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「キリンハートランド2本+メンマ皿→ ワンタン麺」@中華そば 下連雀の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2026/02/15/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/TX3GyCOJ9V0

 三鷹の雪に溶ける琥珀の調べ!江ぐちの血脈と現代的洗練の融合!東京都三鷹市下連雀4丁目の街並みは、昨夜から降り続く雪によって、まるで時間が止まったかのような静寂に包まれています。この日は第51回衆議院議員総選挙の投開票日。高市政権が早期の衆議院解散を表明し、戦後最短となる16日間の選挙戦を経て迎えた、まさに歴史的な一日? 。物価高対策や消費税減税、外国人政策といった国の根幹に関わる議論が、冷たい風とともに街を吹き抜けていました 。

 三鷹駅南口から徒歩10分から15分ほど、久我山行きバスが通る「南浦」停留所近くの谷合マンション1階に、その店がある 。かつて三鷹の地で半世紀以上にわたり、地元住民の魂を支え続けた伝説の名店「江ぐち」。そのDNAを受け継ぐ「中華そば みたか」系譜の、ここ「中華そば 下連雀」は、伝統への深い敬意と独自の進化を併せ持つ存在です。

 雪の結晶がコートの肩で踊る中、扉を開けると、そこには昭和のノスタルジーと現代の清潔感が調和した空間が広がっています。外の喧騒と政治の熱を忘れさせるような、醤油と出汁の優しい香りが鼻腔をくすぐります。選挙という「公」の務めを果たした後に訪れる、一杯のラーメンという「私」の幸福。そのコントラストが、今日の探訪をより特別なものに変えていくのでした。




<キリンハートランド> 冷えた身体にあえて翡翠色の輝き!2本の中瓶がもたらす至福のアイドリングタイム!

 席に着き、まず注文したのは「キリンハートランド」。それも、1本ではなく2本 。 キンキンに冷えたエメラルドグリーンのボトルがカウンターに並ぶ様子は、窓の外の雪景色と鮮やかな対比を描き出します。ハートランドは1986年の誕生以来、麦芽100%とアロマホップのみを使用する純粋な造りを守り続けており、その澄んだ味わいは、これから提供される繊細な中華そばを待つ間の導入として、これ以上ない選択と言えます。

 グラスに注ぐと、きめ細やかな白い泡が立ち上がり、ホップの爽やかな香りが広がります。一口喉を鳴らせば、「プシュッ」という小さな音とともに炭酸が心地よく弾けます 。外の雪で冷え切った身体に、ビールの冷たさが染み渡り、逆に内側からじんわりと体温が上がっていくような錯覚に陥ります。1本目は喉を潤すために。そして2本目は、この後に続く「メンマ皿」とともにじっくりと愉しむために。この「2本」という選択が、今日のような特別な日にはちょうど良いのです 。




<メンマ皿> 250円の小宇宙!温もりと食感!そして辣油の魔法が織りなす、ビール泥棒な逸品!

 ビールの最良の伴侶として供されるのが「メンマ皿(竹の子皿)」です 。 運ばれてきた皿を見て、その価格設定に驚きを禁じ得ません。250円という安価ながら、そこには酒場の主役を張れるほどの満足感が凝縮されています 。

 まずはそのまま一口。ほんのりと温められたメンマは、噛むたびに繊維がほどけ、素材本来の甘みと穏やかな出汁の旨みが滲み出します 。上に載せられたたっぷりの白髪ネギが、シャキッとした鮮烈な食感と軽い辛味を加え、味に立体感をもたらします。

 ここで、卓上の自家製辣油を数滴垂らすのが「下連雀流」の愉しみ方です。 透明感のある赤い油がメンマを艶やかに彩り、香ばしい刺激が立ち上がります。この「味変」によって、メンマの穏やかさが一気に「攻め」の姿勢へと転じます 。メンマ、ネギ、辣油。そしてハートランド。この四重奏が奏でるリズムに、雪を眺める心はすっかり解きほぐされていきました。




<全体> 琥珀色の出汁に浮かぶ具材の規律!昭和の記憶を呼び覚ます美しきワンタン麺の佇まい!

 そして、真打ちである「ワンタン麺」が配膳されます。 目の前に置かれたその一杯は、まさに「昭和ノスタルジー」の結晶でした。表面には細かな油の粒がきらきらとダイヤモンドのように輝き、まっすぐに立ち上がる湯気が、窓の外の雪とは対照的な「生命の温もり」を象徴しています 。

 具材の配置にも、美しい規律が感じられます。 3枚のチャーシューが整然と並び、その横には艶やかな皮を光らせるワンタンがたっぷりと。中心には「なると」が一枚、白地にピンクの渦を巻いています。この「なると」の存在こそが、丼の中に昭和の芯を通す象徴的なアイコンと言えるでしょう 。江ぐち系譜の証である灰褐色の麺が、透き通ったスープの底に整然と横たわっているのが見て取れます。ワンタン麺で750円という価格は、公示前の党首討論会で議論された消費税減税や物価高対策を肌で感じる市民にとって、何よりの救いのように感じられます 。




<出汁> 円やかな醤油の甘みと豚・野菜・乾物が溶け合う優しき調べ!ノスタルジックな旨さ広がる!

 まずはレンゲを差し込み、その琥珀色のスープを一口啜ります。 瞬間、口の中に広がるのは、強烈なインパクトではなく「深い安らぎ」です。豚のさっぱりとした煮出し感をベースに、野菜の甘みや乾物類の滋味が優しく溶け込んでいます。

 醤油の風味はしっかりと感じられるものの、それは決して塩角が立ったものではありません。それはまるで、熟成されたみりんや素材由来の甘みすら感じるほどに、非常に円やかで角が取れています 。昨今の濃厚・多重奏なスープとは一線を画す、素材を「信じる」ことで生まれた、どこまでも澄んだ味わいです。雪で冷えた胃壁に、この出汁がゆっくりと浸透していく感覚は、至福の一言に尽きます。




<麺> 下連雀のアイデンティティ!江ぐち系唯一の"細麺"が実現する出汁との究極の親和性!

 この店の最大の特徴であり、私のような系譜ファンを唸らせるのが、この「細麺」の存在です 。 江ぐち・みたか系譜といえば、蕎麦を彷彿とさせる茶褐色の自家製麺が代名詞ですが、この系譜の中で「細麺」を選択できるのは、ここ「中華そば 下連雀」だけなのです 。麺の量は一玉150gと、標準的なボリュームを確保しています 。

 麺の色合いは、系譜伝統の灰褐色。まるで、さも全粒粉を思わせるその風貌は、視覚的にも「蕎麦ライク」な食感を予感させます。細麺を選択することで表面積が増え、出汁の持ち上げと吸い込みが格段に向上しています。啜り上げた瞬間、細い麺の隙間にたっぷりとスープが抱え込まれ、口の中に出汁の香りが一気に広がります。その食感は、時に「にゅうめん」にも例えられるほどのしなやかさを持ちつつ、噛み締めた時に感じる小麦の密度感が、ラーメンとしての力強さを担保しています 。細麺ならではの喉越しの良さは、雪の日の静かな昼下がりに、流れるような食のリズムを生み出してくれます。




<ワンタン> 皮の輝き!出汁を吸って黄金色に染まる!豆肉粒包み込むノスタルジックな逸品!

 豆粒大の肉餡、そして大ぶりな皮。トゥルンとした滑らかさ。見た目は、スープを吸って褐色に輝きます。噂によると、丸八製麺所@吉祥寺の皮だとか??。そうであれば、また嬉しい。自家製麺にこだわりつつも、地域食文化への敬意も感じられるのでー。

 特筆すべきは、その「皮」の表情。琥珀色のスープをたっぷりと吸い込んだ皮は、表面に艶やかな光を纏い、うっすらと褐色に色付いています。口に運べば、滑らかな舌触りとともに、皮に染み込んだスープの旨味が溢れ出します。ボリュームもしっかりとあり、これが一杯750円の「ワンタン麺」として成立していることは、もはや芸術的なコストパフォーマンスと言えるでしょう 。




<チャーシュー> デフォルトで3枚の贅沢!スープの熱で蕩ける豚バラ肉の脂の甘みと充足感がナイス!

 さらに驚かされるのが、チャーシューの満足度です。 デフォルトの構成であっても、豚バラ肉のスライスが3枚もしっかりと入っています 。2026年の物価情勢下で、チャーシューの枚数を維持、あるいは増やすという判断は、店主の並々ならぬ心意気を感じさせます 。

 スープの熱に浸されたチャーシューは、次第に脂身の部分が透明感を増し、口の中で蕩けるような質感へと変化します。赤身の部分にはしっかりと醤油ダレの味が染みており、噛むほどに豚肉の本来の旨味が溢れ出します。このチャーシューを麺と一緒に頬張る瞬間、まさに「肉と麺の幸せな調和」が完成するのです。厚みのある嬉しさが、空腹と寒さに疲れた身体を力強く癒してくれます 。




<メンマ> 丼の中で静かに寄り添う名脇役!竹の子皿とは異なる汁完飲への橋渡し役だね!

 丼の中に鎮座するメンマは、先ほどの「メンマ皿」とはまた異なる役割を果たしています。 スープの温度に馴染んだメンマは、より一層しなやかになり、麺と一緒に啜っても違和感のない一体感を見せます。控えめな味付けだからこそ、スープの邪魔をせず、むしろ食感のアクセントとして「静かに旨い」存在感を放っています 。

 江ぐち系の特徴でもある「なると」とのコンビネーションも抜群です。メンマの「縦の繊維」と、なるとの「もっちり感」。この対比を楽しみながら、丼の中の小宇宙を旅していく時間は、至福以外の何物でもありません。繊維の香りと食感が、スープの最後の一滴まで私を誘います 。




<味変化> 後半の加速!七味の香りと刺激が円やかなスープに新たな生命を吹き込む!

 麺を半分ほど食べ終えたところで、卓上の七味唐辛子をパラリと振りかけます。 江ぐち・みたか系譜において、胡椒ではなく「七味」が置かれていることには深い意味があります。蕎麦のような風貌の麺、そして和風出汁のニュアンスを含んだスープ。これらには、胡椒の直線的な刺激よりも、七味の持つ「香りの重なり」が驚くほど合うのです。

 七味が加わることで、スープの円やかな甘みがピリリと引き締まり、鼻に抜ける香りが一段と鮮やかになります。この味の変化によって、最後まで飽きることなく、むしろ加速するようにスープを啜り進めることができます。雪の日の昼下がり、身体が芯から温まっていくのを実感し、幸福の絶頂を迎えます。




総じまして・・・「系譜を紡ぐ!三鷹・下連雀の地に根ざした心温まる至高の日常食中華そば!」

 激しく移り変わる情勢や物価変動の中でも、この店が提供する750円のワンタン麺には、変わらない「誠実」が詰まっています 。江ぐち系の伝統を守りつつも、系譜で唯一の「細麺」という選択肢を提示し、よりスープとの親和性を高めたその姿勢。それは、伝統に安住することなく、常に「今」を生きる私たちの味覚に寄り添おうとする店主の矜持の表れでしょう。

 昨夜からの雪が街を覆い尽くしても、この店の中には琥珀色の温かな時間が流れています。ハートランドの翡翠色、メンマ皿の活気、そして細麺が運ぶ出汁の香りに包まれて、改めてこの街の、そしてこの系譜の深さを噛み締めました。三鷹という街が持つ、飾らないけれど芯の通った「食の魂」が、この一杯には確かに宿っています。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。


   雪が舞う
    下連雀の
     昼下がり

    琥珀の出汁に
     心解ける


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!

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