コメント
満を持しての光楽亭のレポート!
更には、楽屋裏話まで...w
チャーシュー麺に「中」がない理由
ポーチドエッグのトッピング
ボリュームタップリのチャーシュー
すべてに愛情もタップリのレポート!
自分もまた訪問しなければ!
あかいら! | 2010年2月20日 08:56あかいら!さん、コメントありがとうございます。
そして初めまして。
あかいら!さんの勇敢な地雷処理活動は以前から注目させていただいておりました。
そういえばこんな映画がまもなく封切りになるようですねw
http://hurtlocker.jp/
でも地雷処理は結果で、本当は昭和遺産発掘活動なのだということを知っています。
おかげで光楽亭のような素晴らしいお店を知ることができ、本当に感謝しています。
今後ともよろしくお願いします。
よしつぬ | 2010年2月21日 18:11始めまして、義経千本安打さん
今後ともよろしくお願いいたします。
ついにこのメニューを注文される方が・・・・・
初めて訪問時に、価格差の520円ってドンだけのものと疑ったものです。
>実はおばちゃんがオーダーを伝える奥の部屋には、今は誰も居ないはずなのです。
はい、昨年の始め頃までは、奥の部屋でオーブンやお皿の整理をされていましたが、臨時休業一週間程度経過後は、物音ひとつしなくなりました。
触れてはいけない事柄と判断、未だにオーダーを伝えるおばぁちゃまは、大将を一日たりとて忘れていないんでしょうね?
私にとっても大切な店です。
忍者信 | 2010年2月23日 06:03
よしつぬ



たごさく






入口の戸を開け「やってますか?」と言うと、テレビを見ていたおばちゃんから「いらっしゃいませ」の言葉があった。
先客はゼロ。カウンターの端に着席。正面の壁一面に張られたメニューに目を凝らす。チャーシュー麺は840円だ。ラーメンは小が320円だから、その価格差は520円である。これはこの店でラーメンの小をDMSで注文するよりも高価なメニューということになる。
誰にでもわかる計算。誰もが躊躇するオーダー。この店だからこそ、敢えてチャレンジしてみたかった。
かねてより聞き及んでいるとおり、奥へ向かって今受けた注文を告げるおばちゃん。
その奥の部屋に消えると、色々食材の準備をしているのだろうか、慌しく動き回ってカウンター前に戻って来ると調理開始である。
客は自分一人なのだが、妙に手間と時間がかかっているように思えた。
そうするうちに取り出された巨大などんぶりを目にした時、あることに気がついた。
他のメニューには、皆小(小とは書いていないが)と中の二種類のサイズがあるのに、チャーシュー麺だけには中がない。
今日はこの店に敬意を表しての訪問である。たのんだものを残すなどは、あってはならぬ事。覚悟を決めたw
先に高台に置かれた皿の上に「おまちどおさま」と置かれたその一杯は、どんぶりのサイズを除けば本当に懐かしく、気持ちを穏やかにさせてくれる佇まいである。
写真では判らないが、やや色の濃いこのスープの下には直径約6~7cm厚さ約1cmのチャーシューが四枚も潜んでいた。
とても細いメンマは、葉月や彩華あたりのものとは対極をなすものだろう。
たっぷり目のワカメが嬉しい。
そして何より驚いたのは、どんぶりの片隅に浮かんでいるのが味玉でもなければ、茹卵でもなく、なんとポーチドエッグだったことだ。今まであちこちでラーメンを食べたが、このトッピングには出会ったことがない。
黄身はトロリと半熟、というよりは生に近い柔らかさのものが、箸で割るとスープの中にこぼれ出てゆく。絶妙とはこういうことを言うのだろうか。
このスープ、見た目どおり味はやや濃い目だが、そこいらの中華屋さんのラーメンとは一線を隔す出来だと思った。
そのへんのことは詳しくないので、どこがどう違うとは説明ができないけれども、自分が子供の頃初めて食べた旨いラーメンにとても近い方向の味付けだった。ありきたりだが、やはり「懐かしい味」の一言に尽きると思う。
派手な湯切りなどなく、平ザルからスムーズにスープの中に移された麺は、中細で決して柔らかすぎることのない、最後の一本まで楽しめるコシだった。
麺量が1玉だったのか2玉だったのかは判らないが、とにかくチャーシューの食べごたえが凄かったために、固形物をやっつけた段階ではいつもだったらあるはずのスープ完飲の余力が失われてしまっていた。
結局5割ほどツユを残しての「ごちそうさま」となった。
想い描いていた以上の幸福感と満腹感をもらえたことを、心の中でおばちゃんに感謝して(それを言葉に出して言えない己のシャイさもまた心の中で詫びながら)、店を後にした。
***************************************
このお店を昔からご存知の方で、かつて大将とおばちゃんという体勢でお店をやっておられた頃があったのか、ご存知の方は居られるでしょうか?
話の出所を明かすことができないのですが、実はおばちゃんがオーダーを伝える奥の部屋には、今は誰も居ないはずなのです。
ともすればコミカルにも映るおばちゃんのアクションばかりが評判となっているようですが、あの「しゅう、しゅう」もよく聞けば「よいしょ」と言っているのの「しょ」だけが聞こえているように思えます。
一人になってしまったおばちゃんが、体のあちこちが痛いのを堪えながら懸命にラーメンを作ってくれているのだと、今日実際に店を訪れてそんなふうに感じた次第です。