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「中華そば(600円)」@ラーメン 三吉屋の写真新潟市に入る前にいた新潟県村上もフローズンシティに成り果ててました。そんな状況でしたが、てくてくがんばって目的のお店を歩きわたります。という事で、村上はさすがに鮭王国。いくら1つとっても、その後新潟で食べたどこのより粒が大きく、齧ってもつぶれないぷるぷりで、ここでたべたいくら丼のうまさは、しばらく忘れないことでしょう。

村上では、吉永小百合が大人の休日倶楽部のロケで訪問した場所の同じ立ち位置に立って写真を撮るお遊びをして、新潟に向かいます。ところがこの日も雪が止まず、村上から乗る予定の特急が遅れに遅れ、結局村上発新潟行きの各駅停車で新潟に向かいました。やれやれで、新潟駅前のホテルにチェックイン。新潟の夜は、旨い魚の居酒屋と決めてますが、それまで2時間あります。急いで宿を飛び出して、繁華街のある古町を目指して歩き始めました。

他から来ると新潟は本当に大都会ですね。雪は止んでいました。駅周辺の歩道の除雪は完璧です。歩いている人の数が違います。2時間後に飲みに行くので、ここは歩いて万代橋を渡って古町にむかいます。少しでもエネルギー消費を。新潟はもう7,8年ぶりでしょうか。以前何回か新潟に来た時は、万代橋は市電で渡ってましたが、現在は撤去されてすべてバスが代替になってます。雪はないものの、寒い北風が強く吹く中、最後の?力を振り絞って、三越の裏手にある新潟を代表する中華そばの名店を目指します。

お店の名前は、三吉屋。新潟4大ラーメンのなかで、伝統的な魚だしスープのあっさり醤油ラーメンがうりの名店です。創業半世紀以上がはぐくんだ、新潟の老舗店で飲みの前に一杯いただこうと思いたってきました。西堀通りを曲がって、三越を過ぎたところで、小さな中華そば屋がひそかにたたずんでいました。ここなんです。大都会を歩いて来た気分でしたが、ここで急に哀愁の街に佇む名画シーンに切り替わったような錯覚に陥ります。

時計を見ると17時になってました。まだいくら丼と日本酒が残っている感じだったので、あっさりラーメンでよかったなあ、と思いながらそろそろと入り口の戸を開けます。

こんにちわっていいながら入店。先客がひとり。その後後客は3人きました。本当に昭和の映画に出てくるよな中華そば屋ですね。シンプルで、せまくて、かわいい。厨房に旦那さん、厨房外に奥様がお客さんの入りを待っていたという風情。古いテレビが高いところに置かれています。寒い外から入ってきたので、人のいる暖かな場所が実に気持ちがいい。首を曲げて、メニューが貼ってあるほうを向きます。うああ、うれしい。

メニューを何回見たってやっぱりオーダーは中華そば(600円)です。奥様にオーダーを告げます。もう何年も続いているやり方です。券売機?何ですか、それ?

2,3分であっという間に配膳されました。想像通りの昭和ラーメンです。うれしい。魚節のにおいとめんまの匂いが競うように立ち上がってきます。表面はチー油で覆われていて、スープはちょい濁りのうすい醤油色。脂身のところを切り落としたロース肉の小型チャーシュー。昔だったら、大型チャーシューと形容されたでしょう。薄い色のメンマ。なると。刻みネギ。これだけです。これで十分です。

行列が子供の頃、覚えているのはラーメン1杯40円でした。目の前にあるラーメンとよく似ていますが、決定的に違うのは行列が食べていた中華そばのチャーシューの周囲が赤い紅色だったこと。それ以外はそっくり。と、思います。

れんげ?そんなもの、不要です。どんぶりを両手で持ち上げて、スープをすすりますが、このときのうまさったらありませんでした。寒いところをてくてく15分、20分歩いてきてますから、冷え切ったからだにエネルギーを注入された感じです。あご、煮干しのだしがきいて、うまいとしか表現できません。思わず厨房のご主人を見てしまいました。もうちょっと飲みたいを繰り返して、ようやくどんぶりを置いて麺にとりかかります。

麺は、中細のうねった麺茹ではやややわめですが、際どくセーフといったあんばい。もっちり、もっさりしていて、こいつも今では懐かしく感じる麺だと思いますが、最盛期には最先端の麺だったことでしょう。うまいです。このスープにはこの麺なんでしょうね。ずるずるすすっちゃいました。うまいなあ、うまいなあ。何回つぶやいたことか。

刻みねぎは、ここでもいい仕事をしています。めんま、は塩あじっぽくて、むかしのめんまの匂いがぷんぷん立ってきます。カップ麺で最近この匂いが立つ種類があり、成分を見るとめんまエキスのようなことが書かれてました。そのエキスたっぷりのめんまなんでしょう。チャーシューも昔タイプで、味はきつめです。

この1杯を食べれば、新潟でラーメン食ってきたよ、って言えそうな気がしました。このラーメンが新潟ラーメンの代表である限りは、健全だなあと思います。いつの間にか、競争、競争の時代に入ったラーメン界。なんでそんなに競争するの、って言いたくなるすばらしい食文化を味わうことが出来て、これで安心して飲みにいけます。

投稿 | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

どうもです

いくら丼と日本酒?間にラーメン食べて、魚の旨い居酒屋?羨ましすぎる~
って何となく順番が違うような・・・
いいですね~いかにもラーメンじゃなくて中華そばって言う見た目。
寒い夜にこういうラーメンが体に染みるンでしょうね。

UNIA。 | 2010年1月28日 09:45

UNIA。 さん

どうもです。
時間が足りなくて、順番?出たとこ勝負でした。
むか~しのラーメンが、まだランキングに入っているのは
嬉しい限りですね。ここを60点台以下をつけるなんて・・・。

行列 | 2010年1月30日 08:53