コメント
はじめまして、(以前某BBSではすれ違った事はありますが)こちらは群馬県在住の新参者 原チャリと申します、以後よろしくお願いいたします。
とても興味深いレビューありがとうございます、学生の頃得意げになって春木屋荻窪を食べてたのが恥ずかしくなりましたw
私の地元の近くには佐野市という古いラーメンの町があります、有名になったのはここ20年くらいですが、繁盛店は実際には老舗ではなかったりするんです。
ラーメンの系譜も深い物がありますね、これだからヲタはうざがられたりして、、、w
参考になりました。
原チャリ | 2007年1月29日 20:35
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タバサ
やっぱりネコが好き

トゥールゴイ






土曜の午後の昼下がり、冷たい雨がそぼ降る中、訪れた。創業は昭和6年の日本蕎麦店である。蕎麦店とは言え、こちらは荻窪ラーメンの老舗中の老舗。いや、敢えて私は、荻窪ラーメンの原点と言わせていただこう。
歴史をひも解くと、そもそも現在の「春木屋 荻窪本店」は「春木家本店」のラーメン専門店として、開いたところ。戦後復員した親戚が仕事がないため、ラーメンの作り方を教えてあげて「春木屋 荻窪本店」で営業することになったのだ。その後代替わりして経営者が代わってしまった。その後「春木屋 荻窪本店」とは、疎遠となり何の関係もなくなったそうだ。これはお母さんから伺った話なので、間違いないだろう。
この歴史の流れを考えてみても、後発の荻窪ラーメン店が「春木家本店」の中華そばの影響を受けたのは間違いない。歴史の中で埋もれた事実であるが、この店が荻窪ラーメンの発展に果たした役割は大きい。荻窪ラーメンの老舗「丸長 荻窪本店」が、長野県出身の蕎麦職人4人が始めた店だったというのは単なる偶然でもないような気がする・・・。
さて店内は古いながらも清潔で落ち着きのある雰囲気。元気なお母さんが注文を取りにくる。広い店内に客は2人。一人は大学生らしき若者が遅い昼食。もう一人は昼間から酒をくらう初老の親父。何とも枯れていていい。
5分程で中華そばが運ばれる。見た目でわかる、正統派、純和風の中華そば。スープを味わうと、深みはないが、とても素朴な優しいスープ。雑味の少ない透明感のあるスープに仕上がっている。
麺は中細縮れ麺。特別味わいはないが、ずっと昔から、食べていたいたような懐かしさを感じる麺だ。資料によると2階が製麺所で、3種類の小麦粉を混合した自家麺だそうだ。
そしてチャーシュー、メンマは、ずっとこの味なのだろう。言い方は悪いが、時代から取り残された昔ながらの製法で仕上げている。旨いとは言えないが、それすらありがたみを感じてしまう。
色々質問する私に対し、帰り際お母さんは、「今度は生蕎麦を食べに来てね」と言われた。かつて日本全国の蕎麦を食べ歩いた時代もあったが、ここの蕎麦は未食だった。今度約束通り食べに来よう。