らぁめん居酒屋 北斗辛軒の他のレビュー
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こんばんは。
先週末は慶大の三田祭だったので、人通りが多かったのではないでしょうか。
ところで、北斗辛軒。味は確かなのに客足は今一のようですね。
近いうちに絶対うかがいます。
kamepi- | 2010年11月24日 21:23こんばんは。
先週末は慶大の三田祭だったので、人通りが多かったのではないでしょうか。
ところで、北斗辛軒。味は確かなのに客足は今一のようですね。
近いうちに絶対うかがいます。
kamepi- | 2010年11月24日 21:23
平日のお昼時に、田町駅西口あたりを歩くのも久々ですが……いや、ものすごい人。駅から西へ向かう細い道路は、車道まで人がビッシリで、お祭りなのかと思うほどの混雑ぶり。しかし、慶応大学の方へ大通りを渡ると、イキナリ閑散としてきます。まだ13時前でしたが、「北斗辛軒」もカウンターの先客は一名のみ。美味い店なのになぁ……やっぱ、ロケーションの問題かしら。注文は「伝統汁無し担々麺」(780円)を3辛で、丼は約8分で到着。
まずは、ザックリと麺・タレを混ぜ込んで、ヂュルリと一口……うん、なんともマイルド。花椒の香りがフワリと鼻を抜けていきますが、ビリビリした痺れは全くなく、分厚いコクの芝麻醤もトロッとしていて、麺のノド越しをスムーズに整えます。辣油の絡みも実にクリアで上品で、兼ね備えた複雑な風味も芝麻醤と混然一体……う~~ん、これは美味い。麺は浅草開化楼製の太麺ですが、クセのないハッキリした甘みの一品で、存分にコシを残しながらしなやかな口あたり。噛みごたえも固からず柔らかすぎず、絶妙の仕上がりです。特にこの素直な甘みが、芝麻醤の力強いコクに実によく合いますな。
具材は、挽肉、干し海老、数種のネギなど。特筆はこのネギで、白ネギ、青ネギをそれぞれ2、3種類の切り方でコシらえたものをアレンジ。それぞれ辛味・甘みが異なって、やもすれば単調になりがちな濃い芝麻醤に、実に多彩なアクセントを加えます。さらに担々麺( http://ramendb.supleks.jp/score/294102 )と同様、干し海老の旨みや香ばしさのちりばめ方も、この店独特のニュアンス。
―――そんなに杯数をこなした訳ではありませんので、まだよく分かりませせんが……世の「汁なし担々麺」は、芝麻醤の味の単調さを、意識し過ぎているのかも。そのせいか、ガンガンとスパイスや薬味を投入して、味をケバ立てないと気が済まないというか……そんな「強迫観念」があるのかもしれません。この店の汁なしを食べればハッキリわかりますが、芝麻醤も上質なものは、その深い味に飽きが来ない。素直な魅力溢れるその風味を、自然に盛り立てる食材で、ただ自然に支えてやる。実にそれだけで、ごく「自然」にステディな一杯が仕上がるという……もちろん、問題は何が「自然」かということなのですが、それに対して「さりげない」答えが出せるあたりに、この店の「実力」があるのでしょう。