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コメント
こんばんは。
自分の時はあまりにドロドロしすぎて後半は箸も進まずグダグダ。
最後は胃にかなりヘビーに応えた記憶があります。
む~、それにしてもなかなか良い評価ですね。miles殿の80点以上は僕の中で
まず確実に美味いと言えるものなので、久々に行ってみる気が起こりましたよ。
タピオカは食感と、あと、茹で上がりを早くするために使用するみたいですね。
自分も麺に練りこんでみようかなと画策中です(笑)
Killa Queens | 2009年9月24日 23:22
miles
北崎ウンターデンリンデン
まるまる(°…°)四隅踏破
ななろく

摩天楼





11時40分ごろ到着で店内待ち2名のみ。券売機は入口左手、筆頭ボタンの「つけめん」(750円)をポチッとな、立ち待ちしている間に食券は回収されます。10分ほど待って着席し、ほどなく丼到着。有名店ゆえ本題。
では、つけ汁を一口……うん、たしかに濃厚ですが、最近たまに出会う「ヤタラ濃厚なダケ」系とは、全く別次元の「硬派」な手ごたえ。まず、濃厚な豚骨を中心に据え、これにガッチリとサバ節を食い込ませて、極めて強固な味の「コア」を形成しています。カツオなど、他の節系も感じますが、敢えてドカンとサバ節の比率を上げ、ワキ目もふらず動物系との一体感を目指す、実に「キッパリ」とした割り切り方。さらに、この「コア」を取り巻く脂分ですが、豚足やモミジでも使っているのか上手くコラーゲンであしらっており、豚骨のモタつき感を感じさせません……まるで、「コア」を取り巻く「大気」のような「軽さ」。さらに、ごく微かに感じるニンニクが「大気」を「濃密」に感じさせ、さらに微かな柚子の風味が「土星の環」のように、この美しい星を取り巻きます……いや、この雄大なスケールは見事。
麺は太麺ストレート。そのまま一口頬張りますと……噂通り、グニグニとシッカリした歯応え。タピオカを使っているとのことですが、それ自体は、実はつけ麺用の麺では珍しいことではないそうで。しかし、この麺の「グニグニ」感は他店を圧倒していると感じますな……味自体は、透き通るような「清純派」。このウブな麺を、ドロッと濃密なつけ汁に浸して、ズバァ~~ッといきますと……なんというか、濃密な大気が徐々に澄み渡り、恒星の光が地平線を茜色に染め上げて、惑星に「朝」が来るような……そんな雄大な「すがすがしさ」。なんとも見事、文句のつけようがありません。
具材は、麺の上にゴロリと横たわる、ブロック状のチャーシューと、つけ汁に沈むメンマなど。このチャーシュー、ガツンと表面を強く味付け、そのタレもまた絶品の美味さなのですが……「ブロック」でのせる、この「武蔵」風のやり方は、私の好みではありません。もちろん、この「質量感」が与える満足感がウリなんでしょうが……なんか、せっかくの「予定調和」の世界に、ゴツンと「異物」を放り込まれたような違和感。
―――実に「雄大」なスケールを感じさせる、希有な美味さ。具材も、アレンジメントに関する私の趣味の問題で、味・食感は文句なし。さすが人気店とうならせる一杯ですが……敢えて一つ指摘するなら、「つけ汁の量」。250gの麺量にしては、たっぷりとしたつけ汁の量、もちろん、お店の「サービス精神」なんでしょうが……食べ終わっても、タップリと残るつけ汁。割りスープはカツオ・煮干し出汁のようで、それまで主役だったサバ節と適量混じれば、さぞかし面白いと思いましたが……この残量では十分に混ぜ込めず、中途半端なスープ割に……見ていると、スープ割を残すお客さんも多いようですな。この「詰めの一手」が完璧なら、具材の件も帳消しで結構、是非ご一考を。