています。
<全体> 丼の中に広がる昭和の小宇宙!飾らない美学が結実したノスタルジック拉麺スタイル!
赤星2本目が半分ほどになった頃合いを見計らい、真打ち登場。「ラーメン 半熟玉子入り」の着丼です。おお……なんと美しい……。派手な装飾や、奇をてらった盛り付けは一切ありません。
透き通った琥珀色のスープ、その中を泳ぐ独特な麺、そしてチャーシュー、メンマ、ナルト、ネギ、そして半熟玉子。全てがあるべき場所に収まり、静かに、しかし力強く「私は中華そばである」と主張しています。立ち上る湯気からは、醤油と出汁の芳醇な香りが漂い、私の食欲中枢をダイレクトに刺激します。これぞ、私たちが追い求めていた「ラーメンの原風景」ではないでしょうか。
<出汁> 動物系と野菜系が織りなす優しい協奏曲!生姜のキレ!毎日飲み干したい慈愛の出汁感!
レンゲを沈め、スープを一口。……ああ、染みる。豚肉などの動物系のコクがしっかりと土台を支えつつ、野菜や昆布からくる「ほのぼの」とした甘みが全体を包み込みます。そして、特筆すべきはフワリと香る「生姜」の風味。修行元の『みたか』の系譜を感じさせながらも、高尾独自の進化とも言えるこの生姜のキレが、ノスタルジックな味わいに輪郭を与えています。
決して古臭くない。むしろ、一周回って新鮮ささえ感じる、洗練された「昭和の味」。一口飲むたびに、身体の細胞が喜び、心が解けていくのがわかります。
<麺> 蕎麦なのか?否!これぞ高尾の麺!クシクシとした独特の歯切れが奏でる小麦の賛歌!
そして、この店最大の特徴とも言える「麺」へ。箸で持ち上げると、一般的な中華麺よりも茶色がかった、中太のストレート麺が顔を出します。ズズズッと啜り上げれば、その食感に驚愕します。
「モチモチ」でも「ツルツル」でもない。「クシクシ、プツプツ」とした、独特の歯切れの良さ。見た目は日本蕎麦のようでありながら、噛み締めると小麦の香ばしさと甘みが口いっぱいに広がる、不思議な感覚。
スープを吸うにつれて徐々にしなやかさを増し、麺肌が滑らかになっていく変化もまた楽しい。この麺だからこそ、このスープがある。互いが互いを高め合う、運命の赤い糸で結ばれたパートナーシップを感じずにはいられません。
<チャーシュー> スープの熱で蘇る脂身の甘み!ホロリと崩れる煮豚の王道を行く隠れた実力者!
チャーシューは、最近流行りの低温調理レア系ではなく、しっかりと煮込まれた正統派の煮豚。スープの熱で脂身がトロンと溶け出したところをパクリ。……旨し!赤身の部分はホロリと繊維に沿って崩れ、噛むほどに肉本来の旨味と染み込んだタレの味が溢れ出します。
決して主張しすぎないけれど、確かな満足感を与えてくれる。残しておいた赤星の最後の一口を、このチャーシューと共に流し込む幸せ。「まかないチャーシュー」をつまみに飲むのも最高ですが、スープに浸ったこのチャーシューもまた、格別の味わいです。
<ナルト&メンマ> 丼を彩る名脇役たち!視覚と食感でリズムを刻む無くてはならない存在!
丼の中央でクルクルと渦を巻くナルト。その愛らしいピンク色が、茶色一色の世界にポップな彩りを添えています。
そして、スープに浸って温まったメンマ。先ほどの「皿」とはまた違い、熱を帯びることで香りが立ち、麺と一緒に啜った時の食感のアクセントとして最高の仕事をしてくれます。これら脇役たちがいてこその、一杯のラーメン。彼らの献身的な働きに、心の中で拍手を送ります。
<半熟玉子> とろりと溢れ出す黄金の溶岩!スープに濃厚なコクを与える至福の味変タイム!
終盤戦、いよいよ「半熟玉子」に箸を入れます。プツンと白身を割れば、中から鮮やかなオレンジ色の黄身が、トロリと流れ出します。
その黄金の液体を麺に絡めて啜る……これぞ至福!あっさりとしたスープに卵黄の濃厚なコクが加わり、一気にリッチな味わいへと変化します。マイルドになったスープを飲み干す手が止まりません。
<味変化> 和のスパイスが呼び覚ます最後の食欲!香ばしい刺激で締めくくる完璧なフィナーレ!
最後は卓上の「七味唐辛子」をパラリと投入。スープの表面に赤い粉が散り、ふわっと立ち上る山椒や陳皮の和の香り。ピリッとした刺激が、満腹中枢を麻痺させ、最後の一滴までスープを飲み干させる原動力となります。胡椒ではなく、七味。この和風テイストのスープには、やはり七味が最適解なのです。
総じまして・・・「荻窪の日常に溶け込む奇跡!ワンコインから始まる幸福論ここに極まれり!」
完食、完飲。直後に深いため息をつきます。寒空の下並んだ時間も、店内の活気も、赤星の苦味も、全てがこの一杯のためにあったのだと確信します。高級食材を使ったラーメンも素晴らしいですが、500円玉数枚でこれほどの幸福感を得られる場所が、他にあるでしょうか。高尾店主の実直な仕事と、荻窪という街の空気が生み出した、奇跡のような日常食。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
冬晴れの
荻窪路地に
赤星と
素朴な麺に
心温もる
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!