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タンメン巡礼記:調理センス抜群とよんだラーメン専門店で食べた極ウマのタンメン。麺が自家製なのよ。いやあ、久しぶりに満足いくタンメンをいただきました。フードライターを生業(なりわい)にしてよかった(してないって。)。このタンメン巡礼記は、いままで何件くらい書いてきましたかねえ。今まさにラーメン隆盛時代。ラーメンの勢いに押されて、このままでは滅び行く絶滅種になるんじゃないかとタンメンの行く末を危惧し、及ばずながらうまいタンメンを世にアピールしたくて始めたわけでございます。今回、ひさびさ気持ちを動かされるタンメンの情報を得て、およそ1ヶ月。とうとうお店にいく決行の日がやってまいりました。このお店、RDBでも高い人気を誇っているラーメン専門店なんです。タンメンというと、相場がだいたい街の中華屋さんのメニューで端っこのほうにあるものです。が、このばりばりの専門店のメニューにタンメンの文字を見つけたときには、どんなタンメンなんだろ、ってまず内容が気になりますね。そんでもってお店の情報集めが始まるわけです。お店のHPを見ると、普通に醤油、塩、味噌ラーメンを提供する一方、つけ麺やラーメンの応用版、豚角煮ラーメン、ワンタンメン、もやしあんかけ麺など多彩です。ここで行列が注目したのは、野菜炒めとチャーハンがメニューにあることです。これは、店内に鍋振りが出来る職人がいることを示しています。最近の人気ラーメン店では、まず鍋振りをやっている店はありませんね。設備投資はかかる、店の回転が悪くなる、以上に、鍋振りが『できない』。これは楽しみなお店ですね。また、HPのメニューの下には、お店のこんなメッセージが載ってます。都内のラーメン店を、片っ端から食べ歩いて研究した店主が、最終的に辿り着いた考えは、『飽きの来ない味を、飽きの来ない空間で食べる、ラーメン』なので、食材の一つ一つを吟味して愛情を込めて、作っております。このメッセージに、くらくら来ましたよ。ちゃんとラーメンと向き合い、ちゃんと考えている。行きた~い、と思っても、このお店、東京の葛飾区四つ木にあるんです。交通情報でいつも渋滞のときに名前が出てくる四つ木ってどんなところかなあ。行く道の渋滞を考えると仕事が終わった夜の時間に移動したほうがよさそうなんで、とりあえず地図ソフトを使って車での所要時間を調べてみました。行程49.7km所要時間1時間42分。うえ~、な距離です。東京から名古屋に行ける時間です。時速30kmに設定してますので、ま、もうちょっと短縮されても1時間半かかるでしょうね。そんだけのエネルギーと時間をかけて、やっぱり来た甲斐があった、となるか、な~んだ、となるか。な~んだ、はまずないと思いますが、好みがありますからこの辺は神のみぞ知る賭けですね。仕事もきっちり終わってさあ出発。東京と千葉、茨城を結ぶ幹線国道6号線には、必ずどこかで乗らなくてはなりません。特に柏と松戸がいつも渋滞ですので、なるべく裏道をつないで松戸を過ぎたあたりから6号に合流するのがベストです。菜美に、行き先は葛飾区四つ木なんて言っても、国道6号線を通るルートです、なんて最初からすまして返事するだけだろうから、行き先を切って、細かく次ぎはここまで、次はここまで、って指示しました。その甲斐あってさして渋滞にはまることなくお店がある商店街に到着して、コインパーキングに車と菜美を残しお店に向かいました。おお、このお店です。店のルックスからしてすでに昭和ですね。HPで見ていましたからすぐに分かりました。昭和は、木造りだったんだ。店の名前もなんだか優しいですね。まんまる。入店します。結構昭和ってます。これで床が土間なら本物の昭和です、ってくらい、いいムードですね。店内もずどんと空間をひとつにして厨房前のカウンターにテーブルを並べるなんてがさつなことはせず、きっちりと考えたレイアウトです。お客さんは半分程度くらいでしょうか。全貌がみえないようになってます。カウンター席に座って一応メニューを見ます。すでにHPで決めてますが、気になるのは、タンメンには細麺、醤油には太麺だと紹介しているブログがあって、ここは是非タンメンには太麺で合わせたい。お店の麺は、自家製麺で麺種によって麺を合わせるようにしているようです。リクエストもきっと聞いてくれるはず。若い男子店員が来たので、聞いてみましょ。あのお、このタンメンを太麺でお願いしたいのですが、できますか。すみませ~ん、タンメンで太麺できますか?って、店員さんは厨房に向かって大きな声できいてます。厨房で顔を上げたのは、あ~ら、店長じゃないですか。HPで顔を見てます。店長は、直接行列の顔を見て、はい、大丈夫ですよ。どんな麺でも選べますから。ほ~らね。店員さんに、それじゃあタンメン(野菜塩ラーメン)(780円)と味付け玉子(100円)をお願いします。味玉も評判いいみたいなんです。注文が済むといつもの店内目視取材。あら、今月のおすすめは、カレーラーメンとまぜそば。どっちもいってみたいし。食材へのこだわりもかいてありますね。にんにくは、青森産、しょうがは高知産。取引先のお店の名前もきっちり書いて、コラボしている様子が分かります。ちょうど入店のすぐ前に先客が入ってきたようで、ラーメンがどんどんあがりますが、他へ流れて行き。ようやく、登場しました。およそ6分での配膳でした。手際がいいですね。店主が炒めてました。おお、このルックス。思ったとおり、この店主、センスがいいですね。まず、一番上にのっていた、いきのいいニラを見てそう直感しました。これ、ほとんど火が入ってないですね。ニラは、この状態がきれいだし、うまい。もやし、きゃべつ、にんじん、万能ねぎ、きくらげになんとたけのこのスライス。この野菜炒めはうまい。めっちゃ、うまい。やっぱり火ですよね。にんじんには、ところどころに黒こげのスポットがついてます。いかに高温で炒めているか。しょうがやにんにくも最初の油を投入してきんきんに熱くなったところで投入しているに違いません。この辺は、マニュアルではいかないんですね。ラーメン作りを新人にまかせ、麺茹で何分、スープはカエシがこれだけで、そこにスープを張って。こうやって湯切り。トッピングは、こう置く、って教えられます。2日目から、もう次の人間にも教えられるくらい、簡単。でもね、鍋振りはそうはいきません。教えても、できない。センスです。センスがないと炒めすぎる。か、野菜のうまさが出る前に、火を切ってしまう。こりゃあ、チャーハンだな、次回は。麺は所望した太麺ストレート。多加水玉子麺といった風合いで、茹でも万全でうまいなあ。この麺、おそらくつけ麺、まぜそばに使う麺なんでしょうが、いえいえ、タンメン用に作ったと思えるほど、びったしでした。正解。こういう麺でタンメン食べるのは、初めての経験です。ものすごく、新鮮。タンメンで自家製麺、食べたことありますよ。千葉流山のぎょうざやさん、とか。この野菜炒めのレベルでこの麺のレベルは初めてで、はまりそうです。来てよかった。スープが、またまたうますぎるわ。いままで、ベスト3タンメンを決めてましたが、ん~ん、肩を並べますね。旧ベスト3は、どれも落とせないんで、1個足してベスト4にしておこう。この滋味な塩スープは名品です。ということは、もう食べなくても醤油ラーメンもいけるはず。都内を食べ歩いたという店主。腕に自信があっての食べ歩きだったのですね。ちょっと遠くてしゅっちゅうは行けませんが、機会をとらえてまた伺います。あんまりうまくて興奮してしまい、調理中の店主の手を止めさせてお礼、激お礼を申し述べてお店から出ました。
いやあ、久しぶりに満足いくタンメンをいただきました。フードライターを生業(なりわい)にしてよかった(してないって。)。
このタンメン巡礼記は、いままで何件くらい書いてきましたかねえ。今まさにラーメン隆盛時代。ラーメンの勢いに押されて、このままでは滅び行く絶滅種になるんじゃないかとタンメンの行く末を危惧し、及ばずながらうまいタンメンを世にアピールしたくて始めたわけでございます。
今回、ひさびさ気持ちを動かされるタンメンの情報を得て、およそ1ヶ月。とうとうお店にいく決行の日がやってまいりました。
このお店、RDBでも高い人気を誇っているラーメン専門店なんです。タンメンというと、相場がだいたい街の中華屋さんのメニューで端っこのほうにあるものです。が、このばりばりの専門店のメニューにタンメンの文字を見つけたときには、どんなタンメンなんだろ、ってまず内容が気になりますね。
そんでもってお店の情報集めが始まるわけです。
お店のHPを見ると、普通に醤油、塩、味噌ラーメンを提供する一方、つけ麺やラーメンの応用版、豚角煮ラーメン、ワンタンメン、もやしあんかけ麺など多彩です。ここで行列が注目したのは、野菜炒めとチャーハンがメニューにあることです。これは、店内に鍋振りが出来る職人がいることを示しています。最近の人気ラーメン店では、まず鍋振りをやっている店はありませんね。設備投資はかかる、店の回転が悪くなる、以上に、鍋振りが『できない』。
これは楽しみなお店ですね。また、HPのメニューの下には、お店のこんなメッセージが載ってます。
都内のラーメン店を、片っ端から食べ歩いて研究した店主が、最終的に辿り着いた考えは、
『飽きの来ない味を、飽きの来ない空間で食べる、ラーメン』
なので、食材の一つ一つを吟味して愛情を込めて、作っております。
このメッセージに、くらくら来ましたよ。ちゃんとラーメンと向き合い、ちゃんと考えている。
行きた~い、と思っても、このお店、東京の葛飾区四つ木にあるんです。交通情報でいつも渋滞のときに名前が出てくる四つ木ってどんなところかなあ。
行く道の渋滞を考えると仕事が終わった夜の時間に移動したほうがよさそうなんで、とりあえず地図ソフトを使って車での所要時間を調べてみました。行程49.7km所要時間1時間42分。うえ~、な距離です。東京から名古屋に行ける時間です。時速30kmに設定してますので、ま、もうちょっと短縮されても1時間半かかるでしょうね。そんだけのエネルギーと時間をかけて、やっぱり来た甲斐があった、となるか、な~んだ、となるか。な~んだ、はまずないと思いますが、好みがありますからこの辺は神のみぞ知る賭けですね。
仕事もきっちり終わってさあ出発。東京と千葉、茨城を結ぶ幹線国道6号線には、必ずどこかで乗らなくてはなりません。特に柏と松戸がいつも渋滞ですので、なるべく裏道をつないで松戸を過ぎたあたりから6号に合流するのがベストです。菜美に、行き先は葛飾区四つ木なんて言っても、国道6号線を通るルートです、なんて最初からすまして返事するだけだろうから、行き先を切って、細かく次ぎはここまで、次はここまで、って指示しました。
その甲斐あってさして渋滞にはまることなくお店がある商店街に到着して、コインパーキングに車と菜美を残しお店に向かいました。おお、このお店です。店のルックスからしてすでに昭和ですね。HPで見ていましたからすぐに分かりました。昭和は、木造りだったんだ。店の名前もなんだか優しいですね。まんまる。
入店します。結構昭和ってます。これで床が土間なら本物の昭和です、ってくらい、いいムードですね。店内もずどんと空間をひとつにして厨房前のカウンターにテーブルを並べるなんてがさつなことはせず、きっちりと考えたレイアウトです。お客さんは半分程度くらいでしょうか。全貌がみえないようになってます。
カウンター席に座って一応メニューを見ます。すでにHPで決めてますが、気になるのは、タンメンには細麺、醤油には太麺だと紹介しているブログがあって、ここは是非タンメンには太麺で合わせたい。お店の麺は、自家製麺で麺種によって麺を合わせるようにしているようです。リクエストもきっと聞いてくれるはず。若い男子店員が来たので、聞いてみましょ。
あのお、このタンメンを太麺でお願いしたいのですが、できますか。
すみませ~ん、タンメンで太麺できますか?って、店員さんは厨房に向かって大きな声できいてます。厨房で顔を上げたのは、あ~ら、店長じゃないですか。HPで顔を見てます。店長は、直接行列の顔を見て、
はい、大丈夫ですよ。どんな麺でも選べますから。
ほ~らね。店員さんに、それじゃあタンメン(野菜塩ラーメン)(780円)と味付け玉子(100円)をお願いします。
味玉も評判いいみたいなんです。注文が済むといつもの店内目視取材。あら、今月のおすすめは、カレーラーメンとまぜそば。どっちもいってみたいし。食材へのこだわりもかいてありますね。にんにくは、青森産、しょうがは高知産。取引先のお店の名前もきっちり書いて、コラボしている様子が分かります。ちょうど入店のすぐ前に先客が入ってきたようで、ラーメンがどんどんあがりますが、他へ流れて行き。ようやく、登場しました。およそ6分での配膳でした。手際がいいですね。店主が炒めてました。
おお、このルックス。思ったとおり、この店主、センスがいいですね。まず、一番上にのっていた、いきのいいニラを見てそう直感しました。これ、ほとんど火が入ってないですね。ニラは、この状態がきれいだし、うまい。もやし、きゃべつ、にんじん、万能ねぎ、きくらげになんとたけのこのスライス。
この野菜炒めはうまい。めっちゃ、うまい。やっぱり火ですよね。にんじんには、ところどころに黒こげのスポットがついてます。いかに高温で炒めているか。しょうがやにんにくも最初の油を投入してきんきんに熱くなったところで投入しているに違いません。この辺は、マニュアルではいかないんですね。
ラーメン作りを新人にまかせ、麺茹で何分、スープはカエシがこれだけで、そこにスープを張って。こうやって湯切り。トッピングは、こう置く、って教えられます。2日目から、もう次の人間にも教えられるくらい、簡単。でもね、鍋振りはそうはいきません。教えても、できない。センスです。センスがないと炒めすぎる。か、野菜のうまさが出る前に、火を切ってしまう。こりゃあ、チャーハンだな、次回は。
麺は所望した太麺ストレート。多加水玉子麺といった風合いで、茹でも万全でうまいなあ。この麺、おそらくつけ麺、まぜそばに使う麺なんでしょうが、いえいえ、タンメン用に作ったと思えるほど、びったしでした。正解。こういう麺でタンメン食べるのは、初めての経験です。ものすごく、新鮮。タンメンで自家製麺、食べたことありますよ。千葉流山のぎょうざやさん、とか。この野菜炒めのレベルでこの麺のレベルは初めてで、はまりそうです。来てよかった。
スープが、またまたうますぎるわ。いままで、ベスト3タンメンを決めてましたが、ん~ん、肩を並べますね。旧ベスト3は、どれも落とせないんで、1個足してベスト4にしておこう。この滋味な塩スープは名品です。ということは、もう食べなくても醤油ラーメンもいけるはず。都内を食べ歩いたという店主。腕に自信があっての食べ歩きだったのですね。
ちょっと遠くてしゅっちゅうは行けませんが、機会をとらえてまた伺います。あんまりうまくて興奮してしまい、調理中の店主の手を止めさせてお礼、激お礼を申し述べてお店から出ました。