SOBAHOUSE金色不如帰の他のレビュー
コメント
KMです。
行かれましたね。
満足されたようで、なによりです。
お写真を見て味を思い出してきました。
これだけの豚を煮ていれば、旨みも随分出るのでしょうね。
蛤だけではラーメンにならないのに、豚君がラーメンしてくれるのでしょうか。
麺も表面にザラツキがあるものは、食感があとあとまで残りますね。
それと風味が結びつくと、また行きたくなります。
さて、茨城のハマグリのフルコース。
よさそうですね。
貝を炭の上でただ焼いて食べるのが、最高です。
KM | 2010年6月20日 15:05まいど~
不如帰さん訪問されたんですね、自分もここは以前から気になっていたんですけどねぇ。
ハマグリ使用のスープはやはり気になりますよねぇ。
貝系の出汁は白湯系だと存在が消えてしまいますけど、この清湯なら引き立ちそうですね。
このスープなら最後まで美味しく完飲完食できそうですね。
GJ | 2010年6月20日 17:39どうもです
逃げたくなるほど表現に困るメンマ?食べないと~
しかしこちらは行きたいお店で3本の指に入っています。
早く行っておきたいお店です。
UNIA。 | 2010年6月21日 09:31KM さん
やっとこさ、行ってまいりました。
いやあ、まんぞく満足。
最初聞いたときは、何はまぐり?きわものやろ、と感じましたが。
これだけ永年続くとは。やっぱり調理テクがあるからでしょう。
そう、ボスがトンちゃんです。トンちゃんが居なければ、あと5倍
ハマちゃん必要でしょう。麺の選び方に店主の技量が垣間見えたような。
茨城阿字ヶ浦のはまぐり屋。焼き蛤に勝てるメニューは出ませんでした。
行列 | 2010年6月21日 20:03juventus - W杯に夢中 さん
行っちゃいました。申し訳ないことです。
そうなんです。かそけきはまぐりとトンちゃんを合わせたのがすごい。
微妙な割合を毎日ベストで提供する、って相当大変だと思います。
完食です。完飲はせず、おおさじ1杯残しました。健康考えて。
行列 | 2010年6月21日 20:20UNIA。 さん
めんま、ご賞味ください。いやになっちゃいます、うますぎて。
普通に表現すれば、穂先めんま、さくさくな食感、はい終わりですが。
そんな書き方をするのが失礼に当たるめんまだと思います。
逃げました。食べていただくしかありません。
行列 | 2010年6月21日 20:23どもです!
こちら大好きなお店です。
以前より蛤の風味がよわくなった気がしてますが
それでも嗜好にフィットしております。
醤油と塩とどちらも頂きましたが
次回は裏不如帰の煮干しを狙っております^_^
YMK | 2010年6月22日 10:45YMK さん
どうもです。
あっ、ホントですね。YMK さんはすでに
醤油、しおの両方いってますね。うらやましいです。
裏不如帰、これ平日の昼一日でしょ。こっちは、
可能性1掛け10のマイナス10乗です。いかんわあ。
行列 | 2010年6月23日 07:41
行列
グフ ゲルググ
北崎ウンターデンリンデン


つゆラーメン





大伴坂上郎女 万葉集巻八(西暦731年)
大海の底に沈みて静かにも 耳澄ましゐる貝のあるべし
窪田空穂
不如帰に行ってきました、はまぐりスープのラーメンが食べたくて。何年か前、テレビだったか雑誌だったか、はまぐりからスープをとって出汁にするラーメン屋があることを知りました。はまぐり、は、この間茨城県阿字ヶ浦にあるはまぐり屋ではまぐりのフルコースをいただき、全身堪能してきました。そんとき、ふとはまぐりラーメンのこと思い出しました。そう言えば・・・・・あったよね・・・・・。
このお店、不如帰があるのは渋谷区幡ヶ谷。今までの人生で全く関係するものがなかった土地です。京王新線、どう乗ればいいでしょうか。
この日行っておかないとしばらく行く機会はないだろう、と見当をつけた週末に行ってきました。新宿に来ると途端に千葉とは着ている洋服が違うことに気がつきます。着ることに注意がいってます。ああ、男はどこにいっても同じ。どこか道にテーブルを出したカフェで、冷たく冷やされたレーベンブロイでも飲みながらウォッチングをあてに一杯。うまいでしょうね。
幡ヶ谷には、不如帰の開店時間の40分前に到着しました。遠方から来ると、余裕時間の累計が大きくなってしまいます。駅から近いお店ということなので、まずお店を確認してから、ウォッチングしますか。と、思ってお店を探そうと携行品をチェックすると、ああ、違うお店の地図を持ってきました。これは最近レビューが更新され、新鮮味がなくなって順番を遅くしたおみせです。レビューを忘れた頃行こうか、と。
不如帰、ありません。GPSで自分のいる場所からお店までのルートを表示しているのに、見つかりません。不審者と思われるほど、狭い区域を行ったりきたり。ああ、向こうからジャパン・ポストの郵便配達人が来ますね。呼び止めて聞いてみましょう。お店の名前では、分からなかったものが住所を言うと、ああ、あそこの角曲がれば分かりますよ。そういう配達の仕方をしていたんだ。
この間人間ドックの順番待ちをしていた隣の男性65歳。定年後5年間、郵便配達の仕事をしていたそうで、そんなにエピソードが豊富な仕事なんですか。そう思うくらい、次から次からおもしろい話を聞きました。最後の仕事はこれ、って決めてます。
お店、すぐ分かりました。というか、お店の前は1回通過して気づいてません。坂の下から来たので看板が見にくかったのかなあ?そんなこた~ありません。先入観がじゃましただけです。お店に着いたら開店25分前。ちょうどいいや、って負け惜しみ。
11時34分。お店が開けられ、先頭に立って入店。入り口すぐ右にある券売機で、決めてきたメニューを購入。煮豚そば(醤油)(950円)。もう、はまぐりの匂いがしてます。今日は出来がいいんでしょう。
カウンター席に座って、食券をわたし、やれやれで店内をウォッチング。こぎれいな、コンパクトなお店です。照明をやや暗めにして、スポットを多用。黒が印象づくようなシンプルなインテリアデザイン。厨房の清潔さ、レイアウト、什器の配置など店主か女性かかなりの調理のプロであることを窺わせます。こういうことが出来るのは、調理にもユニーク性、合理性を求めるのが道理ですから、否がおうにも期待が膨らみます。
最初のアクションは、四角い凹型にフォルムされた黒い厚みのある磁器の皿と、その上に黒としろのアクセントもあでやかなモダンなれんげを乗せ、カウンター高台に置いたこと。こっちのラインの器できましたか。これなら、店のインテリアの意味が分かります。コーディネートしちゃってます。シンプルでシャープ。店主の好みが見えてきました。
7分後、配膳。黒い受け皿に乗せたのは、白磁のどんぶり。大型おちょこの円錐型で、これ最後に使っていたお店はどこだっけ。それで、受け皿が黒い理由が。
麺デザインを鑑賞します。吟味する、と言ったほうが適切なくらいしばし見とれてました。花びらのように要を中心に順序よく置かれたバラチャーシュー。細くて長いめんまが、これはかなりの量。丁寧にカットされた白葱。のり。
スープはほとんどにごりのない醤油色のうすいクリアスープ。表面には、焦がし葱がかなり浮遊しています。この焦がし葱をここまで入れるには、焦がしのテクがマスターされている証拠です。焦がしも完全タイプ。
麺を引き上げてみると、日本蕎麦のような印象で、この色や混じっている星の数からして全粒粉(ぜんりゅうふん)を使っているかもしれません。箸で持っても、かた茹でが伝わってきます。
さあ、はまぐり、はまぐり。モダンれんげでスープをいただきます。れんげを近づけただけで、懐かしいはまぐりの匂いがしてきます。これはいい。おそるおそる飲んでみます。まぎれもなく、はまぐりテーストでうまい。はまぐりエキスの量はどんだけ。容積が小さいとはいえ、このどんぶりのスープにここまではまぐり味を充満させるのは、相当たいへんな量のはずです。一日、何kgぐらいつかうのでしょうか。このスープは、結論を先に書いてしまうと、最後の1滴まではまぐりを楽しめました。テーストが全く落ちません。すごいことです。
これだけ読むと、はまぐりのお吸い物なんかを想像してしまうかも知れませんが、全く違います。何が?コク、です。これは、お店の看板にも謳ってますが、豚由来のコクです。スープ表面には脂玉が浮かんでいて、こいつががつんとうまい。はまぐりのあっさりを、豚でコクのあるスープに昇華させる。だめ押しに、焦がし葱をもってくる。実に合理的に考えられたスープが、想像以上に、想像より遥かにうまい。この知恵モノ店主には、渋谷区民栄誉賞を贈っていただきたい。
麺の個性がまたいいです。全粒粉らしさを残すためか、ややかために茹であげられ、気持ちのいい噛みきりができる。この麺の細さが好きだ。箸でたぐって、汁を飛ばしながら一気に吸いこむ。日本蕎麦を食べるがごとく食べてしまう。この間、同じ食べ方でトマトスパゲッティを食べて、シャツを汚してしまいました。
麺を食べるときだけ、一瞬はまぐりが霧散してしまうのは、麺に集中しているせいなのか。この麺は、表面がつるつるでないのが店主のこだわりとみた。麺をのむ、より、噛め、と。
チャーシューを多目にして、正解でした。この歯ごたえを残した調理は、普通の煮豚チャーシューを自慢しているお店に食べさせたい。どんだけ気の遣い方、遣う量が違うことか。食べるほうは、そんな手間に感謝しつつも、肉の旨みを残す、熱いスープの中でもほろほろにならないチャーシューを、うめえ、うめえ、って食べるだけ。申し訳ないことです。
めんまのこだわりは、半端じゃない歯ごたえと薄味。それ以上は表現できませんので、食べてください、で逃げておくか。
すばらしい一杯でありました。ラーメンではなく、店主に驚嘆しました。この幡ヶ谷商店街、また来ることになりそうです。