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「地鶏そば」@八木屋の写真 金曜夜(22日)、ネットで見つけた某店目指して、新小岩駅から平和橋通りをひたすら南下。小雨がパラつく中20分近くも歩き、ようやく探し当てましたが、無情にも「シャッター」とご対面。ヤレヤレ……これから別駅に向かう気にもならず、やむなく近くの「八木屋」に緊急避難。
 引き戸を開けると、先客4名のみ。マンガを読みながら、ゆっくりと麺をすするリーマンたち……いかにも「金曜夜」といった風情です。前回食した「らーめん」は、具材がやや平凡という印象でしたが、スープの「旨み」は鮮烈に覚えております。今回は「奥久慈しゃも」でスープ・具材を強化した一品、「地鶏そば」(750円)に挑戦。
 まず、スープですが……相変わらず強烈な「旨み」。「らーめん」のスープよりは鶏ガラがかなり強めに感じられますが、むしろこの方が魚介系とのシナジーが強まるようです。見事なバランスで形作られた味の「丸み」を、醤油で優しく引き締めて、なんとも見事な構成。惜しむらくは、ちょっと塩分高めかな……塩カドが立つほどではありませんが。
 麺は中細の弱縮れ、少し加水率高めのようですが、強めのゆで加減のせいか、しっとりした食感で、喉ごしも滑らか。さらに水菜のシャキシャキ感を加えて、食感の変化も見事。いわゆる「鶏チャーシュー」はモモ肉4枚、非常に控えめな味付けで、素材の美味さを前面に出そうとしていますが……ま、確かに美味しいのですが、なんせ「背景色」の鶏ガラスープが「鮮烈」なだけに、味の印象が薄まって、これは残念。それに、モモ肉の肉汁のせいか、全体として少し油分多めに感じられ、スープのキレを鈍らせています。
 「らーめん」「地鶏そば」と味わい、あらためて感じるのは、この店の麺・スープの完成度の高さ。むしろそれ故、どんな具材を持ってきても、なかなかビタリと合いません。磨き上げられた「象牙の塔」に、かける花輪などあるのでしょうか……などと思いつつ店を出ると、なんと店前に「新メニュー・牛すじつけめん」(850円)との掲示。なるほど、辛みをつけた牛筋なら、あるいは……またしても宿題が増えて、ちょっとワクワク。商店街「ルミエール」のアーケードで雨を避けながら、上機嫌で引き上げる、おじさんなのでした。

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