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「ラーメン」@柳華の写真9/21/10
◆南林間の手打ちラーメン(無名のお店シリーズ)

南林間で人気の炒めスパゲティの店マルスさんを
80000さんに教えていただく。
中学時代、外食でスパゲティを食べ始めた時は、100%炒めたものだった。
今のようにソースの水分や水を足して、オリーブオイルを乳化しながら和えるものは無かったのだ。
14:00 マルス着。
食後、南林間の有名店、龍の髯に久しぶりに行こうと思う。

駅の道を戻る。
ロータリーに出る直前。
『手打ちらーめん』の文字。
そういえば、この古い寂れた感じの店があったのだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/51740242?size=800

今日は何か気になるので、店外のメニューを見ると、ラーメン450円。
なんとなく、本物感が漂っている気が、急にした。
その時は暖簾をくぐり、扉の中にいた。

カウンターとテーブル席。
そこには年配の女性がお二人、ラーメンを啜っていた。

厨房には気難しそうな、やはり年配の職人さんがこっちを見ている。
少しの緊張感。
『ラーメンお願いします』

すぐに窓際のテーブル席に届けてくれる。
予想以上のしっかりした外観。
見るからに醤油らしい色合いだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/51740136?size=800
『写真を撮ってもいいですか?』
『えっ』と、言って、行ってしまった。

麺を取り出してみる。
おお・・・見たことあるような・・・・・

表面の油はほとんど見られない。
スープ用のガラかカエシからだけのようだ。

スープは予想通りのよく、まとまった味。
飲みやすく、旨みもある。
ある意味では最近よく体験する街の醤油ラーメンの味に近い。
若い人にも受け入れられるようにアレンジされている。
昔懐かしい味と言ういうより、今風の普通の味。
醤油がはっきりしていて、キレもある。

麺はまさに手打ち。
平打ち縮れ麺の幅はあるが、厚みが薄い。
味も旨みもある。
外層は柔らかく、ヌメリ感があり、喉越しがすごく良い。
中心付近は硬さが残っていて、その対照がいい。
いわゆるビロビロ感もある。
もうチョットだけ厚くすると、軽井沢方面の老舗蕎麦屋の蕎麦にも
食感が似ている。
町田方面にはないタイプだ。
結論から言うと、小田原方面の麺に良く似ている。

メンマの味は濃くなくて良い。

バラ肉のチャーシューが2枚。思ったより厚い。
カエシが程よく沁み込んだチャーシュー。
これもどこかで食べたものに似ている。
小田原、湯河原方面を思い出させる。
麺とチャーシューは、別次元で、歴史を感じさせる、普通ではないもの
だった。

スープだけ最近のものに近づけたのだろうか。
鶏か豚のガラは使っているようなコクがある。
魚系の風味や旨みもあるようだ。

街の小さい食堂でラーメンを作ることを想像すると、凝った方はガラは使うと思う。
それだけでは旨みがでない。旨みをどのように安定して出すのか、毎日の消費量とコストの問題に直面すると思う。
ただ最近はそれをサポートするものはある。
そういうことを想定してから、小さい食堂を利用すべきである。
要は、自分で店を経営していたらどうするかである。

ただし、無化調の場合でも、素材が天然の材料はいろいろあるので、
その味の違いは普通分からないだろう。それと同じで、素材は
基本的に元は同じものなのだから。

そんな背景の中で、オリジナルな、普通ではない味の部分を感じたので、
勇気を出して、怖そうなオジサンに話しかけてみた。

やはり『えっ』と、最初に言われる。ビビる。

この店を構えて、40年だそうだ。
その前に町田にもいたそうだ。
そして、その前は、湯河原の名店、『こぐれ』で働いていたとのこと。
知る人ぞ知るこぐれ、今は無いが、大西と比べられても、劣るものではなかった。
麺はそこでの手打ち、おそらくチャーシューもその時代のもの。
因みに大西さんは手打ちではない。

KMは、チャーシューの味が染み出したカエシから、小田原方面
を感じとっていたのだった。

本当はオリジナルの現代受けしない、スープに戻してもらいたい
と思った。でも、そういうラーメンを愛する人は、今ではあまりラーメン
など食べ歩いていない歳になっている。
30年40年前の味の片鱗を感じさせる味を、感じとってみたい人にだけ
おススメ。
麺とチャーシューとカエシのチャーシュー味で味わってもらいたい。
勘違いしてほしくないが、スープも醤油が好きな人ならおススメできる。
くれぐれも、
『旨い不味いは紙一重』
『旨い不味いは自分次第』であることを忘れないでほしい。

マルスでは、チャースパ650円+オムレツ100円。
麺量400g。大盛りは1.5倍600g。
モチモチ感のあるアルデンテではない麺。
安い、旨い、量がある、心があるの4拍子。
ハマッタ。
洗練されたドカ盛りB-1といった感じである。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/51740174?size=800

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/51740209

投稿(更新) | コメント (14) | このお店へのレビュー: 12件

コメント

こんばんわ。

ぬぬ。確かに時代を感じる店構え。

また抜き打ち的に行かせていただきます。
私もハマリたい。。。

KMさん、こんばんわ!

素晴らしく趣きのある佇まいですね、私はこう言う店を見ると反射的に飛び込んでしまいます。
横浜ではこう言うお店はかなり減ってきました。
中々、県央方面に赴くことの無い私ですが、いつも KMさんのレポートを読んで思いを馳せております。

麺々公平 | 2010年10月3日 20:24

KMさん、こんばんは。
おおお、こんな場所に小田原系テイストの一杯が眠っていたとは・・・
麺や経歴を聞いて納得という気がしました。
小田原系をどうアレンジしているのか試してみたいものです。

小田原はなんだかんだ言っても横浜からはそこそこ遠いので、
大和で食べられるというのは有り難いです。
これは即BMですね。

ぬこ@横浜 | 2010年10月3日 20:45

こんばんは。

今回のラーメンは隣にあるコップの水との
コントラストが絶妙です。
どちらも美味しく見えるから不思議です。
暑い日にラーメンを食べ終えて、その後
飲む水が旨いんだよな~

ayashi | 2010年10月3日 21:16

こんばんは

2年ほど前に娘の用事で南林間に行った時こちらにお邪魔しました
ただチャーハンを食べてしまいました
残念ながら味については失念w
麺が手打ちに気がついてればラーメンにしていたのに惜しい!
なんとなく町をふらふらして入ったのに同じお店を選ばれるとは奇遇ですw

B級グルメ | 2010年10月3日 23:00

KMさま おはようございます。

スープは、現代風に近づいているとのことですが、なかなかいい風情です。
南林間であれば、さほど遠くないので、追従したいと思います。

buriburi | 2010年10月4日 05:12

◆しおのヲタクわぶるまなじっちゃん ・・さん
コメントありがとうございます。

どうでしょうか、この店構え。
地方に行った時の、古い店のような雰囲気です。

だれが食べても美味しいラーメン、もちろんいいのですが、
こういうラーメンの中に、旨さを発見するのは
とても楽しいのです。

スパは量が多いのですが、昼メニューは少ないです。
量は減らしてくれるかもしれません。

◆麺々公平さん
コメントありがとうございます。

ちょっと見せていただきましたが、随分渋い趣味ですね。
参考にさせてください。
こちらも450円のラーメンです。
確かにこういうお店は減ってきました。
登録されていないこともあるので、見つけたら
登録して行きたいです。

これからもよろしくお願いします。

KM | 2010年10月4日 07:28

◆ぬこ@横浜 さん
コメントありがとうございます。

こちらの手打ちは、本格的なものです。
薄めで、やや周りが柔らかいのが、いかにも
小田原方面の麺です。
むしろ小田原の麺の原点に近いと思われます。

南林間なら近いですね。

◆ayashiさん
コメントありがとうございます。

写真、あまり凝って撮らなかったのですが、
そういう時のほうが、自然に撮れるようですね。

コップが旨く撮れる条件だと、ラーメンも
うまく撮れるようです。

醤油ラーメンは喉が渇きますね。
果物で水分をとるといいようです。

KM | 2010年10月4日 08:33

◆りうさん
コメントありがとうございます。

今は古い手打ちラーメンのお店は少ないですね。
確かに以前はたまに見かけました。
手打ちのよさがあります。
今世代交代が進んで来て、跡継ぎがあまりいないようです。

手打ちの店は少ないので、見かけたら寄ってみるのも
おもしろいです。

◆B級グルメさん
コメントありがとうございます。

奇遇ですね。
でも敢えてこのお店に入るところが、
いいですね。
なにか直感が働くようです。

湯河原式の手打ち麺、今度試してください。
あと、炒めスパ。

KM | 2010年10月4日 08:44

◆buriburiさん
コメントありがとうございます。

おはようございます。

早起きですね。
スープは少し旨みを増加した感じでした。
オリジナルはもう少しシンプルで、肉汁感があった
のでは、と想像してます。
チャーシューメンがなく、肉がやや小さいので、
肉が足りないのでしょうね。

麺は柔らかめの手打ちですので、口に合うかは
わかりませんが、手打ち麺の感触は他では味わえない
良さがあると思います。

KM | 2010年10月4日 08:48

どうもです

あ~こういう麺大好きなんです。
いろんな太さや形状がありますが、ピロピロなくらいの平打ちが好きなんです。
余計な具材はいりません。とことん麺を味わいたいですね。

UNIA。 | 2010年10月4日 09:37

◆UNIAさん
コメントありがとうございます。

そうですか。
多加水の平打ち縮れ麺は、神奈川西南部では
比較的珍しくないですね。
所謂小田原系の系統でしょうか。

手打ちとなると、少ないと思います。

メンを啜る快感が命のような麺です。

KM | 2010年10月4日 18:05

こんばんは!
行っちゃいましたか。マルス途中のお店ですね。
まさか・・・KMさんならこういうお店好きそうだな~手打ちて書いてあるし。
現実になりました!何だか嬉しいです!
凄い開拓じゃないですか?南林間に小田原系の味があるとは!!

そしてマルスはチャースパですね!食べましたよ自分も。目玉焼き乗せで大盛600g行きましたが不思議と行けちゃう炒めパスタ(笑)
ご主人が行ってましたが炒め前のグラムだから火を入れればダウンしてるみたいです。ニンニクパウダー必須です!!
龍の髯に行きたいのだけど、マルス後は無理です(苦笑)

80000 | 2010年10月8日 01:03

◆80000さん
コメントありがとうございます。

行っちゃいましたよ。
マルス、はまりました。
重さは茹で上げの重さということのようですね。
茹でる前の重さでは、多すぎるでしょうね(笑)。

トッピングも男が好きそうなものが多くて、また行きたいです。
良いお店でした。

手打ちと書いてあるのですね。
気になるものです。
蕎麦もそうですが、それだけで興味を持ってしまいます。
麺がいいと思います。チャーシュー麺があるといいのですが。

KM | 2010年10月8日 07:07