なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

「味玉らーめん」@らーめん まといの写真 なんとも蒸し暑い梅雨時の夜(27日)、丸ノ内線銀座駅にも地下鉄特有の熱気がこもって、こりゃ完全に「夏」ですな……ワイシャツの袖をまくって、小川町へ。
 地下鉄出口から「つじ田 神田御茶ノ水店」をチラリとみると、行列5人。淡い期待も露と消え、ま、所詮「行列嫌い」の私には縁のない店ですな。目指す「まとい」は「つじ田」のすぐ裏手、暖簾をくぐると先客ゼロ。券売機は入口右手、イチオシ表示の「味玉らーめん」(750円)をポチッとな。
 女性店員が食券を引き取り、お冷をカウンターにおいて座席へ誘導、なかなかスムーズな接客です。ちょっと高めのカウンターに頬づえついて、ホッと一息……した途端、ドヤドヤとお客さんが来店、あっという間に満員、横ではOL二人が早速「カンパ〜〜イ」。皆さんの注文を聞きますと、新メニューの担々麺が結構人気のようですな……丼は約6分で到着。
 まず、スープを一口……なるほど、ご主人の修行店「とうかんや」に似てますな。豚・鶏・魚介のトリプルスープは鶏がやや強め、これにニンニク・ショウガの香味油が、強めにアクセントを加える構成です。澄んだ旨みは無化調の証し、なかなかスッキリした味わいで、醤油ダレのコクに香味油のショウガがキレを加えて、かなりイケます。ただし……「とうかんや」同様、旨みを強めるためのトリプル構成なのに、ショウガがそのシナジーを邪魔しているような、そんな印象。惜しいですな。
 麺は浅草開化楼製の中太弱縮れ、加水率低めのせいか、そっと受け止めるような優しい歯応え。甘みも上々、なかなかの麺です。さらに、細切りのネギがシャキシャキ感をサポート、麺をスープのキレに馴染ませています。特筆は味玉、黄身がトロリと流れ出るほどのゆで加減で、スープに染み出さぬよう一気にいただきますと……黄身の自然な甘みが口にフワ〜〜ッと広がって、さすがご主人の自信作、ハナマルです。肩ロース・チャーシューはまずまずですが、メンマはやや平凡な出来で、もう一歩。
 スープにキレを加える一方、旨みを損ねる「両刃の剣」、ショウガ。「とうかんや」の評価を分けるこのスパイスに、自分なりの解釈を加えた一品。ご主人がイメージする高みには、まだ達していないような気がしますが、彼にしか見えないナロー・パスがあるのでしょう。帰り際、「今後ともよろしくお願いします」と丁寧に挨拶される女性店員の方……ご主人のご家族の方でしょうか……そんな気がする、ひたむきさでした。

投稿 | コメント (0) | このお店へのレビュー: 2件

コメント

まだコメントがありません。