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「とらみちらぁめん(背脂多め)」@麺家 とらみちの写真ラーメンが食べたくなり、10時半に家を出た。目指したのは佐野。
裏道を抜け、高速を飛ばし、アウトレットに見向きもせず、
イオンの看板をチラ見もせず、ひたすらナビに従って走る。
市街地を通ると、有名な佐野ラーメンの店が目に入る。
店内は早くも賑わっているようだ。
しかし、私の目的地はまだまだ先である。
徐々に田園風景が広がり、高いビルも見当たらなくなった。
こんなところにラーメン屋があるのか、と思ったその時、
スピーカーから、聞きなれた女性の声が響く。
「マモナク、モクテキチ、シュウヘンデス」
私が佐野まで来た目的は、佐野ラーメンの店にはない。
背脂チャッチャ系の店、麺家 とらみちにおける、旨い背脂の補給である。

1月17日 11:25 到着。
やや古風で和風な外観を持つ店のためシャッターはないが、いわゆる「シャッター」である。
駐車場に数台の車が止まっているが、先客の姿はない。従業員のものと思われる。
定刻2分前。若い男性店員が出てきた。暖簾を掛けて、開店。

大きな合席用のテーブル席へ座ると、木の幹を切ったような形の椅子が少しガタつく。
床面に凹凸があるのだろうが、子供のころ貧乏ゆすりを得意とした自分には懐かしい感覚がよみがえる。
メニューを見る。
先人のレビューから、背脂増量ができることは分かっていたが、
メニューの下の方に「お好みで脂の量を調整します」と書いてあるのを見て、ひとり頷く。
こういう案内は大切だ。案内が書いていないと、言い出せない人もいるであろうから。
家を出る前から決めていた「とらみちらぁめん」(800円)を注文。もちろん、「背脂多め」を願い出る。
店頭に看板が出ていた新メニューの「2号らぁめん」も少しは気になったが、初回の訪問であるからここは初志貫徹。
あとは静かに待つだけだ。

厨房は見えないので、店主の動作は音で想像するほかにない。
7分ほどで湯切りの音が聞こえた。麺がザルの上で跳ねる音だろうか。これが10回。
続けて似たような音が聞こえた。今度はアミを振るような、こするような音だ。
細かく早く、十数回。あるいはそれ以上だっただろうか。
これが背脂を落としている音だと信じよう。背脂が振り注がれる様子を想像すると涎が出る。
注文から9分後、ラーメンが到着。
持ってきてくれた、眼鏡っ娘店員さんに了解を得て撮影。

スープには一面、背脂が浮いている。
「弁慶」や「もん吉」の脂多めのような、麺と具を覆い尽くしてなお、丼に青春を飛び散らせたような
暴力的・・・いや、情熱的な見た目ではない。
背脂は静かに佇み、その出番を待っているといえばよいだろうか。
早速口に含む。
本来なら、先ず素のスープを味わうところだが、我慢が出来ずに背脂ごとレンゲで掬ってしまった。
うむ、背脂が甘い。本来のスープは口当たりやや硬く、塩分が強い感じだ。
正統な、力強さを持つ豚骨醤油に背脂という組み合わせと言ってよさそうである。

麺はやや角のある、ウェーブがかかった中太麺。
やや硬めでスルスルと啜れるが、モッチリ感もあり、背脂をグイグイ吸い上げる・・・いや、違うな。
背脂がベタベタと貼りついてくる。
旨いではないか。
麺量は多くないので、ガッツリいくなら中盛(100円)か大盛(150円)がよさそうだ。
なお、高校生までは中盛無料とのことである。

具はチャーシュー2枚、モヤシ、メンマ、味玉、海苔、ネギ。
チャーシューは柔らかくつまむと崩れそうになるバラチャが2枚。
味付け程よく、厚みもあるのは好印象。
モヤシはシャキシャキした食感。アブラ一辺倒となってしまいそうなところをうまく中和してくれる。
ネギも同様。塩気と苦み、そこに甘みが合体する。
味玉は黄身がオレンジ色でトロリと甘い。
メンマと海苔は、アブラに夢中になりすぎたためか、印象にない。
他の方の写真と比較すると、「とらみちらぁめん」は、デフォの「らぁめん」に
チャーシューを1枚、味玉を1個、海苔を1枚プラスしたもののようだ。
+150円は、妥当なところだろう。

夢中に箸を動かすこと数分で完食。
スープは塩気が気になり、少し残してしまった。
歳のせいだろうが、気持より正直な、体の反応には逆らえない。
しかし、この味は好きだ。
「背脂多め」を頼んで思った通りの多であった点にも満足した。
わざわざ佐野まで来た甲斐があったというものだ。
目的は達せられた。
点数以上の満足感があるというか、強い再訪問意欲が湧いたのは、事実である。
次回はみそらぁめん。いや、ねぎみそらぁめんにしようか。それとも新作の2号らぁめんか。
ごちそうさま。

投稿 | コメント (8) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おばんです 萌えw

コチラは「醤油」「味噌」ともにいただきましたが個人的には断然「味噌」なんです、ペコリ。
背脂が鍋で乳化し若干のトロミを伴いますw

あぁ 食いたい。。。

原チャリ | 2010年1月19日 06:00

毎度ですw

写真を見ると背脂のドロ感が伝わってきます。
>スープは塩気が気になり、少し残してしまった。
まだ体調が良くないようですねw

コテハリアン | 2010年1月19日 06:49

ドンブリが綺麗だったと思いますが、このお店は鍋で背脂をあわせるのでアツアツで頂けます。
味噌美味しいですよ。

コンバット越前 | 2010年1月19日 09:10

こんにちは。
おっと佐野遠征ですか!わざわざ佐野まで来て真逆のラーメン、しかも絶品ならガソリン消費した甲斐があるってもの。
佐野系アッサリとは違い、近隣の方に選択肢が増えるのは良い事だと思いますねー。

なんた | 2010年1月19日 10:47

こんにちは。

豚骨醤油 いい響きですw
次回のチキチキ釣り大会時には断然ここが候補です!

チャコティ | 2010年1月19日 16:13

安心しました。4日ぶりにたっぷりと背脂を補給されたようで(爆)

おやす | 2010年1月19日 21:30

こんばんは。
遠路お疲れ様です。
当日私も伺いました。お会い出来ず残念です。
当然背脂の増量はしておりません。完飲しましたがwww

てるぞう | 2010年1月20日 00:01

こんばんは、さん
断然味噌、了解です。
隊員向けレビューに触発されましたが、初訪問なのでデフォでいきました。
ええ、次回は必ず味噌のコッテリでいきますw

こんばんは、コテハリアンさん
いえいえ、体調は万全ですよ。
ただ、胃が小さくなったようで、このあと連食できる状態ではありませんでした。
あれ?病気か?(爆)

こんばんは、コンバット越前さん
なるほど、それで綺麗だったのですね。
あのビシャビシャ感は、一部のマニアではないと受け入れられないかもしれませんから、
良いかもしれません。
次は、味噌を逝ってみます。

こんばんは、なんたさん
いや~、佐野といえば山盛りであり、背脂ですよ(爆)
しかし、この系統はこの佐野で受け入れられるのかちょっと心配な気もします。
ええ、私はまた行くつもりですがww

こんばんは、チャコティさん
おお、次はこちらですか。
しかし、まったく・・・。
皆さん、佐野に来たら、佐野ラーメン食べてくださいよ。


こんばんは、おやすさん
ありがとうございます。
でも、ここまできっちり補給できたのは久々です。やっぱりいいですね、背脂。
また行っちゃいますね~。

こんばんは、てるぞうさん
驚きました。最初は何かの間違いかと思いましたよ。
本当にお会いできずに残念です。
え?背脂の増量はしていない?ふ~んw
え?完飲??ふううううんん!(爆)

こんばんは、さん
え?おせっかいですよw
自由に佐野に来させてくださいww
>案内がなくても平気で「こってり出来ますか?」と言いますが何か?
見習うべきなんでしょうが、案内がないとついデフォで行ってしまいます(^^;

nice50 | 2010年1月21日 22:52