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「四川担々麺」@麺屋 げんぞうの写真 仕事が週末に大きなヤマを越え、ちょっと放心状態の月曜日(15日)、休みをもらってユッタリと過ごすことに。お昼は雨の中、ブラリと湯島「麺屋 げんぞう」へ。
 まず、店構えが気に入りました。飾り気のない塗り壁の真中に引き戸一つ。これで提灯がなければ、ちょいと小粋な日本料理屋といった風情。その提灯も、「らーめん」「塩」「担々麺」とだけ書かれており、これを見ただけで、ラーメン好きなら「デキル」店であることがわかります。
 だいたい、「塩」と「担々麺」だけ出す店など滅多にない。本来「塩」が得意なら、一般客の好みを考えて、「醤油」などベーススープを活かしたバリエーションにするはず。まず「担々麺」は末席に近いメニューでしょう。しかし、本当にいい丸鶏スープがとれているなら話は別で、鶏ベースのラーメンに「起承転結」があるとすれば、「塩」が「起」で、「担々麺」は「結」。その二つしか出さないというのは、ある意味ご主人の「意気込み」ですな。私は「結論」から先に知りたいタイプ、注文は当然「四川担々麺」(750円)。
 というわけで、相手に「結論」を求める以上、私も「結論」から申しますが……これまで食した担々麺で、「最高」の部類に属する一杯ですな。高級ホテルの中華料理店で、こういうスタイルの一品を出すところがありますが、街のラーメン屋が1,000円以下で出す一品としては、まずは「ワン・オブ・ベスト」といえましょう。
 まず、スープ。ここまで味が完璧に一体化していると、もはや何がどう美味いというレベルじゃない。むしろ、担々麺なのに味が「一体化」していることに、「凄味」があります。普通、芝麻醤がどう、辣油がどう、ベースがどうなどと批評できるのは、逆にいえば味がややバラついている証し。しかし、ベースの鶏と魚介系、芝麻醤、唐辛子と中国山椒、そして干し海老など、すべてが一体化しながら、すべての存在がシッカリと感じられ、すべてが一体化しているのに、最後まで飽きない。
 さらに、麺。少し偏平した断面の中太縮れですが、これがまた美味い。いや、正確にいえば、麺自体の美味さもさることながら、スープと一体になって口の中に噴出する、甘さと辛さが一体となったこの味わいが……言葉を失うほど素敵です。さらに、ライスを少しいただいてスープに浸して食せば、麺とは違った甘みと辛味のシナジーが、脳幹を溶かすほど甘美で……ドアのガラス越しに、降りしきる雨を見ながら、至福の時間を過ごしました。
 ―――ただ、ひとつ気になったのはカイワレの食感。しかし、濃密な味空間に風のように涼やかな辛さを加えるこの食材も捨てがたい。他に方法があるかと帰り道に随分考えましたが……思いつきませんでした。夜には「味噌」も出すというこのお店。鶏ベースのお店なら、「味噌」は「起承転結」のさらにその先にあるはずで、こういうチョイスもまたこの店らしい。徹底的に「醤油」を避ける、その「心意気」に一票。

投稿 | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

こんばんは。
こちらの担々麺は美味いですよね、スープに量感の豊かさも深みもあって。四川担担麺 阿吽 湯島店が近所にありますが、キャラも被ってませんし、双方共すこぶる出来の良い担々麺だと思います。

こんばんは。

おぉ~高評価!
milesさんに「最高」と言わせる「担々麺」ですか!?
これは興味津々ですね~
ランチ営業は平日のみとハードルは高いですが、是非食べてみたいです。。。

ぽんたくん | 2010年2月21日 23:36

どうもです~。

おわぁ~、大台が出ましたね~!!
コチラは、遅くまで営業されているようですし、「深夜ラーで困ったら…」程度に考えていたのですが、そんな場合じゃないようですw
もしかすると、今日訪問のチャンスがあるかもしれません!
しかし、困りました。
まずは「塩」「味噌」を頂いてみたいですが、この美味しそうな画を見せられてしまうとこのメニューを頼んでしまいそう。
この画だけでも、ただの坦々麺には見えません。
選択の楽しみは、その時に取っておきますw

遅ればせながら、700採点達成おめでとうございました!!(汗)

王 二郎 | 2010年2月22日 17:45

こんにちは。
ここ行くことに決めましたw
こんなところにお店があったのも知りませんでしたが、担々麺の高評価はかなり興味津々です!
しかも一体化されたスープとは…都内に行く機会があったら必ず訪問します!

どんぐり | 2010年2月23日 23:31