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「魚とんラーメン」@とろ肉つけ麺 魚とんの写真 「啓蟄」にふさわしい小春日和の日曜日(6日)、今日も今日とて休日出社。お昼は前日フラれた小川町某店を覗きますが……またしても撃沈。職場に帰ろうと地下鉄入口に向かう途中、何気なく「魚とん」の券売機を眺めますと……お、ラーメンがある。店名が「蔦八」だった頃から、ここってつけ麺専門じゃなかったっけ。ちょっと興味がわきました。
 ラーメンは2種ありますが、とりあえず店名を冠した「魚とんラーメン」(700円)をポチッとな。引き戸を開けると、業界随一との誉れも高い、美人店主さんがお出迎え。誇らしげに飾られたラーメン界有名人の色紙を眺めるうち、丼は約6分で到着。
 明らかに、スープ量も麺量も控えめな、こじんまりとした丼姿。とりあえず、スープを一口……うん、なかなかイケます。主軸にドンと据えられているのは、実に豊潤な味わいの豚骨・鶏ガラ。ゲンコツ・背ガラを主体にしながら、鶏ガラでコクを深めつつソフトに和らげ、モミジでサラリとした口あたりを加えて飲み口スムーズ。魚介的な旨みも感じますが、節系の主張を敢えて弱め、煮干的なニュアンスの旨みでそっと動物系を下支えする程度。カエシの効かせ方にもワザとらしさがなく、よくある豚骨と煮干のアンマッチも、背脂による適度な「ボカシ」でうまくイナしていますな。ただ、最初から黒胡椒を効かせていますが、アクセントにはなっているものの、この辺りは客の好みに任せた方がよいのかも。
 麺は、浅草開化楼製の中太ストレート。つけ麺用にしては加水率やや低め、ポクポクとした軽快な歯切れに加え、ダイレクトに伝わる豊かな甘み。少し短めのカットですので、すすり心地がイマイチですが、どうしてなかなかイイ線いってます。
 具材は、刻みチャーシューにメンマ、2種のネギと糸唐辛子。特筆は刻みチャーシューで、スープにしっかり混ざり込み、肉汁でスープのコクをさらに深めながら、麺にも絡んでいいアクセントを加えます。メンマも標準以上の仕上がり。
 ―――味としては大満足の一品ですが、問題はクォリティではなく「クヮンティティ」。麺量はおそらく120g程度、スープ量もつけ汁とほぼ同量と思われ、これで麺量「並/大/特・料金均一」のつけ麺(750円)と50円違いとは、多少納得がいきません。つけ麺専門では乗り切りが難しい、冬専用メニューなのかも知れませんが……世に数多ある「豚骨魚介」系に対しても、十分な戦闘力を持つ味だけに、ちょっと惜しい一杯でした。

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