中華そば 東京ぐれっちの他のレビュー
とまそん@ラーメン食べて詠いますさんの他のレビュー
コメント
こんにちは!
いーぃブラックですね!
麺はもちろんですが、チャーシューの上のスープがとても良い感じですよ♪
雨垂 伊砂 | 2026年2月5日 12:24どもです。
1回しか行ってませんが、マッタリ醤油てした。
調子に乗って酔っ払ってましたが、それでもおいしかつたです。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年2月5日 13:26こんにちは!
いーぃブラックですね!
麺はもちろんですが、チャーシューの上のスープがとても良い感じですよ♪
雨垂 伊砂 | 2026年2月5日 12:24どもです。
1回しか行ってませんが、マッタリ醤油てした。
調子に乗って酔っ払ってましたが、それでもおいしかつたです。
ラーするガッチャマン(通院中) | 2026年2月5日 13:26
とまそんのYouTube: https://youtu.be/WANXV4sY4z0
冬晴れの阿佐ヶ谷!スターロードの迷宮に漂う昭和の残り香と暖簾をくぐる前の静かな高揚感!2026年1月31日。カレンダーの最後の一枚を捲る直前、都心は凛とした冬の空気に包まれていました。杉並区阿佐ヶ谷、この街には中央線沿線が誇る特有の文化的な厚みと、どこか人を惹きつけて離さない磁場のようなものがあります。正午を少し過ぎたばかりの太陽は高い位置にありながら、ビルの隙間に吹き抜ける北風は容赦なく頬を撫でていきます。そんな寒さの中、足は自然と駅北口の「スターロード」へと向いていました。ここはかつてから飲み屋がひしめき、夜ともなれば酩酊の海へと人々を誘う魅惑の路地裏ですが、昼下がりのこの時間帯は、どこか眠たげで、それでいて確かな生活の息吹を感じさせる不思議な静寂に満ちています 。
本日目指すのは「中華そば 東京ぐれっち」。かつて居酒屋としてその名を馳せ、2019年にはラーメンを主軸に据えた業態へと鮮やかに転身したこの店は、阿佐ヶ谷の食通たちの間で静かな、しかし確固たる支持を集めています 。カウンターわずか数席という、まるで隠れ家バーのような親密な空間。そこに掲げられた暖簾をくぐれば、都会の喧騒は一瞬にして遠のき、店主の真摯な手仕事が織りなす「和」の世界が広がっているはずです。期待に胸を膨らませ、店の引き戸に手をかけました。今回は、店に入るなり、いつも懇意にして頂いてるラーメン愛好家と偶然にも、カウンターで出会し驚くなりで、どっぶりと酒を酌み交わしながら、すっかりこの店で長居してしまいましたー。
<サッポロ赤星> 伝統のラベルが語る歴史と乾いた喉を潤す琥珀色の液体!完璧なるラーメン序奏!
席に着くなり、品書きを見るまでもなく「サッポロ赤星」をお願いしました。提供されたのは、冷え切った大瓶。ラベルに輝く赤い星は、サッポロビールが誇る現存する日本最古のブランドであり、その伝統の重みが、これから始まる「儀式」の格を高めてくれるように感じます 。熱処理ビールならではの、どっしりとした厚みのある味わいと、後味に抜ける程よい苦味。これが、冬の乾燥した空気で乾ききった喉を、至福の感覚とともに潤していきます。
カウンターの向こう側から、鯛煮干しの香りがふわりと立ち上る中、グラスに注がれた琥珀色の液体を傾ける。一口、また一口と喉を通るたびに、身体の強張りが解け、感覚が研ぎ澄まされていくのが分かります。まさに「昼酒」の醍醐味であり、この赤星という選択こそが、後のラーメンの味わいを最大限に引き立てるための、不可欠なプロセスの第一歩なのです。一本目を飲み干し、気づけば二本目の赤星へと手が伸びていました。この「静寂の中の昂揚」こそが、ブログを綴る私の原動力でもあるのです。
<いいちこロック> 予期せぬ邂逅がもたらす、いいちこの香りと共に深まる拉麺を愛する者同士の濃密な対話!
赤星をゆっくりと楽しんだあとは、懇意のラーメンレビュアー氏のオーダー流で「いいちこロック」でございます。日頃からSNSやレビューサイトで情報を交換し、私が全幅の信頼を置いている、懇意のラーメンレビュアー氏。このような偶然の遭遇も、阿佐ヶ谷という狭いようで深い街の、そして「東京ぐれっち」という店の持つ磁力のなせる業かもしれません。
大麦100%の清冽な香りが、氷の溶ける音と共にグラスの中で揺れます。レビュアー氏と交わす言葉は、自然とラーメンの奥深さ、そしてこの店が提供する「和」の精神についての深淵な議論へと発展しました。互いの近況を語り合いながら、いいちこを1杯、2杯と重ねる。酒と対話、そしてこれから供される一杯。この三位一体が織りなす時間の尊さを、改めて噛み締めるひとときとなりました。気づけば正午過ぎからずいぶんと時間が経過していましたが、こうした贅沢な時間の使い方もまた、週末の阿佐ヶ谷の楽しみ方であり、私の人生における大切な一片なのです 。
<全体> 漆黒出汁が湛える静謐なる美学と計算し尽くされた具材の配置がもたらす圧倒的な完成度!
そして、ついに真打ちである「タマリ醤油そば」が私の目の前に降臨しました。別名「阿佐ヶ谷ブラック」。その瞬間の光景は、まさに一幅の絵画を思わせる、静謐な美しさに満ちていました。まず目を引くのは、丼の底まで見通せないほどに深く、濃い「漆黒」のスープです 。愛知県産のたまり醤油を使用しているというその色は、単なる「濃口」という言葉では片付けられない、宇宙の深淵を覗き込むような神秘的な力強さを湛えています 。
しかし、その黒さの中に、上品な脂の玉がキラキラと星屑のように散らばり、中央に整然と配置された三種類のチャーシュー、美しく並べられた細メンマ、そして一枚の海苔が、見事な色彩のコントラストを描き出しています。一見すると武骨なイメージを与えますが、立ち上る湯気からは、それとは正反対の、繊細で華やかな鯛の香りが漂ってきます 。これはもはや「中華そば」という枠組みを超え、和の職人技が結晶した「和蕎麦」に近い気品すら感じさせる、完璧な麺顔でありました。見た瞬間に、私の全細胞がこの一杯を渇望しているのを感じました。
<出汁> 鯛煮干しの高貴な芳香とタマリ醤油の重厚なコクが、魂の深淵まで染み渡る旨味の極致!
レンゲを静かに差し入れ、漆黒の出汁を一口。その瞬間、私の脳内に鮮烈な衝撃が走りました。見た目の重厚さとは裏腹に、驚くほどの「透明感」と「奥行き」が同居しているのです 。ベースとなっているのは、贅沢に使用された鯛煮干しの魚介出汁 。鯛特有の上品で甘い香りが、鼻腔をくすぐると同時に、たまり醤油特有の濃厚なコクと微かな酸味が、味覚の全域を優しく、しかし確信を持って包み込みます 。
さらに、その底流には豚の動物的な旨味が淡く、しかし確実に滲んでおり、スープに強固なボディ感を与えています 。この出汁の構成は、一般的なラーメンのスープというよりも、むしろ高級な日本料理の吸い物や、極限まで研ぎ澄まされた和蕎麦のつゆに近い感覚を抱かせます。鯛の繊細さとタマリの力強さが、決して反発することなく、むしろ互いを高め合いながら共鳴している。飲み進めるほどに新たな層の旨味が現れるその様は、まさに「飲み干すことが礼儀」であると感じさせる、魔力のような魅力に満ちていました 。
<麺> 心地よい食感がもたらす喜びと出汁を吸い込むことで完成する炭水化物の芸術的調和!
その絶品出汁を纏って現れたのは、プツプツとした歯応えが実に小気味よい細麺でした 。低加水気味の仕上がりは、噛み締めるたびに小麦の香りを鮮烈に弾けさせ、個人的にはどこか卵麺のような、ふくよかな甘みとコクを感じさせます。キリッとした完全なストレートではなく、全体的に緩やかなウェーブを帯びたそのフォルムは、漆黒のスープをたっぷりと抱き込み、一口ごとに至福の旨味を口の中へと運んでくれます。
特筆すべきは、この麺が持つ「出汁の吸い込み」の見事さです。時間が経過するにつれ、麺がタマリ醤油の旨味と鯛の香りをその内側まで取り込んでいき、麺自体の味わいが刻一刻と深化していく。一口目と最後の一口で、異なる表情を見せるこの麺のグラデーションこそ、細麺を愛する者にとっての最高の贅沢と言えるでしょう。喉を通り抜ける際のしなやかな感触も相まって、気づけば一心不乱に麺を啜り続けている自分がいました 。
<チャーシュー> 部位ごとの個性が火花を散らす、肉の旨味の三段活用。店主の矜持が宿る贅沢な肉盛!
この一杯において、具材の主役として君臨するのは、デフォルトで提供される三種類の豪華なチャーシューです。店主の「肉を楽しんでほしい」という並々ならぬ情熱が、この三片の肉に集約されています 。
まずは豚バラ肉!焼きの香ばしさと脂の甘みタマリ醤油の塩気と脂が溶け合い、口の中でとろける至福!。そして、豚ロース!しっとりとした熱風合いの質感で肉本来のキメ細やかさとスープの魚介感を引き立てる上品さ!。続いて豚肩ロース!。弾力と気のせいかスモーキーにも思える風味?噛み締めるたびに肉の力強い旨味が溢れ、全体の満足度を牽引!。
これら三種が、それぞれの個性を明確に主張しながらも、丼という小宇宙の中で見事に調和しています。特に「焼き」の入った香ばしさがスープに微かなアクセントを加え、最後まで飽きさせることなく、肉を喰らう喜びを存分に堪能させてくれました 。まさに圧巻の一言です。
<メンマ> 技が光る繊細な食感!濃厚な味わいの中で輝く完璧なる箸休めの極意!?
主役たちを支えるメンマにも、一切の手抜きは感じられません。丼の隅で美しく整列しているのは、丁寧に下処理された細メンマです 。その食感は、コリコリとした小気味よい抵抗感を残しながらも、サクッと軽やかに歯切れるという、絶妙な塩梅に仕上げられています。
味付けはスープの気品を邪魔しない程度に控えめながら、素材の持つ自然な甘みが丁寧に引き出されており、濃厚なタマリ醤油の世界観の中で、一筋の清涼感として機能しています。このメンマを麺と一緒に啜ることで、食感のリズムに変化が生まれ、重厚なスープの味わいの中に、軽やかなテンポが生まれるのです。こうした細部に宿る「ぐれっち」の矜持こそが、多くのファンを惹きつけて離さない理由なのでしょう。
<味変化> 微かな痺れと香りが織りなす劇的な転換点!一杯の物語を完結させる山椒という魔法!
物語の中盤、カウンターに置かれた「タマリ醤油用山椒」に手を伸ばしました。これこそが、この一杯をさらなる高みへと誘う、店主が用意した秘密兵器です 。山椒の鮮烈な香りが、鯛煮干しの魚介感と出会った瞬間、スープの輪郭がさらにキリリと鋭く、ドラマティックに変化します。
山椒特有の非常に微かな刺激が、たまり醤油の重厚な甘みを一瞬にして引き締め、味わいに圧倒的な立体感をもたらします。それはまるで、重厚な交響曲の中にモダンなスパイスが加わり、一気にエッジの効いた現代音楽へと昇華されたかのようです。最後の一滴、一粒に至るまで、驚きと感動を与え続けるこの演出。店主の味の構成力に対する深い洞察と自信に、ただただ脱帽するしかありませんでした。
総じまして・・・「阿佐ヶ谷の"中華そば 東京ぐれっち"で過ごした時間!単なる食事という行為を超えた文化的体験!?」
冬の凛とした空気、スターロードの懐かしい風景、赤星といいちこがもたらす酩酊の快楽、そして予期せぬ友人との語らい。それらすべての要素が、最後に出された「タマリ醤油そば」という完璧な終止符へと収束していく。漆黒のスープの奥に潜む鯛煮干しの優しさ、三種の肉が見せる豊かな個性、そして細麺が運ぶ多層的な旨味。これほどまでに叙情豊かで、かつ論理的に構築された一杯に出会えたことに、心の底から感謝しています。中央線沿線のラーメン文化が持つ懐の深さと、店主の真摯な手仕事が、訪れる者の魂を温かく、そして深く満たしてくれました。
今回の訪問は、阿佐ヶ谷という街の魅力を再発見し、ラーメンという食べ物が持つ無限の可能性を再確認させてくれる、素晴らしい旅となりました。スターロードの奥で静かに、しかし力強く灯る「東京ぐれっち」の火。その輝きを再び求めて、私はまた近いうちにこの暖簾をくぐることになるでしょう。激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
阿佐ヶ谷の
スターロードに
冬日射し
鯛の香りに
黒き海見る
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!